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2007年2月19日 (月曜日)

サザン・ロックにハマッた頃・・・

故あって、この3日間、サザン・ロックを聴いている。サザン・ロックとは、カントリー、ヒルビリー、ブルースなど、アメリカ南部の土臭い音楽を前面に押し出したロックのこと。この3日間、サザン・ロックの中でも、特に有名な「オールマン・ブラザース・バンド(以降、オールマンズと略す)」を聴いている。

サザン・ロックと出会ったのは、今を去ること約30年前、高校2年生の秋に遡る。高校2年生の秋、ほとんどヤケになって買った2枚組が(高校生当時、2枚組のアルバムを買うなんて、なかなか出来なかった)、エリック・クラプトンの「愛しのレイラ」。ここで、サザン・ロック(スワンプ)に出会う。そして、デュアン・オールマンというギタリストに出会ったのだ。

デュアン・オールマンのスライド・ギターには、心底、たまげた。クラプトン目当てだったはずが、クラプトンは遠く霞んでしまった。リラックスした、ちょっとユルユルの、それでいて緊張感のある演奏にぞっこんになってしまった。デュアン・オールマンという名前から、「オールマン・ブラザース・バンド」のバンド名を知った。

そして、かの映画研究部の部室で、「レイラはええ、凄い」と熱く語っていたら、「じゃあ、これ聴いてみ」と渡されたアルバムが、「Win, Lose or Draw」(写真左)。このアルバム、良かったねえ。出だしから、土臭い、野太い演奏にニンマリ。特に、「High Falls」(長尺のインストルメンタルもの)は、今でも大のお気に入り。ロックの世界で、これだけのインストを展開できるバンドがどれだけあるか。米国南部の雰囲気をプンプン漂わせながら、ノリの良い、広がりのある、疾走感溢れる演奏が繰り広げられる。
 

Allman_brothers_jacket

 
この「Win, Lose or Draw」で一気に、オールマンズの虜になって、このアルバムを返す時、「どうやった」と感想を求められて、「うん、オールマンズってええなあ」と答えたら、「そうやろ〜、でもな〜、フィルモア・イースト・ライブとイート・ア・ピーチを聴かなあかんで〜」と言われて、即、レコード屋に「フィルモア・イースト・ライブ」と「イート・ア・ピーチ」を買いに走った。なけなしの貯金を「一気に大放出」である(どちらも2枚組のアルバムだった)。

それまでの、プログレ小僧はどこへやら。もう、これで完全にサザン・ロックに首っ丈。このサザン・ロック熱を皮切りに、「ザ・バンド」など、アメリカン・ルーツ・ロックにドップリ浸かり、カントリー&ウエスタン風の演奏つながりで、ウエスト・コースト・ロックにも飛び火していった。

そして、オールマンズのアルバムで内容充実かつ一番聴き易いアルバムといえば、「Brothers and Sisters」(写真右)。このアルバムは、サザン・ロックというよりは、もう、アメリカン・ルーツ・ロックといってもいい、強く米国を感じさせる土臭い演奏が繰り広げられるが、そこはかとなく、上品さと洗練された雰囲気が加味された、極上のロック名盤。とにかく、このアルバムから加入した、ピアニストのチャック・リヴェールが、実に効いている。このアルバムのハイライトは、長尺のインストルメンタルものの「Jessica」。土臭いサザン・ロックに、ピアノの音色が上手くブレンドして、もう「たまらん」。

しかし、プログレ小僧だった僕が、アメリカン・ルーツ・ロックに鞍替えするとは思わなんだ。というか、どうも、最近、僕は、ルーツ・ロック系、ワールド・ミュージック系の音に、実はからきし弱いことに気が付きつつあるのだが、その「きっかけ」はどうも、このあたりにあると、最近、睨んでいる。
 
 
 
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コメント

そしてそのきっかけを与えてしまったのは
このわたくし(^^;;;
いやはや、うら若き男子高生に散財させて
しまって申し訳なかったです・・・
でも、よかったやろう?? ふふっ

ひとみちゃん、ど〜も。松和のマスターです。

高校生当時、小遣いは、なにもかも、全部合わせて、
月額3,000円ポッキリだった。当時、2枚組のLPは
確か、3,600円と高額だった。

先に「いとしのレイラ」(2枚組)を買ったばかり
なのに、そのあと、オールマンズの2枚組を立て続け
に買ったもんだから、しばらく金欠で、生活が大変
だった思い出が・・・。正月(お年玉)が待ち遠し
かったで〜。

若気の至りですな。
でも、まあ・・・・、よかったけどね。
 

こんばんは。jamkenです。バックナンバーをみていたら気になる記事があって、ついつい共感してしまいました。私もまったく同じように、プログレ、パンク、ハードロック少年からオールマンズに開花した経歴の持ち主なのであります。この流は少年から大人の階段を上るようになんだか「成長したなー」なんて言葉が出るかのごとく、聞きあさって行きました。アメリカの大地はヨーロッパの大地とは明らかに違う素養を持っていたのでありました。しかしまぁ、いま大人になった、今から思えば、プログレ=子供、サザン=大人なんて公式はまったく当てはまってはないことはわかりました。(当時は気づかなかったですけどね)いまはマスターの記事を参考にしてJAZZを勉強していますので、よろしくです。

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