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2007年5月27日 (日曜日)

18年ぶりのライブ・アルバム

ちょっと暑い一日。でも、昨日よりは風がある分、過ごし易い。それでも、30分も歩けば、汗が流れてくる。今日の東京の最高気温は29度。もう気温に関しては夏である。風が涼しい分、まだ5月かなあ、って感じもするけどね。

暑いなあと思っていたら、案の定、夕方6時半過ぎから夕立に。少し、涼しい強い東風が吹いて、ザーッと来た。その後、北風になったが、この北風が涼しいこと。ちょっと肌寒いぐらい。う〜ん、5月下旬での夕立は、ここら辺りに住んで25年になるが記憶に無いなあ。今年の異常なまでの暖冬に始まった今年の天候不順は、まだ続いているようだ。

閑話休題。昨日、サディステック・ミカ・バンドの、今回の再結成のライブ・アルバムを手に入れた。題して、シンプルに「LIVE in Tokyo」(写真左)。ジャケット写真は、「Big-Bang, Bang!(愛的相対性理論)」で、木村カエラが、蓮の花の中から登場したシーン。なかなか象徴的なジャケットで、このジャケットを見ただけで、その内容が楽しみになる。

内容としては、伝説の名盤「黒船」と、最新アルバム「NARKISSOS」から主にピックアップされた楽曲と、その他のアルバムからの代表曲を織り交ぜた、ファンはたまらないライブ・アルバムに仕上がっていて、聴いていて実に楽しいアルバムである。

Sm_live

特に、Disk1の「墨絵の国へ」〜「黒船 (嘉永6年6月2日)」〜「黒船 (嘉永6年6月3日)」〜「黒船 (嘉永6年6月4日)」〜「颱風歌」〜「どんたく」〜「四季頌歌」の流れは、往年のファンの一人として、聴く度にゾクゾクする。やっと、まともな音、まともな演奏で、あの伝説の名盤「黒船」が、ライブ再現され、それが、ライブ・アルバムで楽しむことが出来る。やっと、その想いが実現したのだ。

カエラのボーカルも良好で、やっと、サディステック・ミカ・バンドの楽曲を、まともなボーカルで楽しむことが出来る様になったことを素直に喜びたい。一説には、初代女性ヴォーカルの加藤ミカ(福井ミカ)のボーカルは、以降のニューウェーブのボーカリストへの影響は大きく、彼女のボーカルの存在感は、小さなものではなかったとの説が台頭しつつあるそうだが、僕にしてみれば、下手なものは下手なだけ。事実として、当時、サディステック・ミカ・バンドのボーカルを務めることのできる、正式な女性ボーカリストがいなかった、ということだけだろう。

2代目女性ボーカリストだった桐島かれんに至っては、なぜ彼女をボーカリストに選んだのか理解に苦しむだけで、まだ、ミカのほうが「まし」であった。つまり、ボーカル(男性ボーカルも含めて)が、サディステック・ミカ・バンドのライブの最大の弱点だったのだが、今回、加藤和彦以下、男性ボーカルの調子も良く、当然、木村カエラのボーカルも好調。今回、やっと、サディステック・ミカ・バンドのライブの最大の弱点だったボーカルが、劇的に改善された。万感の思いである(笑)。

このライブ・アルバム、良いですよ。Disk3の『Official Historical Bootleg』には、1975年、彼らがロンドンに旅立つ直前に行われた、共立講堂での日本での最後のライヴの音源を収録しているが、音質的にも演奏的にも、あまり見るべきものは無く、マニア向けの「貴重なおまけ」という位置づけだろう。過度な期待は厳禁な類の代物である。それでも、マニアには必要なものなんですけどね。僕はちょっと興味深く聴ける部分があって、付いていて良かったですけど・・・。一般の方にはいらないでしょうね。

最後に、苦言を。今回、サディステック・ミカ・バンドと奥田民生という組み合わせに、相当の違和感を覚えた。なんで、今回のサディステック・ミカ・バンドのライブに、奥田民生が出てくるのか? ただ単に邪魔なだけだったなあ。ギターもお世辞にも上手いとは言えず、ボーカルもミカ・バンドに全く合わないしなあ。誰のアイデアだったのだろうか。今回の伝説のライブの唯一の汚点である。
 
 
 
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