懐かしの「これもジャズ」・その1
昨日、一日伏せっていたおかげで、体調はまあまあ回復。外は冷たい北風が吹いていたが、底冷えすることもなく、「暖冬」を強く実感しながら、会社へ。
昼下がり、会社の休憩室から外を見てると、なんだか、冬とはいえ、日差しが強い感じ。なんだか最近、日差しが強くありませんか。冬の日差しって、もっと柔らかだったような思い出があるんだが、これも、異常気象の影響だろうか。それとも、オゾン層の破壊が、思ったよりも進んでいるのか。
今日は、体調もまずまず回復したので、充実した仕事の一日。緊急の資料作成をひとつ、やっつけて、明日から作成する予定の提案書の構想を練って、あっという間の8時間。
Super Guitar Trio(Al Di-Meola,John McLaughlin,Paco De Lucia)の「Friday Night In San Francisco」。今日の帰社時の通勤音楽。1980年の作品である。いや〜、懐かしいんだな、これが(笑)。
1970年代後半から、1980年代の初頭にかけて、いわゆるフュージョン全盛〜成熟時代。この頃のジャズ/フュージョンって、なんでもありで、このアルバムは、フュージョン・ギタリストの中でもテクニシャンでならした、Al Di-MeolaとJohn McLaughlin、そして、フラメンコ・ギタリストのPaco De Lucia。この3人が一堂に会して、ライブ録音したのが、このアルバム。
絵に描いたような「フュージョン(融合)」の世界。当時、「Super Guiter Trio」と呼んでいた。後に、ラリー・コリエルも誰かに代わって、参加していたような記憶が・・・(^_^;)。
凄い組み合わせだよな。Al Di-MeolaとJohn McLaughlinとPaco De Lucia。それはもう、絵に描いたような「超絶技巧」の世界。それでいて、しっかりと歌心もあるから、悪かろうはずが無い。
アル・デ・メオラの名作「エレガント・ジプシー」の中の作品「地中海の舞踏」で幕明け。出だしのフレーズを聴いただけで懐かしさで一杯になる。このアルバムは、当時、聴きまくったからなあ。アルとパコの早弾きギターの応酬が素晴らしい。というか、この「超絶技巧の世界」は感動的ですらある。
2曲目の「黒い森」は、チック・コリアの作品。トリッキーで楽しい演奏が繰り広げられます。ピンク・パンサーのテーマなどがアドリブで出てきたりして、もうこれは職人芸の世界。4曲目の「幻想組曲」は、トリオでの演奏で、イントロの「超絶技巧」な早弾きから、一転落ち着いた演奏に変化し、ラストに向かって、徐々に盛りあがる曲の展開と火の出るような3人のギターバトルが最高。
当時は、「なんでもあり」の「融合(フュージョン)」の時代。今の耳で聴いても、これって「ジャズだよね」。時は1980年、今となっては懐かしの時代。でも「これもジャズ」「これもフュージョン」。良いモノは良い。
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