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2006年12月20日 (水曜日)

のだめカンタービレ・その5

「のだめカンタービレ」を観ていて思うのだが、クラシックの楽曲の選択が素晴らしい。クラシックは専門外なのだが、音楽が趣味なので、一応、クラシックの有名どころ、一通りはCDで持っている。一通りとはいっても、50枚くらいだけどね。

まず、オープニングにも使われている、ベートーベンの交響曲7番。ベートーベンの交響曲といえば、5番「運命」、6番「田園」、9番「合唱付」が有名どころで、皆もよく知っているんだが、僕は、2番と7番が好きで、高校時代には、ロックを聴き過ぎて、耳にもたれた時に、よく聴いた。これって隠れた名曲だと思ってたんだが、ずばり「のだめ」のオープニングで使われるとはなあ。

次に、ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」。これって、堅物のクラシック・マニアからは、ゲテモノ扱いされがちな楽曲なのだが、ジャズのリズム、ジャズのノートを上手く融合させて、リズミックで、エネルギッシュで、それでいて繊細で優しい、今までにないクラシックの楽曲を実現していて素晴らしいんだが、ずばり「のだめ」のエンディングに使われるとはなあ。

Bob_james_twoそれから、ブラームスの交響曲1番も使われてましたよね。使われたというか、確か、R☆Sオケのデビューコンサートでのメインプログラムでしたね。ドラマの中で、千秋が説明していたが、ブラームスは自己批判が強く完璧主義で、自分の曲を発表するにあたり大変慎重だった為、交響曲1番の作曲に20年以上の歳月をかけている。しかし、それだけ時間をかけて練られただけの価値はある、この「ブラ1」。


ブラームスはゆっくり重厚に演奏するよりは、流れを重視した指揮が僕は好きだ。第4楽章の勇壮さ、雄大さはいつ聴いても素晴らしい。この曲を使ってくるとは、嬉しい限り。

さて、のだめカンタービレ」を観た後は、クラシック曲をモチーフにした、ジャズもしくはフュージョンを聴く、という習慣は、今日も継続している。今日は、昨日、ご紹介したボブ・ジェームスの「TWO」。「ONE」よりもポップになって、良い意味で軽くなった。冒頭の1曲目「Take Me To The Mardi Gras」は、ポップでメリハリの効いた明るい演奏。原曲は、確か、ポール・サイモンだった。テレビの番組のBGMなどによく使われているので、一度は耳にしたことのある方が多いのではないでしょうか。

そうそう、クラシックをモチーフにしたフュージョン楽曲でしたね。4曲目の「Farandole (L'Arlesienne Suite #2)」。そう、「ファランドール」、ビゼーの「アルルの女」第2組曲 より第4曲の「ファランドール」です。

ダイナミックなフュージョン・ビックバンドの演奏が素晴らしい名演です。この頃のボブ・ジェームスは、ブラスの重ね方が実に上手い。パンチがあって、厚みがあって申し分ありません。そして、後半にさしかかるあたり、曲の雰囲気がガラッと変わって、いきなり出てくる、ヒューバート・ロウズのフルートの音色が素晴らしい。こんなに、ダイナミックで官能的なフルートは、なかなか聴けません。

今日は、この「ファランドール」を繰り返し聴きました。クラシックをモチーフとしたジャズもしくはフュージョン。たまには、楽しくて良いものです。これも「のだめ」のお陰かな(笑)。
 
 
 
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