ひたすらにポジティヴなエレギ
昨晩の天気予報で、今日も一日曇りで梅雨明けは全くいつになるか判らない、なんて、したり顔で、気象予報士が語っていたが、朝目が覚めたら、ここ千葉県北西部地方は「ピーカン」。しかも、今日は一日、ほぼ快晴。いったい、気象庁、気象予報士って何をしてるんやろか。ここのところ、予報が当たらない日が多いのは、まったく困りものである。
さて、ここまで、朝から「ピーカン」だと、ネクタイを締めて会社へ行きたくなくなる。ということで、今日は、ビジネス・カジュアル+クールビズ。ネクタイを締めないと、体感温度は2〜3度は違う。強い朝の日差しを浴びながらも、ちょっと涼しい感じで会社へGO!
これだけ「ピーカン」だと、通勤音楽も、ひたすらに「ポジティヴ」なものが良い。しかも、今、季節は夏。夏の「ピーカン」な朝は、やっぱりフュージョンでしょう、ということで、今日の通勤音楽は、ラリー・カールトン(larry Carlton)の『Stikes Twice』(写真左)。ラリー・カールトンのソロ第2弾のアルバムである。
冒頭、表題曲の「Stikes Twice」から、いきなり「ポジティヴ」な音。全く憂いの無い、ひたすら「ポジティヴ」なカールトンのギター。バックの演奏も、あっけらかんとした、単純に「ポジティヴ」なリズム。そして、アルバム全体を覆う、「熱帯の楽園」的な明るく、爽やかな、ネイチャーな雰囲気。いいですねえ、夏の晴れた朝にピッタリですね〜。
このひたすら「ポジティヴ」で、「熱帯の楽園」的な明るく、爽やかな、ネイチャーな雰囲気の中では、ボーカル入りの楽曲もほとんど気にならない。ただただ、心地よい風の様に、耳の中を、頭の中を、爽やかに吹き抜けていく。
このアルバム、デビュー・アルバムの「夜の彷徨」と比べられて、「練習曲くさい」とか「上手すぎるが故の弊害」とか、なにかと評価が低いアルバムですが、僕はそうは思いません。このアルバムの持つ、あっけらかんとした、全く憂いの無い、ひたすら「ポジティヴ」なカールトンのギターと、アルバム全体を覆う、「熱帯の楽園」的な明るく、爽やかな、ネイチャーな雰囲気がとても素敵なアルバムだと思います。
特に、3曲目の「Midnight Parade」は、聴き応え十分。ひたすら「ポジティヴ」で、楽園的でネイチャーな雰囲気は、ちょっとばかし、パット・メセニーのネイチャー・フュージョンを思い出したりして、素敵な雰囲気の楽曲です。
このカールトンのセカンド・アルバム「ストライクス・トワイス」。夏の晴れた朝にピッタリの、今の季節にお勧めのフュージョン・アルバムだと思います。
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