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2007年2月 5日 (月曜日)

日だまりのようなジャズ

今年の冬は暖かい。今日も朝は冷え込んだけど、底冷えという感じではなく、日中は暖かくなるぞ、って感じの、ちょっと緩めの冷え込み。当然、オーバーを着込むほどでもなく、やっぱり、日中は、眩しいばかりの日差し。仕事場の窓越しなので、暖かさの度合いは判らないけど、暖かそう。

今年の冬は、日差しが強い感じがする。2月にしては、眩しい日差し。3月の日差し。もしかしたら、平年より1ヶ月ほど、早く季節が移りつつあるのかもしれない。青い空は高く、高層ビルの白い壁は眩しいばかり。そして、眼下の公園には、暖かそうな日だまりがあちらこちらに見える。

この公園の日だまりを見ていて、「日だまりのようなジャズ」を思い出した。ほんわかして、柔らかで、それでいて、芯がしっかり通っていて、優しくて、心地良い。こんな「日だまりのようなジャズ」が聴きたくなった。

Milt_jackson_sunflower

そんな「日だまりのようなジャズ」は、1970年代、フュージョン界を牽引し、後のスムース・ジャズの源を作った、CTIレーベルのアルバムに多く聴くことが出来る。50年代のハード・バップの様に熱く無く、60年代のファンキー・ジャズの様にノリノリではなく、フリー・ジャズの様に激しくない。聴いていて、柔らかく心地良いジャズ。

今日の「日だまりのようなジャズ」は、そのCTIレーベルから、ミルト・ジャクソンの「サンフラワー」(写真右)。ストリングスとエレピで優しく包んだ、切なくなるような柔らかいミルトのヴィブラフォン。

バックは、決して甘きに流れない、一本芯の入った、玄人好みのバッキング。それもそのはず、ハービー・ハンコック(key)に、フレディ・ハバード(tp)、ロン・カーター(b)に、ビリー・コブハム(ds)。超一流のバックの面々。彼らのテクニックが、甘く流れてしまいそうなフュージョンを、しっかりと、ぎりぎり、ジャズに留める。

聴き入っていると、ついつい、まどろんでしまいそうな儚さ。ほんわかして、柔らかで、それでいて、芯がしっかり通っていて、優しくて、心地良い、甘美で官能的な響き。

70年代ジャズの成果である、フュージョンのひとつの形がここにある。
 
 
 
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