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2006年7月 7日 (金曜日)

最近のジャズ・トランペッター

「Always 3丁目の夕日」のDVDを借りてきて、つい今しがたまで観ていたので、ブログの更新が遅れた。昭和32年の東京の下町を舞台にした、当時の庶民の生活を描いた人情モノである。昭和30年代の風景を再現するCGは素晴らしいものがあったし、家の調度品や店の雰囲気など、その再現度合いは、実に凝りに凝っている。とにかく、昭和30年代の生活の想い出がある者にとっては、とても懐かしい雰囲気の映像である。

映画自体は、辛口になるが、なんだか、映画のあらすじを観ているようで、当時の人たちの生活をダイジェストのように並べた感じで、ちょっと食い足りなかったなあ。まあ、このテーマで、最近の映画のように、2時間程度でまとめるのには限界がある。しかし、映像はCGも含めて綺麗だ。

Ryan_kisorさて、7月になって、そろそろ、我が、バーチャル音楽喫茶『松和』・ジャズ・フュージョン館の名物コーナー「ジャズの小径」の7月号の更新時期である。毎月更新のコーナーなので、そのテーマをピックアップするのが悩ましくもあり、楽しくもあるのだが、今月のテーマは「最近のジャズ・トランペッター」とした。最近、ジャズの世界で、若手〜中堅のトランペッターが充実してきた、と感じている。


ジャズの世界でトランペットと言えば、花形の楽器で、トランペットの熱いソロ=ジャズの熱気、という図式で、ジャズには、無くてはならない楽器の一つ。そのジャズ・トランペッターが最近、充実してきた。トランペッターが充実してきたということは、ジャズのパフォーマンス自体が活性化されてきたことにつながる。これは、喜ばしいことである。

今、僕のお気に入りのトランペッターの1番手は、ライアン・カイザー。90年のモンク・コンペティション優勝という華々しい実績を引っ提げてデビューしてきたことからも判るように、彼のテクニック、なかなかのものなんだが、そのテクニックをひけらかすことなく、しかも、変にひねりを入れることなく、常に「直球勝負」的な、ストレートなトランペットは好感が持てる。 

そのミュージシャンの本質を見るには、デビューアルバムやその近辺の、つまり、そのミュージシャンの初期の作品、それも出来たらワン・ホーン作を聴く、というのが僕の持論なのだが、そういう意味でいくと、ライアン・カイザーの場合は、2000年にリリースされたワン・ホーン作「Kisor」かな。このアルバム、ワン・ホーン作なので、彼のトランペットが堪能できるのが嬉しい。

彼のトランペットの特徴は、「切れ味良く、しっかりと吹ききる潔さ、そして、エッジが立った切れる感じの音ではなく、良い具合に角が取れた、ほんのりとした温かみがある音」って感じですかね。変なクセも無く、聴きやすく(もう少し、個性があっても良いかなとも思うけど)、とにかく清々しいトランペットです。僕の中で、これからの更なる活躍が期待されるトランペッターのひとりです。しかし、改めて思うんだけど、トランペットやサックスを堪能するには、ワン・ホーン作が一番やね(トランペットの場合、大変やと思いますけど)。

今日は、サッカーW杯の試合も無く、平々凡々な1日。この静かな1日を振り返ると、如何に、この1ヶ月間、サッカーに没入していたかが良く判る。

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