やっぱり、Jeff Beckは凄い!
昨晩、夜半過ぎから北風が強くなって、明日は寒いかなあ、なんて思いながら寝たんだけれど、朝、起きたら快晴で、日が高くなるにつれて、風は強いのだけれど、なんだかそんなに寒くない。やっぱり暖冬だなあ。オーバーをきるほどでは無く、ハーフコートで十分な陽気。
さて、寒いと思って覚悟していて、実はそんなに寒く無かった時って、ちょっと得したな、と思いませんか。今朝の僕はそんな気分。そんな気分の中で、今日は、Jeff Beckの「Official Bootleg USA'06」を聴きながら会社へ。
このCD、Jeff Beckの2006年USAツアーのライヴ盤。ジェフ・ベック公式サイトのみでリリースされているCDとのこと。まあ、簡単に言うと、公式盤では無いので、一般では手に入らない。といって、普通のブート(海賊盤)とは、違って、オフィシャルなものなので、当然、音質は良いし、内容もある程度、期待できる。
というか、このCD、「凄い」の一言。Jeffが弾きまくっている。ギター職人のJeffが、その限りを尽くして、ギターを弾きまくる。
そして、なんと言っても収録された曲が、1970年代、「Blow by Blow」や「Wired」を聴き尽くしたロック小僧からすると、涙涙の「'Cause We've Ended as Lovers」「Scatterbrain」「Led Boots」「Blue Wind」「Goodby Pork Pie Hat」が演奏されているのが、これはこれは「も〜、たまらん」。
このCDについては、1月13日のブログでも書きましたが、今では、完全なヘビー・ローテーションになっています。最近発売されたJeff Beckの公式ライブ・アルバム「Live at BB King Blues Club」がありますが、僕にとっては比じゃないですね。
「Official Bootleg USA'06」は、アナログチックなJeffが堪能できます。それに比べると、「Live at BB King Blues Club」は、デジタルチックなJeffかな。どちらが好みかは、聴く方々の好みで分かれると思います。どちらも、「ギター職人 Jeff Beck」が堪能できることは間違いないです。
で、僕は、やっぱり、アナログチックなJeff Beckが好みですね。デジタルチックなJeffに比べて、「ため」があるというか、余裕があるというか、絶妙な行間があるというか、なんか人間っぽくて、なぜか暖かく感じる手触りの演奏が素晴らしく心地良いです。
70年代のJeff Beckが好きな方は、「Official Bootleg USA'06」は必聴だと僕は思います。手に入れにくいかもしれませんが、頑張ってみて下さい (^_^)v。
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