精神的に疲れたら「純ジャズ」
仕事で疲れた。精神的に疲れた。事実を無視して、又聞きと想像と想定と好き嫌いとが横行し、事実を無視して、うわさ話が暴走。
自分で事実を確かめずに、さも自分が一番判っているかのように、他人の仕事を評論家の様に評価するって、僕は大嫌い。疑義を抱いたら現場に事実を確かめろ、事実を捕まえないまま、想定で話をするな。自分が言われて嫌な指示を他人にするな。まあ、当たり前と言えば当たり前なことが出来ずに、頭でっかちの言い分がまかり通る。それでは、人を感動させる仕事は出来ないだろう。
精神的に疲れたら、その疲れを癒すには「純ジャズ」が一番。それも、1950年代。ファンキーな、オフビートな、ノリノリの演奏ではなく、寛いだ演奏中心のビ・バップからハード・バップの移行期、1950年代前半の「メインストリームな」ジャズが、精神的な疲れを癒すのに一番。
今日の精神的疲れを癒す一枚は「Lee Konitz & Warne Marsh」(写真右)。1955年6月の録音。レニー・トリスターノという、クール・ジャズの最高峰的存在の盲目のピアニストがいた。自己のトリオで活動する一方で、音楽理論の研究に力を入れクール派として独自の音楽理論を打ち立てる。51年には音楽学校を開校、リー・コニッツ、ウォーン・マーシュを指導。このトリスターノの門下生である、リー・コニッツとウォーン・マーシュの共演作。
トリスターノの門下生、クール派の二人の共演。きびしい、coolというよりcoldな演奏が身上の二人。しかし、ここでは、リラックスした、二人のサックスの「warmで静かな熱気のある」、掛け合い、バトル、ユニゾン、ハーモニーが聴ける。ジャズ・ミュージシャンの本能が、演奏理論を凌駕したセッションの記録。寛ぎの演奏が、精神的に疲れた頭をリフレッシュさせる。どの曲も、鼻歌で歌えそうな曲ばかり。しかも、適度な長さで飽きが来ない。
加えて、ジャケットの写真も素敵。寛いだ笑顔の二人が、このアルバムの内容を保証する。
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