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2006年8月 5日 (土曜日)

チャーリー・ブラウンのジャズ

暑い。すごく暑い。いや〜暑いですねえ。今日の千葉県北西部地方は、とびきり暑い。夏真っ只中って感じ。朝8時くらいまではそれほどでもないんだが、8時を過ぎると、グングン気温は上がる。それにつられて湿度も上がる。9時過ぎには、少し動いただけでも、汗が噴き出てくる。先週の涼しい土曜日が嘘のようである。

今日は、東京周辺の、なんと31カ所で花火大会である。我が家はマンションの最上階なんだが、ルーフ・バルコニーに出て、グルッと見渡すと5カ所の花火大会が楽しめる。音も「ドン、ドン」と鈍い花火の音が家の中まで響いてくる。しかも、道を隔てた向かいの公園では盆踊りときていて、「炭坑節」や「東京音頭」なんかが鳴り響いていて賑やか。今日は、我が家の周りの雰囲気は、絵に描いたような「日本の夏」である。

Charlie_brown昨日、全くの衝動買いなんだが、デビット・ベノワの「ヒアズ・トゥ・ユー・チャーリー・ブラウン&スヌーピー~50グレイト・イヤーズ! 」を手に入れた。デビット・ベノワのピアノは、コンテンポラリー・ジャズ・フュージョンのビッグネーム。聴きやすいジャズ・ピアノが聴きたいと思ったのと、ジャケットのチャーリー・ブラウンとその仲間達のジャズ・バンドの絵が可愛くて、ついつい買ってしまった。


買って聴いて、これが、なかなか良い。このアルバム、スヌーピーやチャーリー・ブラウンでおなじみの人気漫画『ピーナッツ』の50周年と2000年2月12日に死去した作者チャールズ・シュルツに対する追悼の意も込められた記念アルバムなのだ。メンバーは、デビッド・ベノワ(p)、クリスチャン・マクブライド(b)、ピーター・アースキン(dr)というトリオ編成がベース。そのトリオに、様々なゲストを迎え、そのゲストの顔ぶれはテナーサックスのマイケル・ブレッカー、ヴォーカルのアル・ジャロウ、コーラスグループTake6、アコーステックギタリストのマーク・アントワン、トランペットのクリス・ボッティなどなど。

このメンバーとゲストを見て、このアルバムの内容、悪かろうはずがない。TVアニメでお馴染みのナンバーやオリジナルを、さまざまなフォーマットとメンバー構成で聴かせてくれるのが「本当に楽しい」。コンテンポラリー・ジャズ・フュージョンのビッグネームのベノワなので、完璧フュージョンかと思ったが、どうしてどうして、これが結構、純ジャズ的な演奏を繰り広げており(ベースのクリスチャン・マクブライド、ドラムのピーター・アースキンに負うところが大きい)、ジャズのアルバムとしても十分に楽しめる。

「ライナス&ルーシー」「チャーリー・ブラウンのテーマ」「レッド・バロン」あたりが聴きどころかなあ。とにかく、楽しいですよ。ジャズの好きな方は勿論、「ジャズって何」とか「ジャズを聴きたいけど、どのアルバムが良いの」といった、ジャズ初心者の方にもお勧めです。

今日は、暑さに耐えかねて、昼間からエアコンかけて、チャーリー・ブラウンのジャズで楽しい一時を過ごして、夜は遠目ながら花火を堪能して、ちょっと満足な1日でした。

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コメント

お誕生日おめっとうござりますっ
いやあ、なかなかよい一日を過ごされてようで、よかったよかった。ここ大阪も今日はマスターのお誕生日を祝ってぐんぐん気温は上がりましたよ! 
素敵な○○歳になりますように(*^^*)

ひとみちゃん。いやいや、ありがとう。子供の頃、猛暑の時期ゆえ、親も忘れた誕生日。加えて夏休み真っ只中、同級生からも忘れ去られた誕生日なんですが、よくぞ、覚えていてくれました。先に○○歳になって、半年後をお待ち申し上げております(^_^)。

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