僕の一番好きなロック・バンド
今日は肝休日。このところ、朝、早起きして体操をしたり、夕方、帰宅時には、ひと駅歩いたりしているからか、晩ご飯が美味しい。美味しいついでに、芋焼酎を1〜2合いただいてたら、2週間、肝休日が無かった。しめしめと思っていたら、今日はさすがにカミさんにストップされた。今日は真鰺の刺身だったのに残念。
さて、このところ、バーチャル音楽喫茶『松和』の「懐かしの70年代館」の「My Favirite Rock」のコーナーで、「アメリカン・ロック」のアルバム紹介をスタートすべく、アメリカン・ロックを集中して聴いている。今日からは、いよいよ、お気に入り「The Band」シリーズ、である。
誰かに「松和のマスターって、ロック・バンドで一番お気に入りのバンドは?」と訊かれたら、迷わず「The Band」と答える。ちなみに、2番目のお気に入りは「Steely Dan」、3番目は「Led zeppelin」と「King Crimson」だ。もともとは、高校生の頃から「プログレ」小僧なのだが、なぜか、1番手と2番手はアメリカン・ロックの、これまた、雰囲気が全くといっていい、正反対のバンドなんだよな〜。
しかも、根はブリティッシュ・ロック好きなのになあ。なぜか、The Bandは、高校3年生の秋以来、ずーっとお気に入りロック・バンドの第1位を走り続けている。写真は、セカンド・アルバム「The Band」のジャケットなのだが、バンドのメンバーの容貌を見ていただいても判るように、全くロックっぽくなく、何とも垢抜けない、田舎者丸出しの容貌である。とにかく、ルックスで売れるバンドではないし、当然、日本では、今まで女性のファンに出会ったことが無い。でも、エリック・クラプトンを始め、当時のロック・ミュージシャンに多大な影響を与えたバンドなのだ。(クラプトンなんて、このThe Bandのメンバーになりたくて仕方がなかったそうだ)。
しかし、である。このバンドの演奏からボーカルに至るまで、全てが良いのだ。初期のロックンロールやカントリー&ウエスタン、R&B、そして、ゴスペル、スワンプに至るまで、アメリカン・ルーツ・ミュージックを集約して、現代のロックに焼き直した、渋〜い渋〜い、素晴らしくアナログチックな音が「たまらない」。木の温もりを感じさせるようなウォームさが「たまらない」。そして、歩くようなテンポで、ゆったりと楽しそうに、ファミリーな雰囲気が「たまらない」。これぞ、アメリカン・ロックの代表的バンド。このバンドのアルバムを聴く度に、不思議と「北アメリカ大陸」を感じる。今のバンドに、この完全アナログな音は出せないだろう。
う〜ん、やっぱり決めた。バーチャル音楽喫茶『松和』の「懐かしの70年代館」の「My Favirite Rock」のコーナーで、「アメリカン・ロック」のアルバム紹介の第1弾は「The Band」じゃ〜。さあ、今週の週末から原稿を書き始めるぞ。
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