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2007年6月11日 (月曜日)

たまには、ちょっと掘り出しもの

いよいよ、梅雨って感じの朝。ここ千葉県北西部地方は、朝、雨が残って、もう「梅雨」って感じのどんよりした空。湿気もしっかりあって、ジメジメしていて、月曜日の朝には、まさに相応しくない気候。

今日から2日間、うちの嫁はんが、実母、叔母と京都、奈良に旅行に出かけてしまったので、久しぶりに独身の身と相成った。まあ、日頃の精進の甲斐あって、晩ご飯や朝ご飯も自分で出来るので、のんびりとやっている。

最近、iTunes Storeを徘徊しながら、掘り出し物のJazzアルバムは無いか、探索しているのだが、これが結構、あって、予算が続かない。最近は、1枚1,000円以下を基準に探索しているのだが、これがまた結構ある。iTunes Storeは、1曲30秒の試聴ができるので、そのアルバムの雰囲気は、おおよそ、感じ取ることができる。

What_happens

今日の掘り出し物のアルバムは、Phil Woods&Art Farmerの「WHAT HAPPENS?...」(写真左)。メンバーは、Phil Woods(as)、Henry Textier(b)、Danniel Humair(ds)で、もう既に、ヨーロピアン・リズムマシーン的雰囲気。加えて、George Gruntz(p)ではなく(だったら、完全に「ヨーロピアン・リズムマシーン」)、Martial Solal(p)。そこに、Art Farmer(flu)が乗っかって、なかなかに、エッジの立った、疾走感溢れる、エネルギッシュなハード・バップ。やっつけ3時間で録音したというだけあって、粗い部分がそこかしこにあるんですが、そんなところに、意外と生々しさが感じられて、趣ある演奏となっています。

このアルバムに注目したのは、僕の好きな、ミッシェル・ルグランの「What watch happens」と、「Blue Bossa」という、お気に入りの曲が入っている、ってこともあるなあ。この「What watch happens」、いきなり疾走アップテンポでテンション高い。ザラザラした肌触りのシンバル音がフロントを煽りたて、FarmerもWoodsも絶好調で吹きまくります。そして、不意打ちを食らわせられたような、超高速「Blue Bossa」。リズム隊がとても良い。大活躍。Humairのアフロなリズム、パーカッシブなSolalのピアノ。こんな「Blue Bossa」、聴いたことない。これはこれで面白い。

30秒試聴で衝動買いしたんですが、これがなかなかで、今日一日、3回も繰り返し、聴いてしまいました。時には、こんな「掘り出し物アルバム」も良いですね。ちなみに、この中古盤は、桁違いの値段が付いていた「幻の名盤」だったそうです。でも、演奏的には、粗い部分がそこかしこにあって、全体的にまとまり感が足らない雰囲気もあり、録音のバランスもやや難ありで(ピアノが引っ込んでいて物足りない)、「幻の名盤」としての高額取引には、疑問ですね。

まあ、「幻の名盤」は言い過ぎですが、なかなかに、エッジの立った、疾走感溢れる、エネルギッシュなハード・バップが楽しめる「佳作」だと思います。たまに聴くと癖になりそうですね。
 
 
 
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