これは凄い本だぞ〜
昨日は寝付きが悪かった。考え事をしながら床に入ったのがいけなかったのか、夜中の2時過ぎまで寝付けず、今日は完璧に寝不足。加えて、ちょっと風邪の入口にたっている状態で、なんだか、今日は一日、スキッとしない一日だった。
それでも、音楽はキッチリ聴くもんで、往きは、ドゥービー・ブラザースのラスト・アルバム「ワン・ステップ・クローサー」、帰りはアール・ハインズの「Here Comes」を聴いて、音楽を聴く時だけは上機嫌。でも、音楽を聴くだけでは、感性のおもむくままな感じなので、僕は結構、音楽に関する本を読む。
このところ、改めて、じっくりと読み進めている本がある。これが、70年代ロックのファン、特に、ウエストコースト・ロックがお気に入りの人間には、堪えられない本なのだ。かなり以前に、このブログでもご紹介した、「CDジャーナル編集部」編集の「アサイラム・レコードとその時代」である。
アサイラムと言えば、イーグルスやジャクソン・ブラウン、ジョニ・ミッチェル、リンダ・ロンシュタットといった、70年代ウェスト・コースト・ロックを代表するアーティストが多数在籍した伝説的なレーベルである。
再度、声を大にして言うのだが、このレーベルには、ウエストコースト・ロックのファンには、もう、堪らないほどのミュージシャンが、キラ星の如く並んでいるのだ。そして、このガイドブックの素晴らしさは、なんといっても、アサイラム・レコードのリリースした173枚のレコードを、全て、カタログ的に網羅して、そのアルバムの内容を紹介していること。なんど読み返しても、これは素晴らしいことである。
「アサイラムが発表したアルバムをレコード番号毎に掲載しました。アルバムが入手できなかったものを除いて、全て取り上げてあります」と注意書きにあることが素晴らしい。CDコレクターには、とても有り難いガイドである。
何度も同じ話で申し訳ないが、つまり、このガイドの173枚は「入手可能」なのだ。レコード番号順に「入手可能」なのだ。久しぶりに、コレクターの血が騒ぐ。実は・・・、もう既に、少しずつだがコレクションを始めてしまった。
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