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2007年1月14日 (日曜日)

オリジナル・ジャケット

少し風があるが、たっぷりとお日様の光が眩しい、穏やかな一日。今日も干潟に散歩。今日は満潮らしく、満々と水を湛えていて、まるで湖。これが干潮の時には、底が見えて、完全な干潟の風景に早変わりする。この風景の劇的な変化が面白い。

さて、アルバムのジャケット・デザインは、それぞれ、その個性やコンセプト、デザインのテクニックなど、興味の尽きない要素が多々あって、どのジャケットを見ていても、とても楽しいものである。特に、ジャズのアルバムのデザインは、結構、それぞれ個性があって、これはもうアートとして成立している。

そんなデザインの中で、オリジナル・デザインのジャケットなのか、そうでないか、が重要になったりすることがある。ジャズのアルバムでは、良くある話なのだが、発売当時はオリジナルのデザインを採用したジャケットだったのが、再発の時、そのレコード会社が勝手にデザインを変更したり、はたまた、発売される国毎にデザインが勝手に変わったりする。

Friends

このオリジナルとオリジナル以外のジャケットの存在というのが、我々、コレクターの頭を悩ます、大きな問題だったりする。やはり、コレクションするからには、オリジナルにこだわりたいし、かといって、発売されているバリエーションは全て押さえたいし。でも、中身の演奏は、基本的には同じなので、勿体ないと言えば勿体ない。

今回、購入した紙ジャケ仕様、チック・コリア(Chick Corea)の「フレンズ」もそんな「オリジナルとオリジナル以外」のジャケットが存在する悩ましいアルバムのひとつ。

このアルバム、元々、米国盤(オリジナル)では、チックのアイデアにより、「スマーフ君人形」のバンドの写真が使われていた。だが、このキャラクターの使用許可を取っていなかったらしく、著作者からクレームが付き、アルバムそのものが急遽発売停止になってしまった。そして、その問題が発覚したのが、日本盤発売直前だった為、日本のレコード会社は「鳥獣戯画」さながらの「カエルのバンド」の写真を独自に制作し、オリジナルの写真と差し替えてリリースした。よって、オリジナル盤と日本盤の2種類のジャケットが存在する、悩ましいアルバムなのだ。

今回、紙ジャケットで再発されたのだが、このジャケットが、オリジナル・ジャケットでの紙ジャケ発売。今まで、日本では、日本盤ジャケットでの発売のみだったので、この「オリジナル・ジャケット」仕様での紙ジャケ再発には、当然、触手が伸びる。その「伸びた手」を押さえきれず、結局、購入。

でも、このアルバム、ジョー・ファレル、エディ・ゴメス、スティーヴ・ガッドという当時注目のミュージシャンたちと録音されたストレート・アヘッド・ジャズの傑作で、ポスト・バップを追求した、自由な発想の新鮮なジャズが聴ける。しかも、今まで所有していた、日本盤ジャケットのCDとは、リマスター・バージョンが違うので、良しとしよう。

コレクターには、コレクターなりの、CD購入時の「様々な言い訳」があるものである(笑)。
 
 
 
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コメント

あの~、鳥獣戯画な日本向けジャケット。パチモン臭いのに、えらく可愛いんですが~(^^)。チック・コリアでこのジャケは・・・なんかツボです(T

yurikoさん、いらっしゃい。松和のマスターです。

そうですよね。チック・コリアでこのジャケ。今を去ること28年前、この
アルバムが発売された時、この日本向けのジャケットには「ドン引き」。
購入にかなり戸惑い、1時間くらいレコード屋で悩んだことを思い出します。

でも、この日本向けのジャケって確かに可愛くて、しかも、オリジナルより、
アルバムの演奏内容に結構合っているんではないかと思っています。

しかし、このデザイン、やっぱり日本人的な発想で「鳥獣戯画」的な
デザインになったのかなあ(笑)。

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