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2007年4月の記事

2007年4月30日 (月曜日)

今日は谷津干潟まで「お散歩」

今日も快晴。朝から強い日差しで、いよいよ日中は暑くなる予感。今朝はちょっと寝坊して9時起き。海が見たくなって、ふなばし三番瀬海浜公園まで車で行ってみよう、ということになった。

で、10時過ぎに車で、ふなばし三番瀬海浜公園の近くまで行くと、まだあと1キロくらい先が公園の駐車場なのだが、もう既に路上駐車の列列列。当然、駐車場は満車。う〜ん、甘く見たなあ。そういえば、今日は午前中干潮で、潮干狩り日和ってラジオで言ってたっけ。路上駐車までして、海をみることもないので、そのまま、Uターンして家へ戻る。

昼ご飯を食べて、体勢を立て直して、久し振りに谷津干潟までウォーキング。さすがにちょっと暑い。でも、絶好のウォーキング日和。もう桜は散ってしまったけれど、谷津干潟の公園は、新緑のシーズン。強い日差しに照らされて、風に揺られて、キラキラして、新緑がすごく綺麗。

途中、マンションの前では、僕の大好きな花「ハナミズキ」が満開だった(写真参照)。この白い花を見ると、ワクワクする反面、なんだか胸にジーンとくる。春のこのシーズン、学生時代の思い出の花でもある、この「ハナミズキ」。実に素敵な花である。そして、今日、ウォーキングの途中で、久し振りに満開のハナミズキに出会った。いつ見ても、満開のハナミズキは美しい。

ということで、今日も音楽にほとんど触れず、ウォーキングを楽しみながら、新緑を楽しみ、花を愛で、干潟の風景を楽しむ。なんだか、アウトドア・ライフのブログみたいですけど、たまには良いでしょう。いやいや、知らないうちに「音楽」に触れていたような気がします。そう、自然の中にも「音楽」が流れている。風のそよぐ音、水の流れる音、木々の揺れる音、どれもが自然の奏でる「音楽」です。
 
 
Hanamizuki_1
 
 
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2007年4月29日 (日曜日)

亀戸天神・藤まつり

今日は朝から快晴。せっかくのGWなので、ちょっと早起きをして、亀戸天神へ行ってきました。折しも、亀戸天神は、藤まつり(4月21日〜5月6日まで)の真っ最中。

亀戸天神の藤、社会人になって、いきなり東京へ飛ばされて以来、一度は見ておきたい、と思っていたのですが、なかなかその機会が無く、四半世紀が過ぎ、今日、やっと、嫁はんと行くことができました。

行ってみて初めて判ったんですが、亀戸天神って意外と狭いというかコンパクトな天神さんです。藤もそのコンパクトな境内の中では、良く配置されていて、良く手入れされているなあ、といった好印象です。朝9時頃、天神さんに着いたのですが、まあまあの人出でした。写真はゆっくり余裕を持って取れましたし、押されたりなど不快な雰囲気は全く無く、「早起きは三文の得」を地でいった感じでしたね(笑)。

とにかく、さすが、藤は見事でした。まあ、思っていたより、コンパクトな印象なので、「これはすごい」と感嘆の声をあげるほどではありませんが・・・。でも、綺麗です。一度は見ておく価値ありですね。どんな雰囲気なのか、写真を掲載しておきます。写真に撮ると、結構見事です。
  
  
Kameido_wisteria
 
 
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2007年4月28日 (土曜日)

喜ばしいリマスター&リイシュー

不安定な天気。朝から薄曇りながら、午前中は、時々、日もさして、まずまずの天気。午後から、風が冷たくなって、強くなってきた。今日は、午後から整体→歯医者→散髪屋というフルコースが待っているので、不穏な天気だけれど、しぶしぶ外出。

案の定、整体にかかっているときに、空は一気に曇り、薄暗くなって、雷がバンバン落ちて、相当強い雨が降ってきた。まあ、一番雨が強い時は、整体で肩を揉み揉みされていたので助かったけれど・・・。歯医者を出る頃には、雨は上がっていたけど、なんだかちょっと寒い。季節がまたまた逆戻り。いつになったら、スカッと暖かくなるのか・・・。

Elp_sf

EL&Pの米国での版権が「Shout! Factory」に譲渡されたことに伴い、オリジナル・テープからのリマスター盤が4月から発売されることになった。第1弾はファーストとセカンド「タルカス」。ELPのCDは、ビクターの紙ジャケットK2盤とK2HD盤を持っているけど、この「Shout! Factory」のリマスターは、定評があるだけに楽しみに待っていた。

そして、先日、ファーストとセカンド「タルカス」の「Shout! Factory」のリマスター盤が手元に届いた。そして、昨晩、今朝、紙ジャケットK2盤と比べながら、まずは「タルカス」を聴いてみる。いいねえ〜。K2紙ジャケット盤と比べると、ベールを一枚剥いだように音がクリアで、ひとつひとつの音の粒立ちがとても良い。そして、音の輪郭もクッキリしている。低音の押し出しも良く、高音域も素直でシャープ。それでいて、音が痩せている感じも全くなく、EL&Pのメンバー3人の演奏を目の当たりにしているような錯覚さえ覚える。

実に喜ばしいリマスター&リイシューである。しかし、これで、このファーストとセカンド「タルカス」は、紙ジャケットK2盤と「Shout! Factory」のリマスター盤の2種類を持つこととなった。EL&Pなど、プログレについては、CDの音が良くなるに越したことはなく、期待できるリマスターが出たら、予算が許す限り購入するんだけど、同じアルバムで3枚以上ダブり始めると、なんだか良心の呵責を感じるなあ(笑)。
 
 
 
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2007年4月27日 (金曜日)

疲れたときにはフュージョンを・・・

さすがに、今朝は、昨日までの出張の疲れが残って、朝、目覚ましが鳴っても、すぐには起きられない。なんだか、頭がボーッとしたまま、会社へ。午前中は、まだ勢いで頑張っていたが、昼ご飯を食べてからというもの、眠いのなんのって。午後の打合せでは、眠たくて眠たくて、寝たらマズイので、寝ないように、ズーッと喋っていた。打合せの時、睡魔に打ち勝つには、積極的に喋るのが一番(笑)。

さて、これだけ疲れが残っていると、通勤音楽もヘビーなヤツ、真面目でテンションの高いヤツは、生理的に受け付けない。睡魔が襲ってくるのだ。仕事の疲れが残っている時の通勤音楽は、爽やかで聴き心地の良いフュージョンが一番。今日は、かなり久し振りに、スパイロ・ジャイラの「モーニング・ダンス」を聴いた。

Spyro_jyra

スパイロ・ジャイラといえば、フュージョン全盛時代に一世を風靡した人気バンド。ニューヨーク州最北端の都市バッファローで1975年にグループ結成。グループ名はバンドのリーダーが、学生時代の生物の授業で、spirogyra(アオミドロ)と書くべき所をspyro gyraとスペルを間違えて書いたことから来ている。今回聴いた「モーニング・ダンス」は、1979年のリリースで、彼らの代表作である。

これが爽やかで、リズミックで、叙情的で、良いんだなあ〜。ジェイ・ベッケンシュタインのサックスの暖かいサウンドとスチール・ドラムが特徴的で、カリビアンな雰囲気が大好き。南国の海を感じながら、心の中に爽やかな風が吹き抜ける。とにかく、オシャレで爽やかで、それでいて、演奏は実にしっかりしている、プロフェッショナルなフュージョンです。ラテン調の明るい曲が多かったことも手伝って、「軽い音」「お気楽な音」という心ない評価もありますが、彼らの音楽やライブの技術は高いです。バカにしてはいけません(笑)。

僕たちの大学時代、僕たちの仲間の間では「マスト・アイテム」でしたね。古墳堀りにいくドライブがてら、下宿でのんびり一人で寛ぐ時、女の子と行きつけの喫茶店でお話する時、スパイロ・ジャイラは欠かせませんでしたね。

このスパイロ・ジャイラの「モーニング・ダンス」を聴いていると、頭の中は、だんだんカラッポになり、リラックスした暖かい雰囲気に癒される感じがする。これは学生時代から今も変わらない。
 
 
 
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2007年4月26日 (木曜日)

無事帰還しました〜 (>_<)

今日の札幌は寒かった。これはもう冬である。朝から、時雨れて、冷たい風が吹いて、寒い寒い。

一日、札幌で仕事をして(決して観光などしておりませぬ)、札幌駅16:55発の新千歳空港行の快速エアポートに乗って、新千歳空港で夕飯食べて(地ビールの4種類お試しセットと本格的なソーセージセット、加えて、塩ウニ!!)、19時35分発の飛行機に乗って、羽田空港混雑のため、ちょっと遅れて着いて、空港バスに乗って、電車乗り継いで、家に帰り着いたのが、先ほど、午後11時。

出張セット、洗濯物など片付けて、風呂入って、今、このブログを打ち込んでます。やっぱり、札幌駅から家まで、5〜6時間かかるなあ。疲れた。あ〜あ、明日、まだ会社なんだよな〜。ということで、音楽の話は割愛させていただきます m(_ _)m。


Oodori_park



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2007年4月25日 (水曜日)

今月三度、北へ。臨時休業です。

昨日、急遽、北へ飛ぶことになりました。今月、三度、札幌へ行くことに・・・・。よくよく振り返ってみれば、この4月、第1週を除いて、毎週、札幌に飛んでるなあ。しかし、いつもいつも朝は早いし、恐らく、明日は、家に帰り着くのは、夜かなり遅い時間になる予定やし・・・。しんどいけど、仕事やしなあ。

という訳で、今日は音楽の話はお休み。バーチャル音楽喫茶『松和』は、臨時休業とさせていただきます m(_ _)m。なんだか最近、臨時休業が多いなあ、って思わないで下さいね。本業あっての、バーチャル音楽喫茶『松和』ですから(笑)。

それでは、明日、家に帰り着くのは、かなり夜遅い時間になると思いますが、無事着いたらご報告しますね〜。
 

Close_22


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2007年4月24日 (火曜日)

気分を変えて、ルーツ・ロック

天気が悪い。もう4月の終わりなのに「なたね梅雨」って、どういうこと。しかも、ちょっと肌寒い。今週の土曜日から、GWっだていうのに、まさか、GWまで、こんな、ぐずついた天気が続くんじゃないだろうなあ。

このところ、聴くアルバム、聴くアルバム、ジャズ一本槍だったので、ちょっと気分転換したくなった。気分転換したくなったら、70年代ロックが一番。それも、大のお気に入りの「プログレ」か、「アメリカン・ルーツ・ロック」。今回は、「アメリカン・ルーツ・ロック」を選択。

ボブ・ディラン&ザ・バンドの「地下室(The Basement Tapes)」。1967年6月から10月にかけて、ボブ・ディランとザ・バンドは、ソーガティーズの一軒家の地下室に集まって、セッションを重ねた。ソーガティーズは、ウッドストックに隣接する地域。そのセッションの模様は、家庭用のテープ・レコーダーに収録されていった。その記録を正式に発売したのが、このアルバム。
 

Basement_tapes_other_side

 
このアルバムの演奏は、皆で、気軽に集まって気軽に演奏した、セッションの記録なので、正式なアルバム・レコーディングに比べると、当然、演奏の精度は低い。ラフである。それでも、それぞれの演奏内容は、結構、充実している。コクがあるというか、渋いというか、粋というか、商業ロックとは一線を引いた、玄人集団のロックである。

演奏される雰囲気は、どの曲も「アメリカン・ルーツ・ロック」。アメリカン・ルーツ・ミュージックをベースとした「ルーツ・ロック」。ラフな演奏で、録音も決して良い状態じゃないんだけれど、いいんだなあ、この雰囲気が。ディランの声は生理的に受け付けない、とか、こんなラフなセッション演奏なんて聴くに値しない、とか、こんな垂れ流しみたいな演奏のどこが良いんだ、とか、結構、厳しい評価をする人たちもいるにはいるんだが、僕は好きですね。好きなものは好き。理屈じゃ無い(笑)。

シンプルなリズム、シンプルなボーカル。シンプルな演奏に、アメリカン・ルーツ・ミュージックのエッセンスが乗っかって、そこはかとない郷愁を感じ、そこはかとない哀愁を感じ、それでいて、その影に、ゴツゴツとした荒々しさと雄々しさを感じ、決して大げさに立ち回らない、決して目立たない、でも、心に染みて、元気が出る。そんな「アメリカン・ルーツ・ロック」には、いつも癒され、いつも元気づけられる。

ジャズを聴き続けて、ちょっと一息。ちょっと気分転換。でも、どちらも「アメリカン・ルーツ・ミュージック」であることに変わりはない(笑)。
 
 
 
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2007年4月23日 (月曜日)

ピアノ・ソロは個性が露わになる

朝から天気が悪い。でも、雨は夜中から明け方にかけて降ったみたいで、朝には雨は上がっていた。いや〜、最悪の状況は回避できたなあ。月曜日の朝の雨は、相当、気分が滅入るからね。そういえば、「雨の日と月曜日は、いつも私を滅入らせる」って、ポップス曲があったなあ。

さて、昨日、実に素敵なジャズ・ピアノのソロ・アルバムを手に入れた。ローランド・ハナの「ペルージャ」。1974年、Montreux のライブ・アルバム。ローランド・ハナは、1932年生まれ。デトロイトが生んだジャズの巨人の一人。2001年11月13日没。
 

Roland_hanna_perugia

 
ローランド・ハナのピアノは、破綻が無く、端正。そして、タッチが深く、太い。クラシック・ピアノを聴くかのような端正なピアノ。どんなに急速テンポの早弾きでも破綻をきたすこと無く、タッチが荒れることもない。端正を地でいくような品格あふれるピアノ。それだと面白く無いだろう、個性がないだろう、という人もいるが、ジャズはどっこいそれでは終わらない。深く太いタッチの中に、しっかりと黒光りするファンク漂うところが、ハナのピアノのジャズたる所以。

破綻が無く端正なピアノなので、ジャズ初心者にピッタリ。聴きやすいが、深く太いタッチの中にジャズを感じるところが、初心者にとって自信と感動を与える。そして、情感豊かなところも、ハナの面目躍如。

このハナのジャズ・ピアノの特徴を余すことなく伝えるのが、今回、手に入れた、ローランド・ハナのソロ・ピアノ集「ペルージャ」。ライブなので、ハナの個性が露わになる。ライブなので、ドライブ感も満点。観客もノリノリである。急速テンポの超絶技巧な演奏もあれば、情感豊かに美しい旋律とピアノの響きで攻める演奏もあれば、端正なファンキーなノリで観客を煽る演奏もあって、聴いていて楽しい。

ジャズの世界において、ジャズ・ピアニストの個性は、ピアノ・ソロで露わになる。このローランド・ハナの「ペルージャ」も、例に漏れず、ハナの個性を露わにしている。
 
 
 
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2007年4月22日 (日曜日)

ソニー・ロリンズの真骨頂

今日は朝から天気はまずまず。それでも、風が相変わらず強い。強い南風が吹き込んでいて、湿度がなんだか高くて蒸し暑い。それでも、今日は、市議会議員選挙なので、市民としての義務を果たしに投票所へ。蒸し暑いので、10分も歩くと汗ばんでくる。不快指数は高いですね。

さて、「初心に返る」というスローガンの下、ジャズの名盤・定番の類を聴いている訳だが、今日は、昼寝をしながら、ソニー・ロリンズの「ウエイ・アウト・ウエスト」を聴く。

このアルバムは、1957年に録音した「ピアノレス・トリオ」の作品。この年、ロリンズはマックス・ローチのバンドで西海岸に赴いたが、その際に現地調達のレイ・ブラウンとシェリー・マンを加えて録音したアルバムが本作。だから、ジャケット写真は、ロリンズは、ちょっと洒落て、カウボーイの格好で写っている(ピストル代わりにサックスというのがご愛敬)。

Sonny_rollins_wayout_west

このアルバムの特徴は「ピアノレス・トリオ」という点。サックス〜ベース〜ドラムスという編成で、ピアノがいない。ピアノは伴奏に回ると、コードとリズムをしっかりとキープできる「堅実な楽器」である反面、逆に、コードとリズムいう枠に、ガッチリはめられて、ソロ演奏では、演奏スペースが限定されて、窮屈な感じになるという欠点もある。

ロリンズもそう思ったかどうかは知らないが、この西海岸でのセッションでは、ピアノを外した「ピアノレス・トリオ」で録音した。これが、大当たりである。ピアノを外すことによって、元々自由奔放なロリンズが、自由な演奏空間を手に入れ、天衣無縫かつ唯一無二、豪放磊落でかつユーモアあふれる、余裕のあるプレイを繰り広げる。

1曲目「俺は老カウボーイ( I'm an Old Cowhand)」や、4曲目「カム・ゴーン」など、当時の西部劇映画の曲を取り上げており、選曲も全体的にユニーク。西海岸、かっての西部劇の舞台に立って、リラックスして演奏しているロリンズが目に浮かぶ。

バックを支えるシェリー・マンのドラムは、秀逸なテクニックと様々な音色のパーカッションで彩り豊か。レイ・ブラウンのベースは、堅実かつ太っといベースで、ロリンズのソロをしっかり支える。また、ブラウンのベース・ソロは、当然のことながら秀逸。

天衣無縫かつ唯一無二、豪放磊落でかつユーモアあふれる、余裕のあるプレイを繰り広げる点では、ソニー・ロリンズの傑作の一つだろう。サックスのプレイに余裕がある分、聴く方も構えることなく、リラックスして聴けるところも、このアルバムの良いところ。

自由奔放、天衣無縫、豪放磊落、余裕綽々。ソニー・ロリンズの真骨頂。誰かが言った名言「ロリンズは名演のみ。名演が集まって名盤となる」。なんだか判る気がするなあ。
 
 
 
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2007年4月21日 (土曜日)

最近、音楽本が充実している。

久し振りに、今の季節らしい、いわゆる「春たけなわ」らしい、今日の千葉県北西部地方の天気。まだ、ちょっと風が強いけど、久し振りに「いや〜、暖かいな〜」って感じる。でも、明日の午後からは天気は下り坂らしい。今年の春の天気は変化が早く、寒暖の差が激しいのが特徴やなあ。

さて、昔から、音楽を聴くのと同じくらい、本を読むも好きでして、特に、音楽本(音楽系の書籍)はお気に入りです。音楽本は、通常のエッセイなどと違い、文章の調子や言い回しなど、僕にとっての「読みやすさ、親しみやすさ」にバラツキがあって困るのですが(有り体に言うと文書表現力がちょっと脆弱)、パラパラ立ち読みして、内容についての興味、読みやすさがあれば、大体、購入しますね。

Jazz_100_340_1今日、購入したのは、宝島社から出版された「JAZZ“名曲”入門! 100名曲を聴く名盤340枚」(写真)です。購入してから、なんだか昔見たようなタイトルだったので、Webで検索してみたら、どうも2003年12月に発売されたものを改訂、単行本化したもののようです。「もしかしたら既に持っているのか」と危惧しましたが、読んだ思い出が無い。さすがに読んだことがあるか無いか、くらいはしっかり記憶にあるようで、持っていなかったです。危ない危ない(笑)。


その内容ですが、ジャズのスタンダードの名曲毎に、その名曲の名演を含むアルバムをインストルメンタル中心に紹介しているものです。この本で紹介されている「名演を含むアルバム」が、なかなか通好みでして、通り一辺倒のアルバム選定とは違って、なかなか味わい深い選定なんですよね。ジャズ・スタンダード曲の概要も軽く紹介されていて、読んでいて楽しく、リラックスして読めるジャズ本です。

春は読書の意欲を誘う季節。「読書の秋」とはいうけれど、僕は昔から「読書の春」です(笑)。
 
 
 
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2007年4月20日 (金曜日)

松山に飛んで、高中正義

この一週間は、本当にタフな一週間だった。月〜火は札幌、水曜日は東京、木曜日は大阪、金曜日は松山。出張って移動時間が長ければ長いだけ疲れる。旅行好き、出張慣れしている僕でもこれだから、普通の人だったら寝込んでるかも・・・(笑)。

この木金の大阪〜松山行きでも、当然、iPod nano持参。このiPod nanoには、Jポップの名盤、お気に入り盤をしこたまアップしているのだが、今回は、高中正義特集。

高中正義と言えば、日本のロック界、フュージョン界を代表するギタリストの一人。プロデビューは、つのだ☆ひろが結成したFried Eggのベーシストであったのは、隠れ情報。加藤和彦が結成した伝説のロック・バンド、サディスティック・ミカ・バンドのギタリストとして名を挙げる。

Takanaka_jolly

そのサディステック・ミカ・バンド解散後、サディステックスを経て、ソロ活動に専念。彼のラメのジャンプスーツなど、ド派手のファッションは有名。そして、彼の音楽性も不思議と言えば不思議。フュージョンの様で、徹底的にフュージョンでも無く、ロック・ギター・インストルメンタルの様で、徹底的に、ロック・ギター・インストルメンタルでも無い。それぞれのアルバムで、ど〜して、こんなとても上手いとは言えないボーカル入りの楽曲が入っているんだろうと今でも不思議。

ホントになんかスカッと理解できない高中なんだが、フレーズ一発バシッと決まった時の彼の演奏って素晴らしい。ほんと、フレーズ一発バシッと決まった時の彼の演奏って、それはそれは、唯一無二の凄く美しいフレーズの連発なんですよ。この「ホントになんかスカッと理解できない高中」と「フレーズ一発バシッと決まった時の彼の演奏」が一番実感できるアルバムが「Jolly Jive」(写真左)。

1曲目の「ブルー・ラグーン」の躍動的で美しいフレーズ。これぞ高中の傑作の1曲。そして、2曲目「ラジオ・リオ」は、これぞスカッと理解できない高中の面目躍如(笑)。なんで、こんな下手くそなボーカル入りのロックだかフュージョンだか良く判らない、なんで「ブルー・ラグーン」の後に入れるのか、と思う。4曲目「珊瑚礁の妖精」の妖艶でファンタジーな幻想的なギター演奏は素晴らしい。でも、5曲目「タジ・マハール」は、やっぱりスカッと理解できない高中の面目躍如(笑)。やっぱり、なんで下手くそボーカル入り演奏なの、って感じ。

それでも、この「Jolly Jive」ってアルバム、1曲目の「ブルー・ラグーン」だけで名盤。それほど、この「ブルー・ラグーン」という楽曲は、高中の演奏成果の中でも突出していると僕は思う。
 
 
 
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2007年4月19日 (木曜日)

今度は西へ飛ぶ。臨時休業です。

今週の月〜火曜日は、北(札幌)に飛びましたが、今日からは、今度は、西へ飛びます。今日は大阪、明日は松山。仕事とはいえ、ちょっとハードな一週間です。

しかも、明日の朝は、伊丹発の飛行機の時間が早くて、5時起きです。ゴルフへ行く訳じゃないのに、しかも、出張先で朝5時起きというのは、久し振りです。

よって、今日は、音楽の話はお休みにさせていただきます。ここ 「マスターのひとりごと」のコーナーは臨時休業です m(_ _)m。明日の夜、再開予定です。
 
Matsuyama_castle
 
 
 
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2007年4月18日 (水曜日)

20年後に凄いと判った名盤

なんて寒い東京なんだ。今日は、4月18日だよね。春だよね。春たけなわの時期だよね。なんで最高気温が10度そこそこなのか。しかも、午後には雨も降ってきて、当然、「冷たい雨」。この感じって、2月〜3月上旬の気候。帰宅時なんて、寒いわ、雨が降っているわ、で実に機嫌が悪い。

その機嫌の悪さも、駅を降りてふと思った「焼き鳥食べたい」。焼き鳥で芋焼酎のお湯割りをいただいたら、今日なんて、きっと幸せなんだろうな〜、と思って家に帰り着いたら、なんと、今日の夕飯のおかずは「焼き鳥」だった。うひょ〜、嬉しい。寒くて冷たい雨でご機嫌斜めだったのが、一気に上機嫌に(笑)。

さて、「初心に返ってジャズ名盤を聴く」である。今日は「ジャズ・アット・マッセイ・ホール」(写真右)。チャーリー・パーカー(as)、ディジー・ガレスピー(tp)、バド・パウエル(p)、マックス・ローチ(ds)、チャーリー・ミンガス(b)、という、ビ・バップ時代のジャズ・ジャイアントが一堂に会した、一期一会のライブの記録。1953年5月15日カナダのトロントにあるマッセイ・ホールで行われたコンサートの録音盤。

ジャズの入門書やレコード会社の「ジャズ入門レコード40選」なんかでは、結構、顔を出す、ビ・バップ時代のライブ名盤。でも、僕は、ジャズ初心者の頃、このアルバムが大の苦手だった。まず、音が悪い。でも、古い録音は音が悪いのは当たり前、きっと聴き続けていると、良さが判るはずと我慢して聴き続けたなあ。

Jazz_at_massey_hall

我慢して聴き続けても、超絶技巧な様々な音が、ガンガン高速で渦巻いているという印象しかなくて、とにかく「ちょっとウルサイ」演奏という感想しか持てなかった。しかも、超絶技巧の高速演奏が中心の為、耳当たりの良い旋律に出会えず、とにかくウルサイばかりで、リラックスして最後まで聴けない時期が続いたなあ。

ジャズ初心者の頃って、ビ・バップ演奏の構成は判らないし、ビ・バップのアドリブの展開パターンも判らないし、ジャズの花形楽器トランペット、サックスのサウンドに慣れていないし、僕がジャズ初心者だった頃は、このアルバムについては完全に挫折した。「ソルト・ピーナッツ」という曲では、ガレスピーらの妙なかけ声だけが耳について最悪だった。

が、20年経って聴き直してみて、録音状態が悪いのは相変わらず悪いのだが、それでも、ガレスピー、パーカーの演奏は秀逸、飲んだくれのパウエルのピアノも健闘、ドラムのマックス・ローチは、キレずに堅実にビートを刻み、ベースのミンガスは、太く堅実なベースラインを弾き倒す。20年経って聴き直してみて、「これは凄い演奏ではないのか」と初めてそう思った。

しかも、オリジナル・テープの発見により、歴史的コンサートを可能な限り完全に近い状態で再現することに成功した、もう一つの「マッセイ・ホール」である「ジャズ・アット・マッセイ・ホール〜フロム・オリジナル・レコーディングス」(写真左)のリリースで、僕自身の中の「ジャズ・アット・マッセイ・ホール」の評価は、180度変わった。とにかく、音が良いのである。

この「ジャズ・アット・マッセイ・ホール〜フロム・オリジナル・レコーディングス」って、オリジナルの「ジャズ・アット・マッセイ・ホール」とは曲順などが違うが、オリジナル・テープから、歴史的コンサートの流れに極力忠実に再現された為、逆に、演奏の流れ、聴衆の盛り上がり具合など、自然で良い。

しかも、音がよいので、各演奏家、チャーリー・パーカー(as)、ディジー・ガレスピー(tp)、バド・パウエル(p)、マックス・ローチ(ds)、チャーリー・ミンガス(b)それぞれが、抜群な演奏を繰り広げていることが、心から楽しめる。

特に、ガレスピーは絶好調。パーカーも、楽器を忘れて(普通、演奏家が自分の楽器を忘れるか?)、借り物のプラスティック製のアルト・サックスでの急場しのぎの演奏の割には良くまとまっていて立派だ。パウエルは酒浸りだったので、そこそこの演奏に終始するが、このアルバムの評価を下げるような演奏ではない。この「ジャズ・アット・マッセイ・ホール〜フロム・オリジナル・レコーディングス」は、ビ・バップ時代の最高の部類に入るライブ演奏を僕たちに追体験させてくれます。

でも、僕の体験からすると、このアルバムって、ジャズ初心者の方にはお勧めしません。2〜3年、ジャズを聴き続けて、ジャズの演奏パターンの基本形を理解し、ジャズの花形楽器トランペット、サックスのサウンドに慣れてくれば、そして、アドリブというものの聴き所が分かって来た時が、このアルバムの「聴き時」だと思う。

20年経って、凄いと判る名盤もある。ジャズって、奥が深い音楽だなあ、ってつくづく思う。
 
 
 
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2007年4月17日 (火曜日)

無事帰還。東京は寒い。

今日と昨日、札幌にいた訳だが、札幌はこのところ、最高気温は8〜9度。まあまあの寒さ。1月の零下9度を経験しているので、マジ「札幌も暖かくなったなあ」のノリ。それでも、先週の土日は、雪が降ったらしく、新千歳空港は滑走路以外、雪景色だったのには驚いた。先週、10日に行った時には、雪なんて全く無かったのにねえ。

今日、札幌は晴天。最高気温も10度で暖かく感じる。まあ、最近、これだけ札幌出張が重なると、札幌に住んでいるような感覚になって、「今日は天気も良いし、10度でも暖かいねえ」なんて、呟いたりする(笑)。そして、帰りの飛行機に乗り、東京に降り立ったら「なんやこれ、寒い〜」。羽田空港に降り立った時、寒暖計は10度を指している。え〜っ、4月17日で気温10度。ちょっとビックリ。でも、札幌も10度くらいだったんで、違和感が無くて良い。

出張時は、IPod nanoが音楽のお供。僕のIPod nanoには、70年代のJポップの名盤が多数アップされている。つまり、普通の日は、ジャズ+70年代ロックで、通勤の往き帰りは音楽三昧。出張の時の移動の時間は、全て、70年代Jポップで音楽三昧。

今回は、オフコースを集中して聴く。今回の出張の精神状態が、なんとなく「オフコース」だったのだ。オフコースとは、小田和正・鈴木康博・地主道夫らが、神奈川県横浜市の聖光学院高校時代にフォーク・グループを結成したのが始まり。1970年にデビュー。結成9年目の1979年に松尾一彦、清水仁、大間ジローが加わり、バンドサウンドとなり、結成10年目の『さよなら』を初め、数多くのヒット曲で時代を代表するビッググループになったあたりが普通の皆さんの知るところでしょう。

Off_cource_1

でも、僕にとっては、小田和正・鈴木康博の「2人のオフコース」時代のオフコースが全て。松尾、清水、大間が加わってのオフコースは、オフコースでは無い、というのが僕の持論。それほど、「2人のオフコース」時代は、個性が燦めいていて、ワン・アンド・オンリーな、誰にも真似されない、誰にも真似できない、二人だけの孤高の世界を築いていた。

特に、その「二人のオフコース」時代のアルバムの中でも、「ワインの匂い」(写真左)「ソング・イズ・ラブ」「ジャンクション」「フェアウエイ」の4枚が、僕にとって全て。この4枚が僕の「オフコース」。小田さんとやっさんの唯一無二の、美しいとしか言いようのないメロディーと、それでいて単に甘きに流されない、ちょっとシニカルで、アイロニーが効いた曲作りは、「2人のオフコース」の面目躍如。

売り上げに恵まれなくても、この頃の「2人のオフコース」は、当時のJポップの範疇を飛び越えた、孤高の存在の感があった。当時、僕も、親友と二人でフォーク・デュオをやってたけど、この「2人のオフコース」は僕にとって、あこがれと尊敬の対象だった。

「5人のオフコース」になってからは、完全に「売り上げ優先」。絶対に売れる曲を小田さんが書き、絶対に売れるであろう曲をアルバムに収録する。5人になって、メンバー全員を食わしていくには、売れないといけない、というのは判るが、当時の「5人のオフコース」って、レギュラー・バンドとして維持するだけの価値があるバンドだったのだろうか。小田さんとやっさんのバックにいた3人の演奏レベルは、今聴いても、「二人のオフコース」の個性を捨ててまで、売れ線を目指すに値する演奏レベルとは到底思えないんだけどな。

結局、この「二人のオフコース」の個性を捨ててまで、売れ線を目指す方向性が、小田さんとやっさんの袂を分かつ直接原因になった。「5人のオフコース」が、真のオフコースを抹殺してしまった。どうして、そこまでして「売れ線」を目指したのだろう。

手元に一冊のエッセイがある。「ギブアップ」という、オフコース・ストーリー。「2人のオフコース」が「5人のオフコース」になり、それが崩壊していく様が、克明に描かれている。この本を読み返す度、思う。「売れる」って、時に、麻薬の様な作用を及ぼすんだってこと。自分たちの個性を捨ててまで「売れる」という快感を優先してしまう。

オフコースの歴史を振り返る度に、なんとなく、切なくなる。そして思う。やっぱり、音楽って人間が演ってるんだよな、って。
 
 
 
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2007年4月16日 (月曜日)

再び、北へ。臨時休業です。

今日は、急遽、再び、北へ飛ぶことになりました。先週、週の半ばの3日間、札幌にいましたが、またまた、札幌へ飛びます。今回もちょっと強行軍で、朝早く起きて、札幌に昼には着いて、そこからべったり仕事。明日の昼過ぎまで札幌にいて、夕方、東京へ帰る飛行機に乗れるかなあ。

なんだか、このところ、札幌づいていますが、そういうことなので、今日は音楽の話はちょっと中断。我がバーチャル音楽喫茶『松和』は、お休みとさせていただきます m(_ _)m。

Sapporo_watchtower
 
 
 
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2007年4月15日 (日曜日)

「ジャズの小径」4月号、更新です

我がバーチャル音楽喫茶『松和』の、毎月更新コーナー「ジャズの小径」4月号、更新しました。今月は、60年代〜70年代のロック・ポップスを素材にした「ジャズ・スタンダード」を特集します。

最近、新しいジャズ・スタンダード・チューンを育てる意味でも、この、60年代〜70年代のロック・ポップスを素材にした「ジャズ・チューン」って、チャレンジとして意義あるものだと思うし、そろそろ、現代のジャズ・ミュージシャンとして、やらなければならないことではないか、と思っている。

ということで、今月の「ジャズの小径」は、「新しいジャズ・スタンダード」と題して、60年代〜70年代のロック・ポップスを素材にした「ジャズ・スタンダード」を特集します。選んだアルバムは、その名もズバリ、ハービー・ハンコックの「ニュー・スタンダード」(写真左)。そして、ウエス・モンゴメリーの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」(写真右)。

New_standard_jazz

96年にリリースされた、ハービー・ハンコック「ニュー・スタンダード」。このアルバム、まさに、60年代〜70年代のロック・ポップスの名曲をカバー、ジャズ・スタンダード化する試みを、かのハービー・ハンコック御大自ら、実践している。

ウェス・モンゴメリーの「A Day in The Life」。音楽家としてのウェスは、独特なオクターブ奏法と溢れるような歌心に最大の魅力があると思います。曲毎に、曲の楽想にぴたりと合う素晴らしい直感的なフレーズを次々と繰り出してきます。このアルバムは、標題曲はビートルズ・チューンですし、その他も印象的なメロディーが主体のポピュラーな曲が多く、ウェスの歌心を純粋に楽しめます。

これら、ハービー、そしてウエスのアルバムを聴いて感じるのは、ジャズ・ミュージシャンの持つ「歌心」と、60年代〜70年代のロック・ポップス・チューンの「印象的なメロディー」の2つの要素が、60〜70年代のロック・ポップスの名曲をカバーして、ジャズ・スタンダード化する重要な要素だといえると思います。特に、ジャズ・ミュージシャンの「歌心」が凄く重要かな、と。

以降、詳しくは、バーチャル音楽喫茶『松和』の「ジャズ・フュージョン館」まで、お越し下さい。お待ちしております  m(_ _)m。
 
 
 
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2007年4月14日 (土曜日)

ジャズは「逸話」で豊かになる

昨晩遅くから明け方にかけて、嵐のような天気だった。強い南風、強い雨。我が千葉県北西部地方は、雷までは鳴り響かなかったようだが、かなりの荒天だった。そして、今日は朝からうって変わって快晴。日差しは強く、昨日、吹き込んだ南風が暖かい空気を連れてきて、ちょっと暑いくらいの陽気。春たけなわである。

さて、「逸話(いつわ)」とは、特定の人物に纏わる興味深い話。言い換えれば、エピソード (episode) 。英語ではアネクドート (anecdote) と呼ぶ。一般的には、その人物の性格をよく表している話として紹介されることが多いが、逆に、人物の意外な側面を示す話であることもある。

Itoshi_jazzmen

ジャズの世界では、この「逸話」が多く存在し、この「逸話」を知れば知るほど、ジャズという音楽は、人間が主役の、人間が作る、人間臭い音楽だということが判る。幸い、日本語で書かれたジャズ本の中で、この「逸話」を中心に集めて判りやすく解説してくれる書籍が存在する。

そんな中で、今回、新たに発売されたのが、小川 隆夫著「愛しのジャズメン」(出版社: 東京キララ社)である。80年代初頭のニューヨーク。著者が留学中に交流を深めたジャズ・ミュージシャンをはじめ、過去にインタビューをしたり、イベントで寝食を共にしたり、友人としての交流をしたり、様々な形で出会った、魅力あふれるジャズメンを、「逸話」を交えて紹介している。愛すべき50人のジャズメンの素顔である。

これが、面白い。今までの「逸話」中心の書籍は、ジャズの歴史の中で語り継がれてきた「定説」となった「逸話」を集めて披露するという「伝承」的な要素が強く、新しい発見とか、生々しく臨場感溢れる話には乏しかった。

しかしである。この小川隆夫さんの「愛しのジャズメン」は違う。今までの伝承的な「逸話」もしっかり押さえてあるが、他の書籍と違うのは、彼が実際にインタビューしたり、交友関係の中で聞いた話など、彼が実際に、そのジャズマンに訊き、そのジャズマンが実際に答えた話が中心だという部分である。この中には、新しい発見とか、生々しく臨場感溢れる話が沢山あって、「へぇ〜っ」と感心したり、苦笑したり、意外に思ったり、実に楽しい、著者ならではの「逸話」が楽しい。

ジャズという音楽は、演奏するジャズメンの「逸話」を知ることで、更に豊かになる音楽である。
  
 
 
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2007年4月13日 (金曜日)

懐かしのストックホルム

「初心に返る」というスローガンの下、ジャズの名盤・定番の類を聴いている訳だが、前の日曜日、映画「かもめ食堂」について書いた。この「かもめ食堂」の舞台は、フィンランド。この映画を観ていて、ふっと「懐かしのストックホルム(Dear Old Stockholm)」を思い出した。

フィンランドの首都はヘルシンキなので、なぜ「ストックホルム」なのか自分でも判らないが、とにかく、あのジャズ・スタンダードの中で、僕の好きなスタンダード・ベスト10にランクインする「懐かしのストックホルム」を思い出したのだ。ちなみに、ストックホルムは、スウェーデンの首都です。

「懐かしのストックホルム」を思い出して、どうしても「懐かしのストックホルム」を聴きたくなった。さて、「懐かしのストックホルム」の名演は、といえば、僕は、真っ先に「スタン・ゲッツ」を挙げる。

スタン・ゲッツの「懐かしのストックホルム」の名演が収録されているアルバムは「ザ・サウンド」(写真左)。1950年から51年にかけて録音された、スィング、ハード・バップ系統の秀作。LPでは、1950年にウディ・ハーマンバンドから独立して吹き込まれたのがA面で、ストックホルムで録音したのがB面。当然、「懐かしのストックホルム」は、B面に収録されています。

Stan_getz_the_sound

スタン・ゲッツのテナーを「線が細い」とか「弱々しい」と評する方もいますが、誤解も甚だしい。この「ザ・サウンド」を聴くと、確かに、コルトレーンやロリンズの音と比べると、大人しい音だが、芯はしっかりしていて、マイルドで優しく、ストレートに吹ききっている。

なにも、コルトレーンの様な、超絶技巧で咆哮のようなフリーキーな音や、ロリンズの様な、豪放磊落な野太い音ばかりが、ジャズ・テナーの音ではない。スタン・ゲッツの音も立派な個性で、このまろやかですすり泣くような音は、誰にも真似できない、ゲッツだけのスタイルである。

この「ザ・サウンド」は、彼の若い時期のサウンドが堪能できる一枚。彼の特徴は、奥底にしっかりと芯が入った音と奥行きのある、ふくよかで優しいサウンド。この彼のスタイルに、最高にマッチした演奏が「懐かしのストックホルム」。ゲッツのテナーが、原曲の味わいを損なわないどころか、原曲の良い雰囲気を高貴で洗練されたシンプルな演奏に昇華させている。僅か2分49分の短い演奏だが素晴らしい内容だ。良い演奏とは、曲の長さに左右されない。

同様に4曲目の「イエスタディズ」も、素晴らしい雰囲気のバラード演奏。これだけ、しっかりとしたバラード演奏は、なかなか聴けるものではない。ちょっと情緒不安定な時は、落涙してしまいそうな、そんな限りなく優しい演奏。

冒頭のちょっとハードな「ストライク・アップ・ザ・バンド」の演奏も良し。ハード良し、スロー良し、バラード良し。ゲッツは、ジャズ・テナーのスタイリストとして、ワン・アンド・オンリーな存在である。この「ザ・サウンド」というアルバムはその事実を「これでもか」というくらい見せつけるのだ。大名盤である。

僕が所有いるCDは限定盤として、紙ジャケット発売されたもの。世界初オリジナルCD化ということも手伝って、発売即完売したと聞く。買っておいて良かったなあ〜、と思ってはいるが、今はプラ・ケース盤などで手に入るのだろうか。

いつも思うことだが、この「ザ・サウンド」の様なアルバムは、常にリスナーの手に入る様に、定常盤化しておくべきだ。限定盤などで発売すべきではない。名盤・定番の類は、あらゆるジャズ・ファンに、平等に手に入れることの出来る環境を、レコード会社は提供するべきだと僕は思う。
 
 
 
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2007年4月12日 (木曜日)

無事、帰還しました〜 (^_^)v

しかし、交通機関の発達で、日本も狭くなったものだ。札幌の支社から自宅まで、デスク to ドアで、約5時間。昔(30〜40年前)は、飛行機なんて高くて乗れないので、電車で行くとなると、夜行で足かけ2日がかりで行くことになる。

はい、無事、札幌から帰還しました。この2日間、札幌の最高気温は8度、最低気温は0度。東京の冬である。今年は暖冬だったので、さすがに街中に雪は無い。でも、やっぱりちょっと寒い。一昨日、札幌に着いた瞬間は思ったほどでもない、と思ったが、夕方からグッと冷え込み、雨が降り出し、北風が強くなって、凄く寒くなった。そして、夜中に雪に変わって、昨日の朝は、うっすら雪景色。

Sapporo_070412

そして、今日の朝は、8時くらいまではドンヨリ曇り空だったのが、8時半頃、どどっとにわか雪。結構、大きな雪がバ〜ッと降ってきた。え〜、4月12日で雪かよ。ホテルの窓から取った写真をアップしておきます。

ビルに挟まれた向こうに見えるのは、二条市場。二条市場といえば、明治時代、魚小売商から始まったと言われている歴史ある市場。カニ、ホタテ、ウニをはじめ、季節ごとの新鮮な魚介類、野菜、乾物など、北海道ならではの特産品が店先に所狭しと並んでいます。僕は、札幌出張の度に、この二条市場のエリアにある海鮮食堂で、晩ご飯はお世話になってます。日本酒は男山、焼酎は芋焼酎。ウニに刺身にカニ、ホタテなどなど。至福のひとときです。しかも安い!

しかし、今回の出張はちょっと疲れました。もう眠くて仕方がない。しかも、明日もまだ働かなくてはならぬ。だから、週半ばの出張は嫌いなんだ。ということで、今日は、札幌から無事帰還したというご報告のみで、音楽の話は明日にします。
  
  
  
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2007年4月11日 (水曜日)

今日は「お休み」です。

最近、北に南に飛び回って結構忙しい。旅は好きだけど、出張は結構手間である。今日は、北の国にいます。そう、北海道は札幌。札幌出張の2日目です。

今日は夜遅くまで会議があって、その後、遅い晩飯を食べて、支社の人たちと飲みに行くので、ブログを更新する時間がありません。よって、今日のバーチャル音楽喫茶『松和』は、お休みとさせていただきます。

明日は、順調に東京に帰り着けば、このブログでお会いできると思います。それでは・・・m(_ _)m。


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2007年4月10日 (火曜日)

旅のお供は「音楽本」です。

この季節に、北に向かって旅をすると、その服装に気を遣う。ここ千葉県北西部では、この時期は、最低気温が10度程度、最高気温は16〜18度くらいになるので、コートはいらない。でも、北に向かうと、当然寒くなる。

今日から札幌へ出張なのだが、この時期の札幌の最低気温は0度くらい、最高気温は8度くらいである。これでは、コートが無いと、外を歩くのが寒い。特に夜は必須だろう。ということは、コートの要らない東京から、コートを着て行かなくてはならないということ。ああ、なんてめんどくさい。

東京を出る時、東京へ帰り着いて家へ帰る時、コートを着なければならんということは、暑くて汗をかくってこと。コートなど、暑かったら脱いで、手で持てば良いではないか、という声が聞こえる気がするが、それはそれで手間である。出張時には、出張の荷物っていうものがあって、これが結構、かさばって重い。この荷物を片手に持ち、これまた別の片手にコートを持つなんて、めんどくさくて出来ない。この季節の北に向かっての出張は結構手間である。めんどくさいのだ。だから、明日からの札幌出張はちょっと憂鬱。

Music_diary_2

さて、出張というもの、結構、暇な時間って多くて、時間を潰すのに頭を使う。飛行機で行くとなると、空港のゲートでの待ち時間。これが結構まとまって、数十分は軽くある。それから、移動の電車の中。地方出張となると、30分〜1時間は電車に乗る羽目になる。

それから、ホテルに着いてから寝るまで。これがまた、まとまって1時間とか暇な時間がある。そして、僕は初日は寝られない。枕が変わると初日は寝られないのだ。いきおい、読書で気を紛らわして、睡魔が忍び寄るのを待つことになる。

こういう時、読んで楽しいのは「音楽本」。僕にとって、音楽に関係する本が一番楽しい。今回購入した本は、小栗勘太郎/著 「音楽ダイアリー SIDE・A」である。この本は、その日に起こった、音楽にかかわる出来事を紹介しながら、推薦アルバムを紹介していくコラム集。「SIDE・A」は、4月1日〜9月30日。アーティストやレコーディングに関する記録や逸話などを1日1話の割合で紹介。雑学、豆知識風で、楽しい読み物である。

雑学、豆知識風で気軽に読めて、好きな音楽、好きなアルバムが感じられて、出張の慌ただしい時間の中で、ホッとリラックスできる時間を作ってくれる。やっぱり、旅のお供は「音楽本」。
 
 
 
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2007年4月 9日 (月曜日)

名盤中の名盤とはこのことじゃ

すっかり春である。今日の帰りも東京では雨の気配は全く無かったのに、家の最寄り駅についたら、急ににわか雨。でも、冷たい雨じゃない。春の雨である。ん〜、晴れ間が続かなくなりましたね。猫の目のように天気がコロコロ変わる。千葉県北西部地方はすっかり春になりました。

さて、「初心に返る」というスローガンの下、ジャズの名盤・定番の類を聴いている。今日は、Cannonball Adderley『Somethin' Else(サムシン・エルス)』(写真左)。ブルーノートからリリースされた(BN1595番)、キャノンボール・アダレイ名義のアルバムである。

キャノンボール・アダレイ名義であるが、実質のリーダーは、マイルス・デイビスである。これには、こんなエピソードがある(かなり有名なエピソードなんで、ここで改めて書くのも気が引けるが・・・・)。

1952年当時、マイルスは麻薬中毒の為、レコーディングもままならない状態に陥っていた。しかし、彼の才能を高く評価していたブルーノートの総帥アルフレット・ライオンは彼をサポート。1952年より、1年ごとにマイルスのリーダー作を録音することを約束。しかしながら、1955年、麻薬中毒から立ち直ったマイルスはコロムビア・レコードと契約をした。この契約により、ブルーノートへの録音は途切れることになる。

しかし、マイルスは、ライオンへの恩義を忘れなかった。再び、ブルーノートへの録音のチャンスを伺い、1958年、コロムビア・レコードを説得し、キャノンボール・アダレイ名義のアルバムにサイドマンとして参加することでライオンとの約束を実現。麻薬中毒の苦しい時代に、マイルスを見捨てず、マイルスの才能と人格を信じてくれた、ライオンへの恩義に報いたのだ。
 

Somethin_else

 
いい話ではないか。僕はこういう話に実に弱い。しかも、こういう感動的な逸話というのが、ジャズの世界では、ごまんとある。もうこのマイルスとライオンの物語だけで、この「サムシン・エルス」というアルバムは、名盤であることを約束されたようなものだ。

さて、アルバムの内容と言えば・・・。そりゃ〜、素晴らしい名演の数々。ハード・バップの最高峰。ハード・バップというジャズ・フォーマットの最高到達地点のひとつである。

まず、オープニングの1曲目。ジャズのスタンダード中のスタンダードとされる「枯葉 (Autumn Leaves)」 を、シャンソンの世界からジャズへ持ってきた一枚であると言われる所以。そう「枯葉 (Autumn Leaves)」である。

しかし、この「枯葉」、前奏のアレンジがダサい。「ズンドコ・ズンド、ズンドコ・ズンド」という、なんだか間の抜けた前奏のアレンジ。当時、マイルスが入れ込んでいた、アーマッド・ジャマルのアレンジをパクったらしいが、これなら、ビル・エバンスの「ポートレイト・イン・ジャズ」で聴ける「枯葉」の前奏のアレンジの方が数倍優れている。

が、イチャモンもここまで。後は、めくるめくハード・バップの最高峰演奏が続く。表題曲の「サムシン・エルス」などは、マイルスのオリジナルなんだが、曲想は既にハード・バップの先を行く、先進的な響きが素晴らしい。
 
大スタンダードの「ラブ・フォー・セール」については、こんな芸術的な高尚な響きの「ラブ・フォー・セール」を他に知らない。「ダンシング・イン・ザ・ダーク」のキャノンボール・アダレイのバラード・ソロは、キャノンボールの面目躍如。情感タップリで、そこはかとなくファンキーな香りがかぐわしい、絶妙なソロが聴ける。

リズム・セクションのハンク・ジョーンズ(p)、サム・ジョーンズ(b)、アート・ブレイキー(ds)も申し分ない。というか、彼らの代表的演奏が聴ける。ハンクの旨さ、ジョーンズの堅実さ、ブレイキーの天才的ドラミング。ハード・バップ時代を代表する、リズム・セクションの秀逸な演奏が聴ける。

アーティスティックな高尚な佇まいの「サムシン・エルス」。やはり、名盤である。定番である。ハード・バップ時代の最高傑作を聴きたいなら、まずは、このアルバムをお薦めする。やはり、マイルスは偉大である。
 
 
 
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2007年4月 8日 (日曜日)

こんなお店っていいよな〜

ブログのデザインを変えてみました。このブログも1年以上も運営しているので、自分でも、デザインについて、ちょっと飽きてきた、というか、マンネリというか・・・。ということで、思い切って「夜」の雰囲気に変えてみました。

このところ、当ブログを訪れるお客様の割合も、午後7時以降の夜の時間帯に訪れるお客様が約6割を占める。それでは、バーチャル音楽喫茶『松和』の夜の時間帯って感じにしてみようかなと・・・。夜の時間帯なので、少しはアルコールの類もお出しするだろう、ということで、このデザインに落ち着きました。

お店の雰囲気といえば、昨日、久し振りに映画を観たんですが、その映画のタイトルは「かもめ食堂」。東京から10時間、日本からも最も近いヨーロッパの国、フィンランド。そんななんだか遠くて近い国でひそかに誕生した映画「かもめ食堂」。その「かもめ食堂」を舞台に繰り広げられる、日常的な様でそうでない、優しくて不思議な物語を描いた映画です。

Kamome_thum

この映画の雰囲気が実に良いんですよ。物語が繰り広げられるといっても、劇的な展開の物語では無くて、日常どこにでもあるような展開の物語が淡々と綴られます。登場人物の女性達は、それぞれ、さりげない自然体の中に凛とした佇まいが魅力的で、気丈だけどちょっとせつない雰囲気に惹きつけられます。

フィンランドのヘルシンキの町並みを中心に撮影されているので、まず、映像そのものが美しく、異国情緒溢れる雰囲気があります。そして、カット割りとアングル、画面の展開が緩急自在でキビキビしていて、劇的な展開の物語では無い、日常どこにでもあるような緩やかな物語がいくつも重ね合わせていく展開でありながら、最後まで飽きさせません。逆に惹きつけられる感じ。この「かもめ食堂」を観ていて、小津安二郎の映画を思い出しました。

この「かもめ食堂」、献立は、日本の家庭料理で出てくるようなシンプルで美味しいものが中心(肉じゃがとか焼き鮭とか)。そして、メインメニューは「おにぎり」。店のレイアウトやデザイン、調度品もすごく自然体で居心地の良さを感じる、柔らかくて暖かい雰囲気。そして、コーヒーが旨い。

こんなお店っていいよな〜。我がバーチャル音楽喫茶『松和』も、リアルのお店に仕立てるんだったら、この「かもめ食堂」みたいな雰囲気の音楽喫茶が理想だな〜、なんて、映画を観てて思いました。
 
 
 
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2007年4月 7日 (土曜日)

なかなか興味深い「名盤の裏側」

今週は花冷えの寒い日が続いたが、今日は暖かくなって、我が千葉県北西部地方でも気温は17度まで上がって、やっと春らしい気温に戻って、ほっと一息。午後から、天気が怪しくなり、明日も天気は曇り時々雨で、ぐずつき気味。でも、気温はもう下がらないので、明日は暖かい朝でゆっくり出来そう。

このところ、音楽関係の書籍で、面白そうな本の発売が相次いでいる。本については、子供の時、欲しい本(漫画本以外)を見つけたらお小遣いに関係なく、買い与えてくれたので、本は相当読んだ。この習慣を社会人になっても継続していて、欲しい本があったら、金に糸目をつけず、買うことにしている。

最近は、Webで検索して在庫の有無を調べて購入できるようになったので助かるが、本っていうもの、読みたい本を見つけたときに買っておかないと、お小遣いが貯まったら買おう、なんて悠長なことを言っていたら、お小遣いが貯まった頃には、店頭から姿を消していて、他の書店を探しても無い、ということが良くある。そういう経験もあって、今でも読みたい本があれば、よっぽど高価な本でない限り、即ゲットである。

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今回購入したのは「名盤の裏側:デレク&ザ・ドミノス・インサイド・ストーリー」(写真左)。シンコーミュージック・エンタテイメントからの出版である。この表紙のアルバム・ジャケットの写真を見ればすぐ判る。デレク&ザ・ドミノスの永遠の名盤「いとしのレイラ」のレコーディングについての「実話&裏話」集である。そういえば、昨年11月に洋書で発売されて話題となっていたのを思い出して、四六判、256ページ、税込価格1995円とちょっと割高だけど、即ゲット。

読んでみると、なかなか面白い。エリック・クラプトン(Eric Clapton)のバイオグラフィーから、ジョージ・ハリスンの妻だったパティ・ボイドとクラプトンの有名な不倫劇に関する話題、そして、メインのデレク&ドミノスとしてレコーディングに臨んだ「いとしのレイラ」セッションの模様、故デュアン・オールマンなどアルバムで重要な役割を果たした参加メンバーの逸話、関係者へのインタヴュー、などなど、なかなか興味深い記事の数々は、読んでいてなかなかに面白い。

特に、デレク&ドミノスの「いとしのレイラ」にまつわる伝説や逸話、レコーディングの概要、背景など、この「いとしのレイラ」というアルバムを長年聴き込んできたマニアにとっては、今までさまざまなルートから得た「いとしのレイラ」に関する情報を整理し、確認する、という「振り返り」にピッタリの本である。

この本を読み進めながら、「いとしのレイラ」を聴き進めると、今までと違った角度でのリスニングが出来て、この永遠の名盤に更なる深みを添えること間違い無し。読み進めるうちに、「え〜っ、そうだったのか」とか「え〜っ、これ、デュアンが弾いていたのとちゃうんか〜」とか「このフレーズ、クラプトンが作ったんとちゃうんか〜」とか、時々、新しい発見があったりして楽しいです。

明日も天気はぐずつくらしいし、早々に投票にいって、明日は、音楽でも聴きながら、読書にいそしむことにしますか。
 
 
 
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2007年4月 6日 (金曜日)

ロック界屈指のボーカリスト

このところ、硬派な純ジャズであるバド・パウエルを聴き込んでいた訳だが、硬派な純ジャズばかり聴き過ぎると、聴くのが嫌になってくるので、気分転換に、バド・パウエルの裏で、ブリティッシュ・ロックを聴いている。

今回のブリティッシュ・ロックは「ロッド・スチュワート」。ロッドの「コンプリート・マーキュリー・レコーディングス」をこの1週間、ず〜っと聴いている。この「コンプリート・マーキュリー・イヤーズ」は、ソロ・キャリアのスタートを切った70年のソロ第1作目『ロッド・スチュワート・アルバム』から74年の『スマイラー』までの5作と、米国での未発表曲を収録。マーキュリー時代の全録音を集めたボックス盤である。

Rod_stewart

ロッドは、70年代ロックの世界での「屈指のボーカリスト」。特徴あるダミ声。それでいて、音程がしっかり決まっていて、アップテンポもスローも、R&R、R&B、なんでもござれ。どんな曲でも歌いこなす職人芸的な巧さ。それでいて、ビートに乗った、ノリの良い歌いっぷり。とにかく上手い。とにかく渋い。僕はロッドというボーカリストが大のお気に入り。

アメリカン・ルーツ・ミュージックとブリティッシュ・トラディショナル・ミュージックを基調に、R&B、ゴスペルに傾倒した音作りは、ある時は郷愁を感じさせ、ある時はファンキー漂い、ある時はノリの良いビートを供給する。英国人ミュージシャンが表現する「英国と米国の架け橋」(アトランティック・クロッシング)。ルーツ・ミュージックを基調とする部分で、ルーツ・ミュージックに弱い僕はもうメロメロ。

この「コンプリート・マーキュリー・イヤーズ」では、米国に渡る前の、英国で活躍していた頃のロッドのソロ・アルバムの全てが堪能できる優れもの。商業音楽に傾く前の、まったく純粋にR&B、ゴスペルに憧れを抱き、モータウン・ミュージックを標榜していた頃の「ロック野郎」だった頃のロッド・スチュワートは今聴いても最高!。

ロッドを聴いて、気分はノリノリ。金曜日、仕事を終えて家に帰る。家に帰り着く頃には、気分スッキリ。一週間の仕事の疲れも癒えて、気分転換もバッチリ。明日からの週末を楽しむ態勢が出来上がっているのだ。
 
 
 
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2007年4月 5日 (木曜日)

お気に入りのバド・パウエル

昨日のブログは「では、初心者向けのバド・パウエルのアルバムってあるのか。それはまた明日・・・」で結んだので、今日はその続きを。

バド・パウエルって、どのアルバムをとっても初心者向けとは言い難い。ブルーノートの諸作は、ジャズの歴史の記録としての価値はあるが、その演奏内容はどれも難解。よく初心者向けのアルバムとして、「The Scene Changes (The Amazing Bud Powell, Vol. 5)」が挙げられるが、確かに、冒頭の「Cleopatra's Dream(クレオパトラの夢)」は良い曲だ。

でも、パウエルの唸り声がなあ。大きすぎる。他の曲もちょっと往年のパウエルとしては物足りなく、1958年の録音ということを考えると、彼が活躍したビ・バップの時代は遙か遠く、ハード・バップ全盛の中で、パウエルは取り残された格好になっていて痛々しい。

Bud_favorite

さて、ジャズ初心者の方にも、少しジャズを聴き込んだ中級の方にも、お勧めできる(当然、僕のお気に入り)バド・パウエルのアルバムは、「ジャズ・ジャイアント」(写真左)。ヴァーヴというレーベルのアルバム。1949年、1950年の演奏が収録されているが、録音状態もまずまず。ちょっとこもった感じの音ではあるが、聴けない音質ではない。

そして、あのパウエルの唸り声がほとんど目立たない。唸ってはいるんだが、かなり小さな音でかすかに入っている程度(時々目立つが気にするほどではない)。しかも、パウエルの超絶技巧の世界が炸裂。男性的で、鋭角的でエッジが立った、電光石火のアドリブが満載である。「これぞ、バド・パウエルの芸術なり」って感じで、彼のピアノの特徴が凄く良く判る。

1曲目の「テンパス・フュージット」、3曲目の「チェロキー」、6曲目「神の子はみな踊る」、8曲目「ゲット・ハッピー」10曲目「スウィート・ジョージア・ブラウン」と、有名なスタンダードでの高速演奏が目白押し。それでいて、ラストの3曲、バラード3連発。「イエスタデイズ」、「エイプリル・イン・パリ」、「身も心も」という、実にスタンダードなバラード演奏が素晴らしい。超絶技巧な高速演奏だけではない。この優れたバラード演奏を聴くと、彼が天才だと呼ばれた理由が良く判る。

最後に、あともう一枚。男性的で、鋭角的でエッジが立った、電光石火なビ・バップ・ピアノではありながら、とんがっていない、リラックスした、情感溢れる演奏が素敵な「Blues in the Closet(ブルース・イン・ザ・クローセット)」(写真右)。パリに移住する3年前、56年のNY録音。ちょっと唸っているけど、それを凌駕する、情感溢れるパウエルの演奏。素敵なジャケットを相まって、僕の愛聴盤です。
 
 
 
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2007年4月 4日 (水曜日)

バド・パウエルは難しいなあ

最近、「初心に返る」と題して、ジャズの名盤、定盤を聴きかえしていると、前のブログで書いたが、このところ、バド・パウエルを聴き返している。

ジャズ初心者にとって、バド・パウエルってピアニストは「鬼門」である。どのジャズ入門書にも「ジャズ史におけるバド・パウエルの存在は大きなもの」と書かれていて、ピアノ、ベース、ドラムというトリオ編成を定着させたのも、パウエルだと書かれている。ここまで書かれると、ジャズ初心者としては、なんだかバド・パウエルのアルバムを、聴かなければいけないような気になるではないか。

でも、ジャズ初心者がパウエルを聴くと、決まって彼が嫌いになる。嫌いになるだけだといいのだが、ジャズへの興味が急速に薄れることだってあるに違いない。それほど、バド・パウエルってピアニストは取っつきにくく、最初に聴くアルバムの選定が難しいのだ。

僕もジャズ初心者の頃、「バド・パウエルは、ジャズ・ピアノ・トリオの開祖」というフレーズに強い興味を覚えて、ジャズ入門書を読んだ。どのジャズ入門書にも、バド・パウエルの推薦盤としてあがっているアルバムが「バド・パウエルの芸術」(写真左)である。ジャケットのデザインもまずまずだし、どうしても手に入れたいと思うようになる。そして、なけなしの小遣いをはたいてゲットする。

Bud_powell_1

これが、である。まず、録音状態が悪い。1947年、1953年の録音なので仕方が無いのだが、初心者にとって、録音状態は重要な要素。このあまり良くない録音状態にガッカリする。そして、ビックリするのが、パウエルの唸り声。パウエルはピアノを弾きながら唸るのだが、この唸り声が不気味であり下品に聞こえる。ヘッドフォンで聴けばなおさらだ。そして、決定的なのは、彼の演奏の何が「ジャズ・ピアノ・トリオの開祖」なのか、初心者にとってさっぱり判らないのだ。

僕は、ジャズ初心者の頃、この「バド・パウエルの芸術」に、ほとほと手を焼いた。せっかくなけなしの小遣いをはたいて買ったのだから、我慢して何度も何度も聴き返すのだが、その度に「何がいいんだろう、この演奏」。何回か聴き返して、自分もピアノを弾くので、彼の超絶技巧な演奏テクニックはスゴイ、ということだけは判るのだが、そこから先が「???」。

今聴くと、彼の演奏の何が凄いのか、彼の演奏の何が「ジャズ・ピアノ・トリオの開祖」なのか、判るようになったけど、初心者にとっては、この「バド・パウエルの芸術」は難物です。ジャズのアルバムをずっと聴き進めていって、ジャズ・ピアノのアルバムを何十枚か聴いて、バド・パウエル以外のジャズ・ピアニストのスタイルがなんとなく判るようになってから、この「バド・パウエルの芸術」を聴くと、1947年当時で、これだけのテクニックでピアノ・トリオ演奏がなされていたという事実に素直に感動できます。

そして、彼の最大の功績は、そのトリオ編成によって、ピアノを旋律楽器として成立させたことです。つまり、リズムはドラムに、ベース・ラインはベースに割り当て、任せることで、ピアノをリズムセクションの一端から解放し、旋律楽器として、自由な即興演奏を実現したことです。その「彼の功績」が「バド・パウエルの芸術」に、歴史上の事実として記録されています。

これが判るようになるまで、僕は、この「バド・パウエルの芸術」を購入してから、約10年の歳月を要しました。今、振り返って思うのは、この「バド・パウエルの芸術」ってアルバム、ジャズ初心者向けでは無くて、ジャズ中級者向けですね。

では、初心者向けのバド・パウエルのアルバムってあるのか。それはまた明日・・・ (^_^)v。
 
 
 
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2007年4月 3日 (火曜日)

ブログ運営、一周年です。

昨日の4月2日で、このブログを運営して、丸一年が経ちました。そう一周年です。ほぼ毎日、更新し続けたんだけど、まあ良く続いたものだと、自分でも感心しています。

もともと、バーチャル音楽喫茶『松和』をWebで運営していて、この『松和』に来ていただいた皆さんから、最初は電子メールで、ご意見やご質問をいただいていたのですが、一昨年あたりから、スパムメールが多発して、メール・アドレスをクローズせざるを得なくなりました。

これでは、バーチャル音楽喫茶『松和』を訪れてくださる皆さんのご意見やご質問を受けられない、困ったなあと思案していて思いついたのがこのブログでした。ブログであれば、コメントやトラックバックも、電子メールよりは気軽に入れていただけるのでは、と思い立った訳です。

そして、せっかくブログを運営するのであれば、バーチャル音楽喫茶『松和』のマスターである僕が、実際に音楽喫茶を開いて、そのマスターとしてカウンターに立ち、『松和』を訪れてくださる皆さんに、日々、お話しする話題はどんな話題だろう、という設定の下で、ジャズに関する話題や70年代ロック、70年代Jポップに関する話題をアップしてきました。実際の喫茶店のマスターのおしゃべり的な雰囲気を感じていただければ幸いです。

Matsuwa_door

累積アクセス数は、約18,000ヒット、累積訪問者数としても、約9,000名と、全く無名の一般市民が出しているブログとして、まずまずの訪問実績だと自画自賛しています。これも、ひとえに、この僕の拙い文章や話題にお付き合いいただき、このブログや本家のバーチャル音楽喫茶『松和』を訪れてくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。改めてお礼申し上げます m(_ _)m。

しかしながら、累積アクセス数が、約18,000ヒット、累積訪問者数が、約9,000名のアクセス実績から、ブログは、コメントが電子メールより手軽に入れられるので、もう少し、ブログを訪れる皆さんからのコメントがいただけるかな、と期待していましたが、ちょっと不調なのが気がかりです。是非、遠慮無く、コメントを入れて下さいね。皆さんのコメントが、このブログを続けていく励みになったりしますので・・・m(_ _)m。

我が、バーチャル音楽喫茶『松和』は、本館が「ジャズ・フュージョン館」、別館が「懐かしの70年代館」という建て付けになっているので、ブログの話題は、ジャズ・フュージョンの話題が6割、70年代ロック&Jポップの話題が4割という配分で、話題を取りまとめて来ました。今後とも、この割合で、ジャズ・フュージョンの話題、70年代ロック&Jポップの話題を、喫茶店での会話のように、ごった煮で語っていきますので、よろしくお願いいたします。

さあ、今日からは、来年の2周年を目指して、リラックスして、ブログを運営していきますので、改めて、よろしくお願いいたします。



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2007年4月 2日 (月曜日)

ベスト盤に思いを馳せる

このところ、気温の寒暖の差が激しい。これだけ寒暖の差が激しいと、体調維持が大変になる。昔から、この寒暖の激しい季節の変わり目は、持病が出て、体調を崩すことが多い。この土日、土曜日と日曜日、気温差が激しくて、これは「まずいな〜」と思っていたら、今朝、頭痛と軽い眩暈でダウン。一日、お休みする羽目になってしまった (>_<)。

とにかく、体が怠い。眠い。午前中は、コンコンと熟睡。昼からは、ベッドで寝ながら、音楽を聴きつつ、それでもウトウト。季節の変わり目は苦手。例年は、暑いのか寒いのか、よく判らん状態が2週間くらい続く。今年は、寒暖の差が例年より激しいからなあ。早く、気温が安定して欲しいなあ。

昼からは、ベッドで寝ながら、音楽を聴いていた訳だが、今日は、久し振りに、サイモン&ガーファンクルの「グレイテスト・ヒッツ」を聴く。実はこのS&Gの「グレイテスト・ヒッツ」、CDで持っているとばっかり思っていたら、持って無かったことが一昨日発覚(LPで持っているだけだった)。昨日、急遽購入したもの。

僕は、ロックやジャズの「ベスト・アルバム」「コンピ・アルバム」「グレイテスト・ヒッツ」の類は好きじゃなくて、やはり、それぞれのアーティストのサウンドを味わうには「オリジナル・アルバム」が絶対、と思っている。よって、70年代ロックのアルバム・コレクションも相当数に上るのだが、「ベスト・アルバム」「コンピ・アルバム」「グレイテスト・ヒッツ」の類はほとんど所有していない。

Best_compi

そんな中で、高校時代から今に至るまで、良く聴く「ベスト・アルバム」の類が、例外的に3枚だけある。まずは、先に挙げた、サイモン&ガーファンクルの「グレイテスト・ヒッツ」(写真左)、そして、西海岸ロックの雄、イーグルスの「グレイテスト・ヒッツ 1971-1975」(写真中央)、それから、プログレの馬鹿テク集団、イエスの「イエスタディズ」(写真右)。この3枚だけは、僕のコレクションの中では、例外中の例外で、この3枚の「ベスト・アルバム」だけは、長年の「ヘビー・ローテーション」。

今日は、S&Gの「グレイテスト・ヒッツ」を聴いていたんだが、出だしの「ミセス・ロビンソン」から、ラストの「いとしのセシリア」まで、この並び順しかない、と断言できるほどの「完璧な曲順」。この「完璧な曲順」が、この「グレイテスト・ヒッツ」を、オリジナル・アルバムと同等のレベルまで引き上げているのだ。次から次から、イントロが流れる前に次の曲名が口を突いて出てくる位、慣れ親しんだ「完璧な曲順」。

イーグルスの「グレイテスト・ヒッツ 1971-1975」も同じ事が言える。この並び順しかない、と断言できるほどの「完璧な曲順」。単にヒット曲、人気曲を集めて並べただけではない、「グレイテスト・ヒッツ」らしからぬ、オリジナル・アルバムと同等の内容レベル。

イエスの「イエスタディズ」はちょっと違う。当時、なかなか聴けなかった「ファースト」とセカンド「時間と言葉」からの小粋な選曲と、当時、未発表だったボーナス・トラックの構成。出世作の前の、イエスの創生期のサウンドが味わえて、これがなかなか古さを感じさせない出来で、今でも時々引っ張り出しては聴いている、「ベスト・アルバム」らしからぬ、隠れ名盤です。

今日は、体調不良で、一日、床に伏せっていたけど、久々に、「グレイテスト・ヒッツ」「ベスト・アルバム」の類が聴けて、ちょっと精神的には元気になりました。
 
 
 
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2007年4月 1日 (日曜日)

干潟ウォーキング、そして花見

昨夜は相当強い南風が吹き込んでいたので、翌日の朝は暖かくなっているやろう、と予想していた。が、こんなに暖かくなるとは思わなかった。最高気温25度。もうこれは夏日である。おいおい、まだ4月1日やねんけど。

服も、昨日はちょっと肌寒くて、ラガーシャツの上に、トレーナー着て、薄い上着を羽織って、ちょうどよかったのに、今日は暑くて(暖かいというレベルではない)、ラガーシャツ一枚でOK。この激しい寒暖の差はなんなんだ。明日は、逆に、10度位、気温が下がるということなんで、体調維持が大変。

20070401_yatsu

午前中に、車で買い出しに行ったのだが、あちらこちらで桜が満開。買い出しの帰りに、車で遠回りして、あちらこちらの満開の桜を楽しんだ。いや〜、これはもう、来週では間に合わんなあ。これだけ暖かいし、この日曜日が絶好の花見日和。

ということで、午後は、昼ご飯を食べてから、近くの干潟へ久し振りの「干潟ウォーキング」。干潟の公園には、桜が沢山あったはず。ウキウキしながら、テクテク歩く。途中、コブシの花が咲いていたり、ユキヤナギの花が咲いていたり、桜の花が咲いていたり、色々な花々が一斉に咲き乱れている。春爛漫である。

干潟の周りを歩いて、歩道の脇の桜を愛でて、干潟の公園の桜(写真)を愛でて、今年初めて、桜を堪能した。見事なまでに満開でした。歩いていて暑いくらいで、こんな暖かい中での満開の桜は記憶に無い。今年の花見は、ちょっと珍しい天気の下での経験でした。
 
 
 
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