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2006年12月24日 (日曜日)

クリスマス・イブに想うこと

今日はクリスマス・イブ。昨日までは、全然、そのそぶりも無かったんだが、今朝、うちの嫁はんが「やっぱり、クリスマス・ケーキ、買いに行く?」と問うので、それは当然ではないか、とすかさず思う。なぜって、僕は、学生の頃から「季節もの」や「旬のもの」を大切にする習慣があって、クリスマスも今や「季節もの」、クリスマス・ケーキも今や「旬のもの」ではないか。

昔の人は、旬(しゅん)の初物(はつもの)にであうと「七十五日長生き」と言って、旬の初物の果物野菜を神に供えたり、手を合せていただき、じっくりと物の旬をかみしめたものである。クリスマス・ケーキも同様である。ただ、デパートも昼からは混むので、午前中、早々にデパートへ。

Christmas_portrait午前11時にデパートに着いたのだが、結構、地下の食料品売り場は混んでいる。ケーキが飛ぶように売れてました。面白いので、いろいろ見て歩くと、今は、オードブルとか、パーティー用の食料品など、クリスマスに関わる食べ物、調理品って、全て、売ってるんやねえ。もう世のお母さん方が、家で家族相手に腕をふるうことはなさそうな雰囲気にビックリ。でも、美味しそうなチョコレート・ケーキをゲットしてご満悦。


午後は、整体に行って、その往き帰り、ウォーキングがてら、街の様子を観察して歩く。すると、夏まであった銭湯が突如無くなっていたり(あの煙突って、そんなに簡単に取り壊せるのか〜?)、古い住宅地の中で頑張っていた小さなスーパーが取り壊されて、すっかり平地にされていたり、かと思えば、静かな住宅地の片隅に、お洒落で可愛いマッサージ屋さんができていたり。なんだか、歩いているうちに「しんみり」してしまって、クリスマス・イブの昼下がり、「生々流転」という言葉をしみじみ感じました。

さて、クリスマス・イブに、「生々流転」を感じるなあ、としんみりしていても仕方がないので、せめて音楽でもパッとクリスマスらしく行こうと、カーペンターズの「Christmas Portrait」を聴く。いかに仕事に忙殺されている中での、企画物の「クリスマス・アルバム」とはいえ、あのリチャード・カーペンターが手を抜くはずがない。

お得意のリチャードの弦のアレンジが冴え渡り、ゴージャズかつ重厚なオーケストラにのって、朗々と唄うカレン・カーペンター。仕事に忙殺されて精神的にも疲れていたカレンですが、クリスマス・ソングを唄う彼女は心なしか楽しそう。選曲もアルバム全体の流れもなかなか良い。そして、あのカーペンターズのアルバムに独特のエコー処理も、その効果を最大限に発揮して、良い内容の、カーペンターズならでは「クリスマス・アルバム」に仕上がっていて立派です。

でも、そのカレンも亡くなって久しいなあ、と「しんみり」しそうになるのを、「いやいや、今でもこうやって、カレンのボーカルを楽しんでいる人間がいるんだから、それはそれなりに、カレンは幸せなんだ」と思いなおして、明るく過ごそうクリスマス(笑)。

この1年を振り返って、お世話になった人たちに感謝しつつ、そして、このバーチャル音楽喫茶「松和」にご来店くださった皆様に感謝しつつ、「メリー・クリスマス」。
 
 
 
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コメント

>夏まであった銭湯が突如無くなっていたり

我が家の近所でもこんな光景を目にしました。慣れ親しんだ街が気づかぬうちに変わっていきますね・・・。

yurikoさん、ど〜も。松和のマスターです。

そうなんですよね。慣れ親しんだ街が気づかぬうちに変わる、って何だか、
今日の様に、すごく寂しい気持ちに襲われる事があります。

時代も変わるし、人間の生活スタイルも変わるし、トレンドも変わるし、
街が変わっていくのは当然といえば当然なんですが、なんか、古いものが
壊されていく時に、人にとって「大事なもの」まで壊されていっている
ような、激しい寂寞感にかられることがあります。

センチメンタルと言われてしまえば、それまでなんですがね・・・・。
 
 

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