アリスの想い出・その2
今日早朝の、ドイツ対イタリア戦は劇的だった。準決勝って、双方、決勝戦に出たいので、だいたい前半は、予定調和で、0対0のケースが多い。よって、今日は5時に起きて後半からのリアルタイム観戦として、体力の温存に努めたんだが、なんだなんだ、後半も予定調和の延長。双方、良いプレーはするんだが、どちらかが点を入れて、勝ち切る感じがしない。おいおい、せっかく早起きしたのに。しかし、延長戦は違った。イタリアの「絶対に、絶対に、PK戦は嫌だ」(イタリアはW杯でPK戦は全敗)という気持ちが伝わってきて、ドイツに気迫で勝っていた。そして、延長後半14分の劇的ゴールである。いや〜、こんな劇的なゴールがあるから、W杯観戦はやめられんのだ。
さて、昨日も書いたが、今週の通勤音楽は「アリス」である。70年代の日本のフォーク・ロックの雄の「アリス」である。今日は「アリスII」が通勤の友。この「アリスII」は、アリスの最高傑作と言って差し支えないであろう、日本のフォーク・ロックの名盤である。
冒頭の「愛の光」から、ラストの「雪」まで、知る人ぞ知るフォーク・ロックの名曲が満載である。この「アリスII」の収録曲は、今でも全て弾き語り出来るぞ。とにかく、高校時代〜大学時代、かなり練習したもんね。この頃のアリスの曲って、歌詞はシンプルって言うか単純、でも、ビートが聴いていて、フォーク・デュオでフォーク・ロックをやるには最適のアレンジで、本当に、全部コピーさせて頂きました。
特に、冒頭の「愛の光」、4曲目「知らない街で」、6曲目「誰もいない」、7曲目「散りゆく花」なんぞは、ギター2本、デュオで、ばっちり決まったときなんか、もう「カ・イ・カ・ン」。スピード感はあるし、ハーモニーは格好いいし、いや〜、今でも演奏したい曲がぞろぞろ並ぶ。そんな中で、高校時代の僕のお気に入りは、実はA面の3曲目の「おまえ」。歌詞の雰囲気が好きで、高校生だった頃、将来、生涯の伴侶とするなら、この歌に登場するような女性が良いなあ〜、と思っていたことを懐かしく思い出す。純粋だったよな〜。うんうん。
この曲、僕の大のお気に入りだったんだが、実は、学生時代、人前で唄ったことが無い。2番の「24歳の男が お菓子の箱を持てたのも」のくだりが、高校生18歳、大学生20歳には年上すぎて唄いにくく、まさか「18歳の男が お菓子の箱を持てたのも」と変えて唄うと、なんだか、若すぎて間が抜けてしまって、歌の雰囲気が良くない。よって、人前で唄うことを断念したことを思い出して、懐かしい気分に浸った。今は、もう歌詞の倍近く歳を取ったので、喜んで「24歳の男が お菓子の箱を持てたのも」と唄いますけどね(笑)。
さあ、明日の早朝は、フランス対ポルトガル。この試合は、話せば長くなるから、ここでは語らないが、前半から観なければならない。さあ、また、明日は寝不足だ。あと3試合。頑張るぞ〜。
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