う〜ん、勝てんなあ・・・W杯第2戦
う〜ん、勝てんなあ。W杯第2戦、対クロアチア戦はスコアレス・ドロー。点が入らなければ勝てんのだが、まあ、これだけFWが活躍しない代表チームっていうのも無いんじゃないか。とにかく、FWが駄目。しかし、川口はよくPKを止めた。不用意な宮本のファールには怒り心頭だったが、ほんと、良く止めた。本来ならば、それからノって攻撃に転ずるはずなんだが、我が代表はそうではない。相手に合わせたメリハリのないサッカーをやってしまった(戦後のヒデのコメントは正しい)。ヒデは献身的によく走った。走らなければサッカーにならないってことを身をもって示した。川口、ヒデ、それから・・・・。後が続かん(涙)。
第2戦目のドローで、ベスト16進出はかなり厳しくなったんだが、個人的には、アウェーのW杯で、初の勝ち点1をとったということで、ちょっと満足している。仏大会以来、4連敗だったからな。世界を意識した日韓大会から数えると、2勝2敗2分。完全にイーブンなんだから、日本のサッカーはまだまだこれから。これから、もっと進化するさ。とりあえず、点の取れる強いFWと体格で負けない強いDF、相手に走り負けない強いMFの育成が急務やな。今の日本ならきっとやれる。今の10代後半から20代前半のサッカー野郎達なら、きっとやれる。
昨晩は結局、サッカーで熱くなってしまい、すぐには寝られず、その余勢でバーボン片手に、ブラジル対豪州戦まで観てしまい、今日は完全に寝不足です。それでも、音楽は欠かさずに聴くのだから、たいしたもんだ。今日は、いよいよ、The Bandの最終アルバムである「ラスト・ワルツ(Last Waltz)」である。「ラスト・ワルツ」は、The Bandの解散コンサートを収録したライブ・アルバムであり、70年代ロック終焉の一大イベントの貴重な記録である。
このライブは、映画にもなって、日本でもロードショーがかかったのを覚えている。そう言えば、一人で観に行ったなあ。当時、高校3年生だったが、そもそも、The Bandのファンなんて、僕の周りにいなかったし、ましてや、The Bandが好きな女性なんか、今まで出会ったことがない。英米ロック界では、尊敬の対象であったThe Bandだが、日本ではマイナーなんだよな。
この「ラスト・ワルツ」は、もともとはLP3枚組で発売されたが、今では、CD4枚組の再構成ボックス・セットが出ている。この再構成ボックス・セットは、当初LP3枚組+未収録分の構成で、「ラスト・ワルツ」というライブ・イベントの、ほぼ全貌を追体験することが出来る。このボックス・セット、収録曲が「てんこ盛り」で、メリハリに欠けるという向きもあるが、僕はそうは思わない。主役であるThe Bandの演奏の未収録分が結構追加されているので、それだけでも、僕には嬉しいボックス・セットだ。
いつものことだが、このボックス・セットを聴き終えると、満足よりも「寂寞感」が襲ってくる。なんか、大切な何かが、終わってしまったような、大切な何かが、手に届かないところへ行ってしまったような、そんな寂しい想いに包まれる。それでも、この「ラスト・ワルツ」は、70年代ロックのマニアである僕にとっては、常に聴き続けなければならない、大切なライブ・アルバムなのだ。
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