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2006年6月11日 (日曜日)

雨の日の、遠い日の記憶・・・

今日は朝から雨。朝のうちは結構強く降っていたが、昼過ぎには、蕭々と降る、ちょっと風情のある雨の降り方に変わった。蕭々と降る雨。子供の頃から雨の日が嫌いだったけど、唯一、この「蕭々と降る雨、そぼ降る雨、そして、雨に煙る風景」というのは精神的に少しは許せる、嫌いな雨の日の中でも、数少ないお気に入りの風景。

「蕭々と降る雨、そぼ降る雨、そして、雨に煙る風景」から回想する若き日の風景。蕭々と降る雨の中、校舎の窓から、好きな人の傘を、校門の外に消えるまで見送った高校時代。そぼ降る雨の中、古い図書館の窓から、あの人がここに来ないか、と薄水色のチェック模様の傘を、本を読むふりをして捜した大学時代。山にかかる低い雲と雨に煙る墨絵のような風景を見ながら、遠く、彼方の地に行ってしまった人の消息を思った浪人時代。雨の日にまつわる想い出というのは、結構、胸にジ〜ンとくるものばかりで、なんだか切なくなる。

Cobalt_hour歌の世界でいうと、雨を主題にした曲で、特に印象的なのは、荒井由実の「雨のステイション」。荒井由実3枚目のアルバム「コバルトアワー」のB面の4曲目である。この曲の舞台が、青梅線の西立川駅であることはファンの間では、昔から有名なお話。駅に歌碑があるもの結構知られている。しかも、今年の3月31日〜6月30日まで、西立川駅の発車メロディーになっているのには、はっきり言ってびっくりした。


雨のステイション   荒井由実 作詞・作曲

新しい誰かのために わたしなど 思い出さないで
声にさえもならなかった あのひとことを
季節は運んでく 時の彼方

6月は蒼く煙って なにもかもにじませている
    
雨のステイション あえる気がして
いくつ人影見送っただろう   【第1節引用】


う〜ん、なんて素敵な歌詞なんだろう。この歌を聴く度に、高校時代から大学時代の、青く若かった時代を思い出す。結構、友達同士の中では、まとめ役でワイワイやるタイプだったが、それでいて、気になる女性には、声さえかけれなかった時代である。それでも、下校する時、駅への通りで、駅のホームで、ぱったり会わないだろうかと、テレビドラマのような出会いを期待したり。「雨のステイション あえる気がして いくつ人影見送っただろう」の一節を聴く度に、そんな想い出が蘇る。う〜ん、赤面するぞ。

「6月は蒼く煙って なにもかもにじませている」のフレーズが口をついて出てくる、「蕭々と降る雨、そぼ降る雨、そして、雨に煙る風景」が心にしみる、梅雨の季節。雨の日も場合によっては良いもんだ、と思えるようになった今日この頃である。

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» 泣きたい夜に…(航海日誌) [酔芙蓉に恋をして]
? 荒井由実, 松任谷正隆 COBALT HOUR ? 「航海日誌」、なんて素敵なタイトルなんだろう。 ロマンチックなイメージをしていたが。 聞き始めた途端、す~っと眠気が襲ってきた。 それは胎教にいい音楽、モーツァルトのようで。 あまりに耳にやさしい音楽なのだ... [続きを読む]

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