まさか、え〜っの結果でした
いやはや、やっぱりサッカーって、何が起こるか判らない。W杯ベスト8第4試合、ブラジルがフランスに完敗。スコアは、0対1の一点差だが、試合内容からして、ブラジルの完敗と言って良いと思う。あんなに、攻めあぐみ、シュートが打てないブラジルを久しぶりに見た。優勝候補最右翼のブラジルの敗退である。今日早朝の、カミさんの友人からの速報メールで結果が判っちゃったんだけど、その後、しっかりと録画観戦して、ブラジルの最後を見届けた次第。
もう一方の、イングランド対ポルトガルは、延長戦でも決着が着かず、PK戦にまで、もつれ込んだ。それだけ聞けば、白熱の好ゲームだったように聞こえるが、僕にとっては、実に散漫な試合内容だった。イングランドは、後半7分で、足の怪我の具合が悪いとはいえ、主将のベッカムを下げるし、後半17分で、FWのルーニーはラフプレイで一発レッド即退場。
得点チャンスは度々あったにもかかわらず、決定力不足で得点できず、まあ、あれだけ、得点機を逃し続ければ負けるよな。反対に、ポルトガルも決め手に欠け、相手が10人になってからも、散漫な攻撃を続けて、試合を120分で決着させることが出来なかった。意外なサプライズがあったが、なにはともあれ、準決勝は、ドイツ対イタリア、フランス対ポルトガルとなる。まあ、これはこれで、楽しみな試合である。
さて、最近、音楽関係で、ある1冊の本を手に入れて、ちょこちょこと、楽しみしながら、毎日読み進めている本がある。その本、W杯でブラジルが敗れたからという訳ではないのだが、題名は「"BOSSA NOVA" ボサノヴァ」。出版社はアノニマ・スタジオ。B5サイズの装丁が可愛らしい。これが、なかなか、内容のある本で、なかなかに勉強になる。
「ボサノヴァ」については、皆さんはご存じだと思うが、1958年にブラジル、リオ・デ・ジャネイロで生まれ、またたく間にブラジルを熱狂の渦に巻きこみ、アメリカに飛び火し、主にジャズを中心に広く、ポピュラーになった音楽である。この「ボサノヴァ」について、その歴史を、心温まるエピソードと当時の空気を伝える写真と共に判りやすく紐解き、ボサノヴァとは何か、どんなものなのか、が、読みやすい文章とも相まって、判りやすく理解できる内容になってます。
この本を読むと、ボサノヴァがすごく身近になって、ボサノヴァ・ジャズを聴く時、とても参考になるし、また、今までと違った聴き方が出来て、なんだか、すごく得した気分です。ボサノヴァに興味がある方は、是非、ご一読をお勧めします。
しかし、今日は、サッカーの面白さと不思議さを、改めて体験して、さらに、サッカーに没入していきそうな「松和のマスター」でした(笑)。
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