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2007年5月17日 (木曜日)

伝説のファンク・ジャズ・ライブ

久しぶりに朝から雨。刻々と雨の強さが変わる。雨が強いと、駅までの道で、スーツのズボンがベタベタになる。これは嫌だ。しかし、ラッキーにも今朝は、駅に向かう時間帯は、雨足が弱まった。よしよし。朝からスーツのズボンがずぶ濡れになるなんて、一日、不機嫌になるので、出来れば避けたい。

こんな、朝から雨の憂鬱な日は、スカッとノリノリの、ファンク・ジャズで、気分を盛り上げるのが良い。そういうことで、今日の朝の通勤音楽は、ちょっとマニアックになるが、 レス・マッキャン& エディ・ハリスの「スイス・ムーブメント」。長年、CD化されることの無かった、69年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの「伝説のライブ」である。

Les_mccann

レス・マッキャンはピアノ。エディ・ハリスはサックス。レス・マッキャンはボーカルも披露する。このライブ・アルバムは、マッキャンのピアノ・トリオに、エディ・ハリスのサックスとベニー・ベイリーのトランペットが客演した、モントルー・ジャズ・フェスティバルでの「ぶつけ本番」のライブである。

アルバムのどの曲も、ファンキー&グルービー。冒頭の「コンペアード・トゥ・ホワット」から、ラストの「カフタン」まで、徹頭徹尾、ノリノリのファンク・ジャズが展開される。めくるめく「グルーブ」の波。聴いていると、自然と体が動き、腕が動く。このレス・マッキャン& エディ・ハリスのファンク・ジャズは、電気楽器をほとんど使わず、生の楽器だけで、ファンク・ジャズを繰り広げる。生楽器だけに、聴きやすく、切れの良い、それでいて、どこか、純ジャズのマナー漂うところが実に良い。

こんなノリの良い、ファンキー&グルービーな演奏が、全くリハーサルも無しに、いきなり、ぶっつけ本番で演奏できたとは「奇跡」である。純ジャズで鍛えた当時のジャズ・ミュージシャンだからこそ出来た「奇跡」だと僕は思う。どうして、こんな優れた内容のライブ・アルバムが、今まで、CD化されなかったとは、実に不思議である。

雨の朝。憂鬱な雰囲気を吹き飛ばすような、コテコテ、ファンキー&グルービーな演奏。演奏を聴いて、気分はスカッと抜けて、気持ちは充実。これもジャズ。心が元気になるファンク・ジャズ。ジャズの懐って深いなあ、と改めて感じさせくれる秀作です。
 
 
 
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