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2007年4月27日 (金曜日)

疲れたときにはフュージョンを・・・

さすがに、今朝は、昨日までの出張の疲れが残って、朝、目覚ましが鳴っても、すぐには起きられない。なんだか、頭がボーッとしたまま、会社へ。午前中は、まだ勢いで頑張っていたが、昼ご飯を食べてからというもの、眠いのなんのって。午後の打合せでは、眠たくて眠たくて、寝たらマズイので、寝ないように、ズーッと喋っていた。打合せの時、睡魔に打ち勝つには、積極的に喋るのが一番(笑)。

さて、これだけ疲れが残っていると、通勤音楽もヘビーなヤツ、真面目でテンションの高いヤツは、生理的に受け付けない。睡魔が襲ってくるのだ。仕事の疲れが残っている時の通勤音楽は、爽やかで聴き心地の良いフュージョンが一番。今日は、かなり久し振りに、スパイロ・ジャイラの「モーニング・ダンス」を聴いた。

スパイロ・ジャイラといえば、フュージョン全盛時代に一世を風靡した人気バンド。ニューヨーク州最北端の都市バッファローで1975年にグループ結成。グループ名はバンドのリーダーが、学生時代の生物の授業で、spirogyra(アオミドロ)と書くべき所をspyro gyraとスペルを間違えて書いたことから来ている。今回聴いた「モーニング・ダンス」は、1979年のリリースで、彼らの代表作である。
 

Spyro_jyra

 
これが爽やかで、リズミックで、叙情的で、良いんだなあ〜。ジェイ・ベッケンシュタインのサックスの暖かいサウンドとスチール・ドラムが特徴的で、カリビアンな雰囲気が大好き。南国の海を感じながら、心の中に爽やかな風が吹き抜ける。

とにかく、オシャレで爽やかで、それでいて、演奏は実にしっかりしている、プロフェッショナルなフュージョンです。ラテン調の明るい曲が多かったことも手伝って、「軽い音」「お気楽な音」という心ない評価もありますが、彼らの音楽やライブの技術は高いです。バカにしてはいけません(笑)。

僕たちの大学時代、僕たちの仲間の間では「マスト・アイテム」でしたね。古墳堀りにいくドライブがてら、下宿でのんびり一人で寛ぐ時、女の子と行きつけの喫茶店でお話する時、スパイロ・ジャイラは欠かせませんでしたね。

このスパイロ・ジャイラの「モーニング・ダンス」を聴いていると、頭の中は、だんだんカラッポになり、リラックスした暖かい雰囲気に癒される感じがする。これは学生時代から今も変わらない。
 
 
 
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