「つま恋」は良かったね・その3
午後から大荒れの天気。昨日から、うちのカミさんが風邪ひいて具合が悪いので、今日は会社の帰りに食料を買って帰ってやらないと食べるものがほとんど無い。こんな時に限って、急な仕事の依頼が入ったりするのだが、とっとと片付けて、速攻帰り。
しかし、最寄りの駅についたら「土砂降り」+「突風」。でも、体調の悪い中、是非とも食べたいものをリクエストされたので、土砂降りの中を寄り道して、お目当ての店へ。店でお目当てのモノを手に入れて外へ出たら、土砂降りに加えて「突風」。もう背広はベタベタ。傘なんて役に立ちゃしない。今、ブログを書いている最中に、大雨洪水警報が出た。なんて天気なんだ。
さて、気を取り直して「つま恋2006」の振り返りである。とにかく、かぐや姫のセカンド・セット、生ギター2本+ウッドベースのみのステージは圧巻だった。そして、である。最後は、もちろん、拓郎さんの再々登場である。と言っても、hi-vision鑑賞は、大相撲中継で中断されている間、第3部「拓郎BAND with SEO/弾き語り」がスッポリ抜けた。レポートを見ていると、1曲目は「とんとご無沙汰」。2曲目は「全部だきしめて」。3曲目は「野の仏」。4曲目の「唇をかみしめて」。5曲目「友あり」。6曲目は「いくつになっても happy birthday」。ああ、残念、聴きたかったなあ。
これだけでも、なんでNHKは、大相撲中継なんかで中断したんだと腹立たしくなる。大相撲中継は、地上波でもやってるだろうが。しかも、である。その後、ムッシュがゲストで登場して「シンシア」、うえ〜っ。「我が良き友よ」、うげ〜っ。そして、拓郎さんのソロに戻って「ファイト」、どへ〜っ。ショックである。大ショックである。もう、これは、早々に発売が決定したDVDに期待するしかない。DVD、絶対に買うぞ。
さて、最後のステージ。拓郎さんも、ちょっと体調も回復したのか、落ち着いた、ほのぼのとした、良いステージだったなあ。1曲目「ああ青春」。この今日で、つま恋1975は始まった。この曲を聴いて、僕はフォーク・ギターを手に取った。今でも大好きな曲というか相当大好きな曲である。「虹の魚」が2曲目に登場、そして「この指とまれ」。またまた、大好きな曲の登場に、もう、ただただ、テレビの画面に向かって、唄うだけである。4曲目は「ビートルズが教えてくれた」、5曲目は「言葉」。
6曲目は、「サマータイムブルースが聞こえる」。懐かしさのあまり、出だしの1フレーズで涙が出てくる。そんな曲なんや、この曲は。7曲目「人生を語らず」。僕の人生の応援歌である。もう、拓郎さんに感謝するしかない。そしてそして、8曲目「永遠の嘘をついてくれ」の途中から「中島みゆき」が登場。この曲、確かに「中島みゆき」の曲で、まあ、拓郎さんは「ファイト」なんかも好んでコンサートで唄ったりしているので、「これもか、ええ選曲してるな」と感心していたら、拓郎さんの横に、中島みゆきがスックと立って、デュエット。うわ〜っ、びっくりした〜。もう、拍手拍手拍手である。
それからは、9曲目の「外は白い雪の夜」。10曲目「僕たちはそうやって生きてきた」。11曲目は「冷たい雨が降っている」。続いて「みなさんの好きな曲をやってあげるからね」と、「春だったね」。はい、大好きです。そして、キタ〜「落陽」。花火が上がって、会場は最高潮。続いて14曲目「a day」を演奏。最後の曲は「今日までそして明日から」。もう「外は白い雪の夜」以降は、テレビの前で「一人コンサート」状態。一人で唄うわ唄うわ踊るわ。もう大盛り上がり状態。あ〜、やっぱり、無理してでも、つま恋会場に行けばよかったなあ。
アンコールは「聖なる場所に祝福を」である。良い曲だ。アンコールに相応しい。こんなところで「人間なんて」は無いだろう。我々、違いが判る(はずの)大人の野外コンサートのアンコールは、こういう通な小粋な曲で締めくくるのが相応しい。渋いのお。粋やのお。ありがとう。拓郎さん、かぐや姫。もう「つま恋」の今度は無いんだろうけど、「つま恋1975」同様、いつまでも、僕の心の中に残るだろう。良いコンサートでした。
さあ、次はDVDだ。12月に発売予定らしい。う〜ん、楽しみやのお。まあ、DVDレコーダーには、ちゃんと録画してありますが、大相撲中継で見られなかった部分があるからな。今から、DVDの発売日を心待ちにしている。
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