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2007年1月24日 (水曜日)

寝ながら「バンガード・ライブ」

朝起きたら、なんだか体調が優れない。頭がボーッとしたままだし、目の周りに疲れが溜まった感じがして腫れぼったいし、鼻は詰まっているし、咳は出る。これは、いかん。長年の経験上、このまま無理すると発熱する。仕事の方はちょっと気になることが多々あるのだが、今日は大事を取って休みにして、一日中、床に伏せっていた。

僕の場合、熱がでると体力的ダメージが激しい体質なので、この5〜6年来、風邪の場合、早めに休んで、症状を最小限に食い止める対応をしている。年を取ってくると、風邪をひいて無理をすると、とことんダメージが激しく、結局、2〜3日寝込むことになるので、早めの対応が一番。

床に伏せっていると、ちょっと暇なので、BGMをかけながら、ぐっすり寝る。この時のBGMは、僕の場合、何故かちょっと激しいアブストラクトなジャズが良かったりする。これを小音量で鳴らしながら、ぐっすり寝るのだ。ちょっと激しいアブストラクトなジャズが、小さな音で鳴っていると、僕の場合、催眠効果を促すみたいで、かなりぐっすり眠れる。

Coltrane_dolphy_village_v

ということで、今日は、ジョン・コルトレーン&エリック・ドルフィーの「The Complete 1961 Village Vanguard Recordings」を流しながら、一日中、寝たり目が覚めたりを繰り返す。CD4枚組なので、なかなか通して聴くことが少ないボックス盤だが、途中ところどころ、記憶から消えながらも、ず〜と、今日は、コルトレーン&ドルフィーの「ちょっと激しいアブストラクトなジャズ」を聴き通す。

コルトレーンの従来盤「ライブ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」では、コルトレーンの見栄えのする演奏を選別して、LP一枚分に編集しているので、ドルフィーの演奏が地味かつ普通に聴こえるのだが、この「ライブ音源の集大成盤」でのドルフィーは違う。従来盤では、かなりの量のソロをカットされていたドルフィーの演奏が完全に収められている。ここでのドルフィーのソロは、コルトレーンを凌駕していると言っても過言ではない、素晴らしい出来を示している。

風邪の床で、ウトウトしながら、ライブ盤の編集の恐ろしさを、改めて感じましたね。この「ライブ音源の集大成盤」が出ていなかったら、1961年のコルトレーン&ドルフィーのビレッジ・バンガードのライブは、コルトレーンはそこそこ素晴らしく、ドルフィーは不調だった、という従来盤の評価のままだっただろう。ジャズの場合は、アドリブやインプロビゼーションが評価の大半を占めるので、一人のアーティストを評価する場合、出来るだけ沢山、録音成果物に耳を通す必要があるということ。

そんなこんなで、一日中、風邪薬を飲みつつ、床に伏せっていて、かなり体調は回復した。さあ、明日から再び頑張ろう。
 
 
 
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コメント

ahahahaha!!(^o^)

学生時代、深夜放送で、こういったジャズがかかると、イキナリ睡魔に襲われたのを思い出しました。

羊さんの代わりにエリック・ドルフィーか・・・。
(すみません、何か解釈を間違えたかもデス。)

yurikoさん、どーも。松和のマスターです。

ハッハッハッ。僕もそうでした。学生時代、コルトレーンやドルフィーの
激しいアブストラクトな演奏を聴き始めると、やかましいなあ、と思いながら、
ドッと睡魔が襲ってきて、よくステレオの前で、気を失っていましたね(笑)。
そうそう、「羊さんの代わりにエリック・ドルフィー」状態ですよ。

今でこそ、やかましいなどとは思わず、睡魔にも襲わず、もちろん、
気を失うこともなく、彼らの演奏を聴くことができる様になりましたが、
ジャズ初心者の方々にとっては「苦難の演奏」なんだと思います。

コルトレーンやドルフィーが判らなくても、ジャズは楽しむことが
十分できるので、気にしないことですね。気を失ってしまってもね(笑)。
 

ですよねー(^^)

でも、面白いのは、こういったジャズが「不快な音」じゃなくて、眠りを誘うところですよね・・・。聞いてると眠くなるけど、そのままずっと聞いていたいような魔力があるというか、、、。ラジオを消して、きちんと寝るより、このジャズに身を任せて睡魔に襲われた方が心地よいと感じたのはどうしてなのかなぁ・・・。

喫茶店のみならず、最近は、ちょっとお洒落なお店なら、様々なジャズBGMとしてかかりますが、どんなジャンルのジャズにも人を癒す効果があるのだと感じます。

僕もそう思います。

恐らく、ジャズで演奏されるアンサンブルやソロの時の和音や短音の
組合せのいずれかに、癒しの効果や催眠の効果があるんだと思うん
ですよね。

ほら、クラシックがそうですよね。クラシックの楽曲って、睡魔を
誘うことって多いですよね。でも、癒しのレベルは、確かに、
ジャズの方が多いですね。何故だろう?

恐らく、アンサンブルやソロの時の和音や短音の組合せに加えて、
「リズム」や「ビート」という要素が絡んでくるからかなあ。確かに、
ジャズの方が、クラシックに比べて、「リズム」や「ビート」の役割
って大きいですからね。

なんだか、理屈っぽい話になってしまいましたが、とにかく、ジャズって
「心地よくて、癒される」ことが、他のジャンルの楽曲、演奏に比べて
多いんじゃないか、って、確かに感じますよね。

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