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2006年9月15日 (金曜日)

秋らしい風に吹かれながら

やった〜、やっと朝から晴れたぜ。4日ぶりのお日様じゃ〜。この4ヶ月、朝15分早起きして(6:15には起きてるね)、広いルーフバルコニーで、体操とストレッチをしている。そして、見上げる青空と顔一杯に浴びる朝日。いや〜、気持ちいいねえ。吹く風も涼しくて(というか肌寒い)、ここ千葉県北西部地方は秋。

今日、会社の帰り、最寄りの駅まで帰り着いた時、クラブ帰りの高校生の集団とすれ違った。その時、ふっと思い出した。この季節、秋風吹き出す頃の高校時代。そう、文化祭の準備で追い込みの頃。映画研究部で2年連続で映画を作った。1年目は先輩たち中心で、2年目は僕たちが中心で。

この時期は、8ミリフィルムを編集して映像を作り、その映像に音を合わせる作業。当時、貧乏高校生にマイク付ビデオ・カメラなぞ、使える訳もなく、当然、サウンドトラックなんかも無い。8ミリフィルムを実際に回して、カセットデッキを2台つないで、その映像に合う音をダビングでつなぎ合わせていく、という野蛮な作業。タイミングを誤れば、映像と音が泣き別れになる。「集中力」と「指先の職人芸」と「鋭い反射神経」が要求される、ストレスのかかる作業だった。

Gazou

そんな音の編集での、唯一の楽しみが、サウンドトラックの選定。当時、流行っていたロックから、制作中の映画の雰囲気に合う曲を選ぶのが、とても楽しかった。当時、製作した映画は「シュールレアリズム」っぽい、ちょっと小難しい映画だったから、プログレッシブ・ロックが、イメージに合った(当時、よくありがちな選択でした)。

1年生の時の映画では、Led Zeppelin IVから「Stairway To Heaven」を先輩達と選んだ。素晴らしい曲だった。この曲を聴いて、Led Zeppelinの大ファンになった、記念すべき名曲でもある。2年の時は、オープニングには、Pink Floydの「Atom Heart Mother」から「Remergence」を、エンディングには、Pink Floydの「Dark Side Of The Moon」から「The Great Gig In The Sky」を選定した。これだけは僕の独断で選ばせてもらった。今でも、これらの曲を聴くと、そのバックに流れる映像を、ありありと思い浮かべることが出来る。

もう遠い昔のことである。 この秋風が吹き出すことになると思い出す。ふっと、精神的に一人ぽっちになりながら、黙々と映画を完成させていった高校時代を思い出す。少し甘酸っぱくて、ちょっと鼻の奥がツーンとなるような、ちょっとだけ心寂しい想い出。今になって、秋風に吹かれて、僕は思う。あの映画は、当時の自分の心情をそのまま、映像にしたんだな、と・・・。とにかく青くてな。とにかく青臭くて、いけない(笑)。でも、今振り返ってみても、結構、いい映画だったと思ってるんですが・・・。

明日は、久し振りに、Pink Floydの「Atom Heart Mother」と「Dark Side Of The Moon」を聴いてみよう。

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コメント

うんうん、この季節になると思い出すね。
やっぱり、めっちゃ楽しかったなぁ、高校生活はっ
音楽と思いでは驚くほどにぴったりと一致して
心の奥深くに残っているもの。
涙が出るくらい、懐かしいね(^^)

ひとみちゃん、お久しぶり〜。
秋は人をセンチにさせます。昨日はフッと高校時代を思い出しました。
秋はだめですね〜。どうも、少し寂しい雰囲気って、昔から性格的に
苦手です。
季節的には大好きなんですけどね。日毎時間毎に表情が変わる空、
心地よい風、柔らかな日差し。どれも好きなんですけどね。
でも、この何だか少し寂しい雰囲気って苦手。一人ぽっちな感じが、
どうもいけない(笑)。

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