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2007年1月 4日 (木曜日)

「ジャズへの招待状・コンボ」更新

今日から、今年初出社の方々もいるでしょうね。考えてみると、正月休みって意外と短いですよね。恐らく、田舎へ帰ったりする往復の時間に結構、時間がかかるからではないでしょうか。実家でノンビリしている時間って、よくよく振り返ってみると、1月1日〜2日の2日間くらいかな。短く感じるはずです。

さて、バーチャル音楽喫茶『松和』/ジャズ・フュージョン館の「ジャズへの紹介状・コンボ」のコーナーを、久々に更新しました。是非、お立ち寄り下さい。アドレスは、このブログの右側「音楽喫茶「松和」のサイト」の欄の「バーチャル音楽喫茶松和・ジャズ館入口」をクリックして下さい。

Man_j_q

今回は、マンハッタン・ジャズ・クインテットを取り上げました。MJQ(マンハッタン・ジャズ・クインテット)って、僕は、ジャズを聴き始めて「ジャズが良いなあ、ジャズを聴いていこう」と思った方々にお勧めのグループの一つです。ジャズの楽しさ、ジャズのパターンが全て盛り込まれていて、私も、今でもMJQを聴いていると時々、勉強になることがあります。以下、ホームページからの紹介文の転載です。

マンハッタン・ジャズ・クインテット(以降、MJQと略す)は、70年代を席捲したフュージョン・ブームが完全に行き詰まってしまい、ジャズ界全体が閉塞感に包まれ出した頃、フュージョンのアレンジャー・キーボード奏者として活躍していたデビッド・マシューズがリーダーとなり、80年代の新しいメイン・ストリーム・ジャズを担うグループとして、1984年、日本人の企画により誕生しました。

日本人の企画により」という部分が「ミソ」で、50年代〜60年代のハード・バップ、ファンキー・ジャズをベースとしながらも、80年代での最新のジャズの要素も取り入れた、つまり「日本人好みの当時最先端のメインストリーム・ジャズ」がコンセプトです。

「人間臭さ」が全く感じられないとか「人工的」とか「商業的」とか、とかく、なにかと批判されがちなMJQですが、僕はそうは思いません。メンバーはそれぞれ、職人気質のミュージシャンばかりですし、マシューズのアコースティック・ピアノ、フュージョンでならしたスティーブ・ガッドのフォービート・ドラムは十分に個性的ですし、マシューズの優れたアレンジと相まって、フォービート・ジャズの新しいサウンドで、他に与えた影響は大きいと思います。「デジタル時代の新しいフォービート・ジャズの形」と言っても差し支えないと思っています。

また、MJQのアルバムには、駄作がありません。どれもが水準以上の出来を保っているので、どのアルバムを選んで聴くかは、皆さん各々の選択基準で選んで差し支えないと思います。ですが、今回は、デビュー・アルバムから、3作目までの、MJQのコンセプトが形となって定着するまでの、若々しく、瑞々しいアルバムをご紹介しています。
 
 
 
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コメント

ジャズを聞き始めの頃、MJQに意味が二つあることに気づかず、混乱した思い出があります。

個人名だと、例のビル・エヴァンス(お二人)とか、ギル・エヴァンスとか・・・。私ったらこともあろうにギをビの誤植と信じて疑わなかったのでした。

☆デビッド・マシューズおじさまが新橋の飲屋街でカウンターに座っているのをNHKの確か「英語で喋らナイト」で見た覚えが(汗。

yurikoさん、いらっしゃい。松和のマスターです。

うんうん、MJQって紛らわしいですよね。加えて、ジャズ・
マンの名前って、ファーストネームだけで判断するのは非常に
危険ですよね。ウイントンという名前も最低2人はいるし、
ビルなど、パッと浮かぶだけで、4〜5人いるし、デビッドも
かなりいるよな〜。

そうそう、僕もNHKの「英語で喋らナイト」でマシューズ
おじさまを見ましたよ。ニューヨークの日本食屋(やきとり屋や
寿司屋)をアナウンサーとハシゴして楽しそうでした。
新橋の一杯飲み屋も出てきたかな。そこだけ見たら、日本好きの
気の良いオッちゃんなのですが、本職ジャズのリハの様子などは
なかなか堂に入っていましたね(当たり前か)。

実は、あのオッちゃんのピアノ、僕は結構気に入っています。
 
 

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    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
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