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2007年5月 9日 (水曜日)

雨を見たかい・・・・

なんだか暑い。朝、既に日差しがきつい。紫外線がバンバン降り注ぐような、強い日差し。まだ、朝なのに。そして、今日、東京の最高気温は、28.8度まで上がった。こりゃ〜もう、夏である。まあ、明日、天気は崩れて雨になって、涼しくなるそうなので、ほっと一息である。

さて、懐かしの70年代館の更新ネタを整理している最中、今日は、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(以下CCRと略す)のアルバムをまとめ聴き。朝の通勤音楽は「Pendulum」。CCRの通算6枚目のアルバムである。

この「Pendulum」の有名な収録曲が「雨を見たかい(Have You Ever Seen the Rain?)」である。日本のテレビのコマーシャルのBGMとして、幾度となく採用された、サザン・ロック風でアーシーな渋〜い名曲である。John Fogertyの迫力あるボーカルがたまらない。

Ccr_pendulum

しかし、この「雨を見たかい」という曲、どんな内容の歌詞なのか、しっかりと理解している日本人って少ないのでは無いだろうか、とふと思った。

When it's over so they say
It'll rain a sunny day,
I know shinin' down like water

その後で こう彼らは言うんだ
雨が降るだろう 晴れた日に
俺は知っている 雨のように降り注ぐ光を

I want to know, have you ever seen the rain?
I want to know, have you ever seen the rain?
Comin' down on a sunny day

俺は知りたい 君はその雨を見た事があるのかい?
俺は知りたい 君はその雨を見た事があるのかい?
晴れた日に降る雨を・・・

この歌での「晴れた日に降る雨」は、当時、米国がベトナムに撒き散らしていた「ナパーム弾」の隠喩であるという説が広く普及している。故に、米国で大ヒットしたものの、放送禁止になった州もあったそうだし、イラク戦争の際にも、放送局によってはオンエア自粛のリストに加えられたりもしたそうだ。

サザン・ロック風でアーシーな渋〜い曲で、John Fogertyの迫力あるボーカルがたまらないのですが、この「雨を見たかい」って、実に硬派な反戦歌なんですね。

「晴れた日に降る雨」が「ナパーム弾」の隠喩だという説を初めて本で目にした時には、体に一瞬、電撃が走ったような衝撃を受けました。う〜ん、このあたりが、単にあっけらかんとした米国南部志向の西海岸ロック・バンドだと思われがちなCCRの魅力なのかもしれない。

英語の歌詞って、ちゃんとその意味を理解していないと、とんでもないトラブルに発展することがある、っていう好例ですね、この「雨を見たかい」って・・・。
 
 
 
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コメント

内容、非常に真摯で、ヘヴィですね・・・。

今年の教え子には二名、ベトナムからの青年が来てまして、
優秀な上に、純粋で明るく、努力家です。
でも、彼らは所謂「戦後生まれ」で、親兄弟が辛い時代を
生き抜いてきたことをよく分かっています。

ナパームはオレンジの炎だって、彼らが教えてくれました。

yurikoさん、いらっしゃい。松和のマスターです。

そうですね。今日の話題はちょっとヘビィです。
 
今日会社で、CCRの「雨を見たかい」の話題になり、うちの
若い衆が知ったかぶりして「あれは渋くて格好良い曲ですよね」
と言ったので、この「晴れた日に降る雨」の話をしました。
 
すると、今の20歳代の子達って、ベトナム戦争のこと知らない
んですよ。当然「ナパーム弾」ってものも知らない。

一体、この子達って、どういう教育環境で育ったんだろうと、
愕然としました。人間の忌まわしき歴史について教えもせず、
知ろうともしない。これでは、国際社会の中で、アジアの中で
活躍するには程遠いと感じた一日でした。
 

>今の20歳代の子達って、ベトナム戦争のこと知らないんですよ。
>当然「ナパーム弾」ってものも知らない。
これ、ホントに・・・?
それはもう、世界基準で教養とか常識とかが0ちうことなのでは?なんかクラクラします。

yurikoさん、ど〜も。松和のマスターです。

いやいや、ほんとの話です。今の若い子って、歴史っていう
ものにあまり興味が無いそうで、外国の歴史のみならず、
日本の歴史すらも語れない若者が増えてきました。

僕の部署に海外から来たメンバーがいますが、このことに
ついては、ちょっと呆れていました。他国の人に自分の国
の歴史を語れない、他国の歴史を理解しようとしない。
ほんとにクラクラします。

さすがに、自分の部下が海外出張する時は、歴史の話をし、
歴史の勉強をしていく様に指導するよう心がけています。

しかし、どうして、こんな若者が増えてしまったのか。
この国の教育はどうなっているのか、沈鬱な気持ちに
なってしまいます。
 

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