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2006年7月21日 (金曜日)

サッカー・新生日本代表に想う

いつまで続くんだろう、この雨模様。今日も朝から霧雨。まあ、傘をさすほどでも無いので、というか、さしても効果が無いので、そのまま駅まで歩く。でも、霧雨って具合が悪くて、眼鏡に細かい水滴が着いて、前が見にくくなる。こういう時って、眼鏡って不便だよな。しかし、各地で、大雨の被害が相次いでいる。被害に遭われた地方の皆さんには、心から、お見舞いを申し上げます。

さて、今日、正式に、イビチャ・オシム氏のサッカー日本代表監督就任が決定した。ジェフ千葉のホームページの「オシム語録」や、単行本で出ている「オシムの言葉」を読んでいると、今の代表にはうってつけの監督人材ではないかと思う。今の日本代表は、高校生が自由をはき違えて、自由を謳歌して、変な自信だけがついて、大学を現役で入れるとタカをくくっていたら、全部落ちちゃった、って感じで、もう自信は粉々、なにもかもに自信が持てなくなって、何が必要で何が必要でないかも判断できないほど、狼狽している状態なのだろうから、言葉を使って、はっきり言いたいことを伝えてくれる年配の指導者の方が良いだろう。

Boston_1とにかく、今の日本代表は全て基本からやりなおしである。テクニックだけでなく、大切なのは、精神面。今の日本代表は一言で言って「ガキ」だ。今回の代表の言動を見て聞いて、とてもプロとは思えん。我々も技術者として、長年、プロとしてやって来たが、トップ下じゃないと嫌だの、海外組を贔屓しているだの、俺には俺のやりかたがあるだの、我々サラリーマンからすると、何言ってんだ、って感じなのだ。


そんなこと言ってたら、サラリーマンは「クビ」である。与えられた仕事、ポジションをまずは「きっちりやる」。そして、実績を作って「積み上げる」。その実績が積み上がって、やっと主張が出来る。それでも、やりたくない仕事だって回ってくる。でも、その時は、業務命令とあらば、引き受けなければならない。そういった、プロとして、チームプレイとして当たり前のことを、当たり前のように出来なくなったら、その集団はもう「プロ」ではない。オシム監督の下で、今一度、技術(サッカー)のプロとしての振る舞いと見識を選手たちに見せてもらいたい。出来るはずだ。期待している。

閑話休題。今週の水曜日、待ちに待った紙ジャケが、手もとに到着した。あの「ボストン」の紙ジャケ2枚。「ボストン・デビュー」(写真)と「ドント・ルック・バック」の2枚。ボストンといえば、鬼才というかヲタのトム・シュルツが率いる、完全ヲタクのロック集団である。トム・シュルツなるヲタクのあんちゃんが、多重録音を駆使しつつ、他のメンバーにも自由に演奏させることなく、そのフレーズの詳細までも細かく指定して演奏させて、録音していったという、なんとも「ヲタク」なロック・アルバムである。

「チューブラー・ベルズ」のマイク・オールドフィールドや「エイジャ」のスティーリー・ダンと同類の録音ヲタクが、その技術の限りを尽くして制作したロック・アルバムで、これがまあ、AORの雰囲気をプンプンさせながら、その音の作りは、仰々しくてドラマチックな「プログレ」そのもの。商業ロックの到達点のひとつとして君臨する「ロック名盤」である。大学時代、これら「ボストン・デビュー」と「ドント・ルック・バック」の2枚は、商業ロックのなれの果てと認識しながらも、その聴き易さとその音の作りの良さから、相当回数聴きこんだなあ。聴く度に「これでいいのか、こんなアルバムに心を許していいのか」と自己嫌悪に陥りながらも、密かに聴き込んだもんだ。

ああ、また、こんなアルバムを手に入れてしまった。また、これから、「これでいいのか、こんなアルバムに心を許していいのか」と、当時ほどではないにしろ、若干の自己嫌悪に陥りながら、「ボストン・デビュー」と「ドント・ルック・バック」の2枚は、ヘビー・ローテーションになっていくのだ(笑)。

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