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2006年12月 3日 (日曜日)

きっぱりと冬が来た・・・・

寒いぞ。朝から、本格的な冬の寒さ。空はどんより曇り空。12月の声を聞いて、きっぱりと冬の寒さになったなあ。

「きっぱり」と「冬」とくれば、高村光太郎の「冬がきた」。僕は、中学校の頃から、高村光太郎の詩が好きで、高校時代は彼の詩集を持ち歩いていたくらいだ。この「冬がきた」って詩の中の「冬よ 僕に来い、僕に来い 僕は冬の力、冬は僕の餌食だ。」のフレーズがとても気に入っていて、この詩を事のある度、山に登っては、山の中で朗読して、寒い苦手な冬を乗り切った思い出がある。良い詩です。ネット上にもアップされていますので、是非、ご一読を。

これだけ寒いと外へ出る気にはならないが、食料が底を突いたので、スーパーへ買い物に出かけねばならぬ。しかも、今日は、うちの嫁はんは、とある講義を受けに朝から出て行ったので、一人でスーパーに行かねばならぬ。いややなあ、寒いのに。でも、今日の夕飯は「おでん」。大好物の「おでん」をぶら下げられたら、一人でも寒くても行かねばならぬ(笑)。

Drums_unlimitedさて、昼ご飯を食べて、午後はこれだけ寒いと外へは出ずに、音楽を聴いて過ごそうと考える。今日は嫁はんはいないので、メインのステレオ・セットで、ちょっと大きな音で、過激なフリー・ジャズなど、様々なジャンルのジャズを聴くことが出来る。フフフッ、何聴こうかな。そういえば、アトランティックの紙ジャケ・シリーズ第1弾が送られてきていたので、今日は「アトランティックの日」(笑)。


何枚か聴いた中で、特に感心したのは、マックス・ローチの「限りなきドラム(DRAMS UNLIMITED)」(上写真)。ドラマーがリーダーのドラム中心のアルバムである。これが、なかなか再生するのに骨が折れる「しろもの」で、ドラムの音は、ダイナミック・レンジが広いので(簡単に言うと、凄く小さな音から凄く大きな音まで録音されていること)、LPの時代だと、高価なプレイヤーでないと音が歪む。そして、LPだと、どうしてもスクラッチ・ノイズ(プチプチとかブチッとかブチブチッとか耳障りな雑音)が入るので、音の小さな部分などでは、集中してドラムの妙技を楽しめない。そんな理由から、今まで購入を断念してきた「曰く付き」のアルバムである。

でも、今回は違う。最新のリマスターで音がとびきり良くなっての、しかも紙ジャケでの再発である。即購入である。手に取ってみて「買って良かった」と思う。紙ジャケの質感も良く、コーティングも良い。そして、何より、音が良い。ジャズ・ドラムを堪能できる名盤でしょう。まあ、ラストの「イン・ザ・レッド(クリスマス・キャロル)」の演奏が、1966年の録音だけあって、フリー・ジャズしているので、初心者の方にはちょっとお勧めできないかな。でも、ジャズ鑑賞を趣味にしている方は、一度は聴いてみるに値する名盤です。音も凄く良いです。

でも、ジャズのアルバム・ジャケットって、どれも渋いよな〜。この「限りなきドラム」のジャケット、マックス・ローチの黒縁メガネ、スゲー地味なセーター、こんな姿がジャケットの表面を飾るって、ジャズの世界でしかありませんね。でも、なんだか雰囲気があって、ジャズらしくて、これはこれで実は気に入っています(笑)。
  
 
 
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コメント

この記事、非っ常に面白かったです。ちうか勉強になりました。LPでなくリマスターで音が良くなった神鮭=じゃなくて紙ジャケCD。なるほどなぁ。媒体が変わると「昔の音が~」なんてこだわったりして、それが悪いとは勿論決して思いませんが、進歩した技術を、そのメリットをきちんと理解して享受することは、とても重要ですね・・・。

yurikoさん、ど〜も。

確かにCDって、LPに比べると音が悪い。このことは、今では、
理論的にも証明されていて、もう否定できない事実です。

でも、しかし、今では、このデジタルの弱点をしっかりと認識して、
単に、アナログをデジタルに変換するという単純な作業では無く、
このデジタルの弱点を克服せんとするエンジニアの努力と工夫に
よって、リマスタリングの技術は飛躍的に進歩しました。

そして、CDの帯域が20Hz~20kHzに限定されている弱点を克服すべく、
SACDやDVD-Audioが開発されました。

今では、この最新のリマスタリングの技術によって、LP時代より音の
分離や粒立ちの良い音が聞けるCDも増えてきました。そして、SACDや
DVD-Audioのフォーマットでは、完全にLPを凌駕するものもあります。

技術の進歩だけでなく、エンジニアの努力と工夫で、やっとLP時代を
凌駕する音がでるようになりました。素晴らしい事です。

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