新しいジャズ・スタンダード・その4
今日も雨模様。でも、会社の行き帰りは雨に降られなかったので良しとする。これだけ、各地で雨ばかりだと、高校野球の予選が予定通り終わらないのではないか、と心配になる。まあ、我が母校は、2回戦で敗退したので、もう関係無いけどね。残念である。
昨日、歓送迎会で、まあまあ飲んだので、今日はちょっと眠いが、二日酔いではない。次の仕事が始まる8月1日まで、仕事は暇である。日頃、なかなか調べることの出来ない事柄を、ネットサーフィンしながら調べている。これはこれで楽しい仕事なのだが、やはり、昼ご飯を食べると睡魔が襲ってくる。そんな睡魔との戦いの時、ネットサーフィンという単調な作業はとても辛い。そうなると、立って歩くしかない。今日は、煙草を吸うコーナーへ行く回数が増えてしまった。
今週は、ずっと「新しいジャズ・スタンダード」をテーマにブログを書いてきたわけだが、ジャズの世界で、60〜70年代のロック、ポップスで一番カバーされたのは、やっぱり「ビートルズ」関連の楽曲だろうな。ビートルズ・ナンバーのカバーだけで、相当数のアルバムが作られたりするし、1〜2曲をちょっと織り交ぜたりするのも含めると、ジャズ・フュージョンの世界でもビートルズは大人気である。
ビートルズ・ナンバーのカバー・アルバムが一番沢山製作されたのは、ビートルズが実際に活動していた時代なので、まあ、ビートルズ人気に乗っかった思惑が見え隠れするなあ。それでも、ジャズの世界では、優秀なビートルズのカバーが相当数、存在する。
今、パソコンを前にして、アルバム・タイトルが、ずばり、ビートルズ関連の題名のアルバムを思い出しただけでも、ウェス・モンゴメリーの「A Day in The Life」(写真)、ケイコ・リーの「imagine」、ジョージ・ベンソンの「The Other Side of Abbey Road」、グラント・グリーンの「I Want to Hold Your Hand」、セントラル・パーク・キッズの「Play The Beatles」、ヨーロピアン・ジャズ・トリオの「Norwegian Wood」、カウント・ベイシーの「Basie's Beatle Bag」などなど、7〜8枚は出てくる。いずれも、聴き応えのある優秀なカバーばかりである。
こうやって4日間、新しいジャズ・スタンダードについて考えてみて、ビートルズやローリング・ストーンズ、カーペンターズ、アバ、ビリー・ジョエル、エルトン・ジョン、ボブ・ディランなど、60〜70年代、メロディー・メーカーとして活躍したグループやミュージシャンの曲が、新しいジャズ・スタンダードに一番近いところにあるのかもしれない。昨日書いたハービー・ハンコックの、ドン・ヘンリーやピーター・ガブリエルは、ちょっとやり過ぎだと僕は思います(笑)。
一度、誰か、60〜70年代のロック・ポップスをカバーしたジャズだけを特集した本を出して貰えませんかねえ。出たら、絶対、買いますよ。
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