ジャズ・ギターと言えばこの人
今日から4連休。僕の場合、昨日から休んでいるので、5連休になる。このGWという期間は、旅行に出たとしても、国内であれば、どこも混雑で、結局、人を見に行くようなものなので、旅行の予定は立てない。まとまった時間がとれないと出来ないことを、このGW期間中はすることにしている。
が、今年は、その「まとまった時間がとれないと出来ないこと」が無い。とすると、今日からの4連休、暇になるので、嫁はんの実家にでも遊びに行こうと思っている。
さて、我がバーチャル音楽喫茶『松和』の「ジャズ・フュージョン館」では、ジャズ・ギターのコーナーが手薄で、ずっと気になっている。しかしながら、ジャズ・ギターって、ちょっと難しいところがあって、ジャズ初心者の方々に、どのジャズ・ギターを楽しんでもらえれば良いのか、ちょっと思案投げ首状態ではあった。
そこで、ウエス・モンゴメリーである。やはり、ジャズ・ギターと言えば、この人だろう。親指によるピッキング、オクターヴ奏法、和音を駆使したフレージングなど独創的なプレイでジャズ・ギターに革命をもたらした男。今、ウエス・モンゴメリーの所有する全アルバムをiPodにおとして、おさらいヒヤリングの真っ最中である。
ウエスのアルバムを聴いていて、彼の個性である「親指によるピッキング、オクターヴ奏法」には、ただただ、脱帽するばかりなのだが、彼の個性は、ライブアルバムで、更に輝きを増すのだ。その代表例が「ハーフ・ノートのウエス・モンゴメリーとウィントン・ケリー・トリオ」(「SMOKIN' AT THE HALF-NOTE」・写真左)である。
ウィントン・ケリー・トリオとともに、スウィングしまくるウェスの会心作。メンバーは、Wes Montgomery (g), Wynton Kelly (p)i, Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds)。なかなかのメンバー構成。彼の個性である「親指ピッキング&オクターヴ奏法」が、アルバムを通して、効果的に「炸裂」する。そう効果的に「炸裂」するのだ。「親指ピッキング&オクターヴ奏法」をひけらかす様に全面に押し出すのでは無く、抑制気味に、小出しに、いざという時の必殺技のように、効果的にアピールする。ウエスは知恵者である。
「ホワッツ・ニュー」「イフ・ユー・シー・ミー・ナウ」「ノー・ブルース」などのスタンダード曲がごきげん。何かに取り憑かれたかのように、ノリまくるウエス。そのウエスのノリに触発されたかのように、熱が入って、負けずにノリまくるピアノのウイントン・ケリー。堅実サポートの、チェンバースのベースとコブのドラム。とにかく、このアルバムでは、ウエス・モンゴメリーの、ジャズ・ギターの「ノリ」が、心から楽しめます。
さあ、頑張って、ウエスをおさらいして、近いうちに「ジャズ・フュージョン館」へアップするぞ〜(笑)。
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