「Concert in つま恋2006」
暑い。今日も暑い。朝9時に散髪に行ったのだが、もう既に暑い。日差しも強い。風も熱風に近い。案の定、午後3時くらいから夕立というかスコールが来て、雷が鳴って、そして、雨が上がると涼しくならずに、もやっとした蒸し暑さ。もう、4日間もこのパターンが続いている。さすがに体力的にもバテてきたぞ。
さて、今日、テレビを見ていて、NHKのBSの番宣で「吉田拓郎&かぐや姫 in つま恋2006」生中継とあった。そうだよな、今年の9月23日に、21年ぶりに「つま恋コンサート」が復活するんだよな。行きたいのだが、ちょっと時間的体力的に無理かなあ、と思っていたので、この生放送はありがたい。きっと、かぶりつきで見るんだろうな。
1975年の時の「つま恋コンサート」は、FMで聴いた思い出がある。それも、確か19時30分から45分までの15分番組の中で、確か2週間くらいに渡って、切れ切れになりながらのオンエアだったはず。それでも切れ切れながら、継ぎ目が目立たないよう、毎日カセットデッキの前で集中しながら、ねばり強くエアチェックしたことを覚えている。何度も繰り返し聴いたなあ。修学旅行にも、ダビングして持って行って、聴いていたくらいである。
確か、最初の曲は、吉田拓郎の「あゝ青春」だったと思う。これが実に格好良かった。痺れた。そして、「暑中見舞い」や「結婚しようよ」「春だったね」「されど私の人生」なども格好良かったなあ。かぐや姫の「あの人の手紙」「妹」「なごり雪」など、こうせつ正やんのハーモニーとギターが、これまた格好良くて、痺れた。何を隠そう、このつま恋のライブ放送を聴いて、当時、ギターが全く弾けなかった僕が、フォーク・ギターを持ち、なんと受験勉強そっちのけでフォーク・デュオを結成して、高校3年生の文化祭まで突っ走った、大きなきっかけとなったイベントであった(まあ、フォーク・デュオに走ったきっかけはそれだけではないけどね)。
実は今日、拓郎の70年代のアルバム、かぐや姫の全アルバム、そして、こうせつ、正やん、パンダの70年代の全ソロアルバムを、ごっそり、iPodに放り込んだ。「吉田拓郎&かぐや姫 in つま恋2006」開催まで、あと35日である。そろそろ、僕も、拓郎、かぐや姫のアルバムにドップリと浸かって、9月23日を迎えるのだ。そして、最初の1曲目が、75年と同じ「あゝ青春」だったら、きっと僕は泣くだろう。
« ジョーダン追悼、集中リスニング | トップページ | オールマンズの特集である »
コメント