「Off Cource」な一日
今日は午後から、宇都宮に日帰り出張。宇都宮って栃木県の県庁所在地。当然、関東地方に所属する県だが、東京から新幹線に乗っても、約50分前後かかる。結構、宇都宮って遠いんだなあ、って、東北新幹線に乗っていて思った。
出張の時は、いつも通勤の往復のお供、iPod Video では無く、iPod nanoを出張のお供に連れて行く。この iPod nano には、70年代J-Popの名盤が詰まっている。今日は、朝から爽やかな風が吹いて、家を出たところで、何故かは良く判らないが、気分は「Off Cource」。
今日は僕のお気に入りの「二人のオフコース」時代の、「ワインの匂い」「Song Is Love」「Junktion」「Fairway」を一気聴きし、出張の移動って結構時間があるもので、「SELECTION1973-78」「SELECTION1978-81」のオフコースのベスト盤を聴いた。
やっぱり、「二人のオフコース」時代はいいなあ。「ワインの匂い」の繊細さ、カーペンターズ・ライクなコーラスのかぶせ方、デリケートでナイーブな詩の世界。アコースティックな「二人のオフコース」の完成型が、この「ワインの匂い」にある。
そして、電気楽器を導入しつつ、ビートの効いたメリハリのある、ノリの良い佳曲と繊細でナイーブな佳曲が絶妙にミックスされた「Song Is Love」、あまりオフコースの代表作としてあがることが無いが、名曲「秋の気配」を含む、ビートの効いたメリハリのある曲が素敵な「Junktion」。次に来る「五人のオフコース」が見え隠れし、オフコース本来の良さが、売れ筋のアレンジに浸食される兆しが見える「Fairway」。
「二人のオフコース」と「五人のオフコース」は、どこがどれだけ違うかは、「SELECTION1973-78」(写真左)、「SELECTION1978-81」(写真右)、の2枚のベスト盤を聞き比べれば良く判る。僕にとっては、「SELECTION1973-78」は、今でも愛聴盤だが、「SELECTION1978-81」は発売当時からあまり聴かないし、全曲通して聴くのは辛い。
僕は、今でも圧倒的に「二人のオフコース」のマニアである。
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僕は「SongIsLove」、オフコースの最高傑作だと思っています。
当時小田さんやヤスさんは20代後半、この世代特有の
青春晩期のやるせなさが冬枯れのイメージに重なって
胸を締め付けますね。
投稿: Katz | 2014年7月11日 (金曜日) 01時30分