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2006年12月13日 (水曜日)

爽やか系ジャズ、時々フリー

昨日よりは、暖かく感じられる朝、昨日よりも気分が良い。風邪も快方に向かっているかな〜って感じ。冬至も近いので、朝が遅い。起きた時なんか、まだ薄暗いもんな。車がまだヘッドライトをつけている。なんか不思議な感じ。朝、めざましテレビを見ていて、朝ご飯食べていて、もうすぐ7時か〜って時に朝日が差し込んでくるって感じ。冬ですね〜。

紙ジャケ再発のタイミングって、しばらく聴いていなかったアルバムを久し振りに聴く機会になったりして、なかなか貴重である。しばらく聴いて無くても、リマスター+紙ジャケ再発とくれば触手が伸びるもんで、今回、購入したチャールス・ロイドの「フォレスト・フラワー」など良い例だ。実は、このアルバム、CDで持っていない。LP時代に友達にダビングさせてもらったカセットのみ。

Forest_flower今日の通勤音楽の「フォレスト・フラワー」、恐らく、5年ぶり位に聴くアルバムではないだろうか。僕はこのアルバムを大学時代から「爽やか系ジャズ、時々フリー」と形容している。フラワームーブメントとともに登場したチャールス・ロイド(ts)は、ブームにのって、その「したたかなビジネス手腕」で時代の寵児となった。当時は「ポスト・コルトレーン」と言われたらしいが、ほんと不思議なんですよね。


キース・ジャレット(p)、セシル・マクビー(b)、ジャック・ディジョネット(ds)という今から見ると錚々たるメンバーを従えているんだが、このバックのメンバーが奏でる音は、爽やか系、ネイチャー系の当時の最先端のジャズ。マイルスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」を思い出させる、爽やかだけれどもテンションの高い演奏。そこに出てくるロイドのテナー。最初は大人しく、爽やか系なテナーであるが、突如としてフリーキーな演奏に早変わり。しばらく、フリーにブイブイやってまた爽やか系に戻る。で、これがあんまり「上手くない」んですよ。なんだか。

バックのキース、マクビー、ディジョネットは、リーダーのロイドのサックスなど、どこ吹く風、自分たちのやりたいようにやっている。時々、フリーに走るロイドにお付き合いして、キースもフリーな演奏に走るが、質が違う。ロイドのフリーな演奏は底が浅く、つまらない。これが、ポスト・コルトレーンとは恐れ入る。まあ、ブームに乗っただけのテナーだから仕方ないか。

でも、キースのピアノ、マクビーのベース、ディジョネットのドラムは聴き応えがあります。3人とも、もうこの時点で自分の演奏スタイルを確立しているのには感心しました。特に、ディジョネットのドラムは素晴らしい。「栴檀は双葉より芳し」といいますが、キース、マクビー、ディジョネットの「双葉の時代」を愛でるには良いアルバムです。

「爽やか系ジャズ、時々フリー」。こんなアルバムが受けに受け、売れた時代があったんですね〜。
 
 
 
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