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2006年7月 4日 (火曜日)

アリスの想い出・その1

「アリス」と言っても、不思議の国の「アリス」では無い。1970年代に活躍した、日本のフォーク・ロック・バンドの「アリス」である。谷村新司、堀内孝雄、矢沢透の3人編成。今を去ること、30年ほど前の高校2年生、不思議なタイミングと縁から、僕は「アリス」のファンになり、フォーク・デュオのかたわれをすることになり、「アリス」の名曲の数々をコピーすることになる。

高校2年の秋、文化祭が終わり、修学旅行も終わり、秋風が少し肌寒く感じられる頃、僕は、ある女の子に交際を申し込んで振られた。なんだか、このまま、受験勉強に没頭するのが嫌になった。そして、フォーク・デュオの相棒となるYは、もともとの相棒であった親友を亡くした。彼は今一度、フォーク・デュオがやりたかった。Yは軽音でフォーク・デュオでならしていた奴でギターが上手いし、ボーカルは味があった。僕は当時ギターは全く弾けなかった。当時、Yにとって、僕の何が気に入ったのかが判らないのだが、Yにギターを教えて貰いながら、Yと2人でフォーク・デュオを結成するに至った。

Alice_1言っときますが、Yはその時既にギター歴5年。僕はコードもしらない初心者(ピアノは弾けたけど)。天と地ほど開きがあるギター・テクニックで、フォーク・デュオをやるんだから、僕も思いきったことをしたもんだ。よくYの家へ泊まりに行って、夜通しギターの練習をした。ギターは当然持ってなかったし、買う金も無かったので、映研の同級生のギターを借りた。受験勉強そっちのけで、フォークギターである。


当時、フォーク・デュオとして、よくコピーしたのが「アリス」。僕たちの声の質が、谷村新司、堀内孝雄と良く似ているという友人たちの言葉を信じて、「アリス」は、I〜Vまで、アルバムの収録曲のほとんどをコピーした。僕たちは、当時の叙情派フォーク、四畳半フォークっていうのが嫌いで、あくまで、ビートに乗った、ストローク中心のフォーク・ロック系の曲調がお気に入りだった。デュオでやって、バシッと決まった時の格好良さって、そりゃーもう快感である。実はこの2日ほど、その「アリス」の全アルバムを聴き通している最中なのだ。

アリスIでいくと、「アリスの飛行船」(ちょっと赤面)、「何も言わずに」(Yのボーカルが格好良かった)、「木枯らしの街」(決まれば格好良いことこの上なし)、「移りゆく時の流れに」(僕の得意ソングでした)、「明日への讃歌」(説明不要の名曲)、などなどをコピーして、映研の部室を借りて、よくミニ・コンサートをやらせて貰った(後輩たちよ、ありがとう〜)。アリスIって、アルバム全体の構成・雰囲気は、実に稚拙なんだが、前に挙げたように、フォーク・ロックの佳作が多く収録されていて、曲を純粋に鑑賞するには(アレンジは、いまいちなんだけどさ)、聴きごたえのあるアルバムだ。けど、一般万民にはお勧めしにくいな。「アリス」のファンだった方、1970年代のフォーク・ロックのマニアの類の方々は一度、聴いてみて下され。

今日、この「アリスI」をiPodで聴きながら、歩いて帰ったんだが、大きな問題点がひとつ。知らず知らずのうちに、左手はコードを押さえ、右手はストローク弾き、気がついたら、結構、大きな声で歌いながら、歩いているのには、自分でもビックリした。

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