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2006年6月の記事

2006年6月30日 (金曜日)

W杯ベスト8にちなんだ曲を・・・

さあ、今日から、サッカーW杯はベスト8である。今日からは、ユルユルの爽やかな音楽を聴いている場合では無い。今日からは気合いを入れるため、気分が高まるような音楽を聴くことが重要である。気分が高まるような音楽ってなんだ、と思って、ふと、じっくりと考えた。そうだ、サッカーW杯ベスト8に出場した、それぞれの国にちなんだ曲を聴こうではないか、と決めた。

さて、まずは、開催国ドイツは、タンジェリン・ドリーム。シンセサイザーを自在に操ったゲルマン・プログレの雄である。70年代のタンジェリン・ドリームのアルバムはどれも素晴らしいが、ここは「リコシェ」ぐらいが、気合いが入って良い。アルゼンチンは、う〜ん、タンゴなんだが、タンゴは僕の範疇外である。タンゴかあ、タンゴ、おぉそうだ「くろねこのタンゴ」があった。昭和30年代生まれ以前の方は、おそらく相当数の方が知っているであろう、「みんなのうた」の名曲である。イタリアは、プレミアタ・フォルネリア・マルコーニだな。イタリアン・プログレの雄である。気合いが入るという点では、ライブの「クック」だ。ウクライナは、イメージとしてはロシア民謡、バラライカなんだが、おっと、これも門外漢。でも「バラライカ」のフレーズ、どっかで聞いたような・・・・。おぉ、Puffyの「アジアの純真」があるではないか(かなり、こじつけ)。

Machine_headさあ、次はイングランド。これはブリティッシュ・ロックの範疇なので、選り取り見取り。単純に気合いが入るという点で、英国ハード・ロックから、ディープ・パープルの「マシン・ヘッド」だ。ポルトガルは、う〜ん、う〜ん、パス。ブラジルはボサノバ。ジャズの世界では、ボサノバ・ジャズのアルバムは山ほどあるが、ここは、スタン・ゲッツの「イパネマの娘」が最適ではないかと思う。


そして、最後はフランス。これは、もう、ミッシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」か、シルヴィー・バルタンの「あなたのとりこ」でしょう。う〜ん、ポルトガルにちなんだ曲が、どうしても出ない。ちなみに、ポルトガルの民族音楽の代表的なものは「ファド」。ファドの起源はさだかではないが、大航海時代にイスラム、アフリカ、ブラジルなどの民族音楽が伝わり、19世紀半ばにリスボンの下町から生まれたというのが通説。ファドは別名「サウダーデ」とも言われる。サウダーデは失ってしまった人や物、時間というものに相対する表現で、悲しさ、懐しさ、寂しさ、などが入り交じったポルトガル人の感情だといわれる。かつてのファドはこうした物悲しい歌詞と旋律だったそうだが、現在は悲しく辛い過去を捨て、明るく楽しい音楽に変わってきたという。

今日は、サッカーW杯ベスト8に出場した、それぞれの国にちなんだ曲を聴きまくった訳だが、そんな中でも、一番、ノリノリだったのが、イングランド代表、ディープ・パープルの「マシン・ヘッド」。やっぱり、この「マシン・ヘッド」の冒頭の「ハイウェイ・スター」は絶品。その疾走感、その重量感、もう気分はイケイケである。それそれの国にちなんだ曲コンテストは、イングランド代表の圧勝と相成った(笑)。

閑話休題。さて、今日のドイツ対アルゼンチンは見逃せない。過去、幾度かの死闘や遺恨試合を演じた両国である。凡百の試合で終わるわけは無い。きっと、いろんな意味で、再び、歴史の記憶に残る試合をしてくれるだろう。今日の僕は、1974年以来、ドイツサッカーに惚れ込んだ、という過去もあって、ドイツのサポーターとして、ドイツのユニフォームを着て応援するんだ〜。

2006年6月29日 (木曜日)

ゆったりジャズを聴きながら

暑い。今日の千葉県北西部地方はとても暑い。「今日は、32度まで気温が上がったよ」とカミさん。この2,3日、梅雨の中休みという感じの晴天続きなんだが、気温が上がって、湿度があって、暑いの蒸し暑いのって、これはたまらん。ドイツW杯では、ピッチの気温が30度を超える厳しい環境って言ってたけど、湿度は今日ほどでは無いとはいえ、こんな気温の中で最低90分間、サッカーをやっている訳か。しんどいなあ。

The_blue_peachさて、今日もW杯はお休み。ベスト8出場各国の選手たちは、この休みにしっかりとコンディションを立て直し、なるべくベストに近い状態で、明日からのベスト8を戦って欲しい。テレビで観戦するこちらも、昨日は結構早く床についたので、少し寝不足も解消された。日本代表惨敗後の落ち込みを、時間が経つにつれ癒えつつあり、今日も早々に床に入って、鋭気を養って、明日からのベスト8に備えるつもり。


W杯もお休み、しかも今日は32度の暑さ、ということで、今日は、爽やかで、ゆったりとリラックスできる音楽がベスト。今日は、iTMSを巡回していて見つけた、爽やかでゆったりとしたジャズ・ピアノのアルバムをピックアップ。そのアルバム名は「The Blue Peach」、リーダーであるピアニストは、Thierry Lang(ティエリー・ラング)。

ティエリー・ラング、スイスの人気ピアニストで、そのピアノの音色は爽やかで美しい。このアルバムでは、ジャズ・ハーモニカの大家Toots Thielemanとの共演盤で、このThielemanのハーモニカの好演と相まって、なかなかの出来である。爽やかで透明感があり、ちょっと冷たい感じの中に温もりが感じられるヨーロッパの叙情派ピアノの演奏、ニューヨークのジャスとは、明らかに異なる世界である。演奏のテンポも、ゆったりと歩くような速さで、ベース、ドラムのバッキングも優秀。特に、ドラムはなかなかの好演。爽やかで透明感のある、ヨーロッパのジャズ・ピアノの音色を聴いて、実にゆったりとリラックス。

ヨーロピアン・ジャズを聴いて、ゆったりとリラックスして、早く寝て、寝不足解消に努めて、コンディションを整えて、さあ、明日の夜中から、W杯ベスト8の世界に突入していくのだ。

2006年6月28日 (水曜日)

W杯の休日、判り易いジャズをどうぞ

ベスト16の戦いが終わった。何がって、サッカーW杯である。次はベスト8である。しかし、やっと今日明日とサッカーを見なくても良いのだ。何故って、金曜日の夜中(正確には、7月1日、土曜日の午前0時)まで、試合が無い。サッカーは体力的に過酷なスポーツ故、最低、中3日くらい試合が無い日を作らないと、選手たちのコンディションが元に戻らず、良い試合が出来ないのだ。ダブルヘッダー(1日2試合続けて試合をすること)が出来る野球とは大違いだ。

選手たちのコンディションもさることながら、試合をテレビ観戦する、我々のコンディションも最悪である。眠たくて仕方がない。今日明日と早く寝られると思うとホッとする。ここまで睡眠不足になると、もうこれ以上は、体力が続かない。つまり、テレビ観戦する方も、コンディションを元に戻すために休息が必要である、ということだ。

Lou_blackburnW杯の試合が無いと思うと気がゆるむ。昨日までは、結構、気合い入れて試合を観てたからなあ。昨日のブログで書いたように、ベスト16の試合はどれも良い試合ばかりだった。これだけ、凄い試合を目の当たりにし続けると、どんどん気分が高揚して、精神的に戦闘モードになっていく。「益荒男、雄々しく、猛々しく」という気分になっていくのだが、逆に、試合が無いとなると、とたんに気が抜けて、ユルユル。


ユルユルになってしまうと、とたんに、僕の音楽の指向も激変する。昨日までは戦闘モードで気合いの入る曲を聴いていたのが、今日はとたんに「なんだか、ユルユルにリラックスした、気楽な曲が聴きたいな」というモードに早変わりする。こんな状態になったらジャズである。それも、ジャズ入門書にあるような、教科書的な、品行方正な、芸術的なジャズはいけない。あまりに綺麗すぎて、かえって、また戦闘モードに戻ってしまう。それでは、精神的に休まらない。観る側のコンディションを元に戻せない。これは致命的だ。

絵に描いたようなジャズ、それも流行歌のように良い意味で「俗っぽい、下世話な、判りやすい」ジャズが一番だ。こんな時のために、とっておきの「俗っぽい、下世話な、判りやすい」ジャズのアルバムを用意してあるのだが、今回選んだのは、ルー・ブラックバーン(Lou Blackburn)の「ジャズ・フロンティア」。

このアルバム、寺島靖国氏がお勧めするレア・コレクション・シリーズ。ライオネル・ハンプトン楽団やモンクのフル・バンドで活躍したトロンボーン・プレイヤーの63年録音のリーダー作である。これが、適度にユルユルで、俗っぽくて、下世話で、判りやすくて、実に今の状況にピッタリのアルバムだ。しかも、リーダーのルー・ブラックバーンは、トロンボーン奏者。このトロンボーンの音を聴いてるだけで、気持ちが良い感じでリラックスしていくのが判る。もう2回、聴き終えたが、気持ちはリラックス、心はほのぼの、である。

W杯は今日明日が、つかの間の戦士の休息。今日明日は、良い音楽聴いて、英気を養って、気力を充実して、寝不足を解消して、さあ、7月1日(土)の午前0時より、ベスト8がやってくる。

2006年6月27日 (火曜日)

W杯ベスト16と吉田拓郎

完璧に寝不足である。辛い。サッカーW杯、さすがにベスト16である。見応えのある試合ばかりである。第1試合の始まる時間が悪い。さあ寝ようかな、と思う午前0時。そのまま寝ればいいものを、ちょっとだけとテレビをつけると、これがもういけない。

さすがにベスト16である。キックオフからもう目が離せない展開になる。そうすると少なくとも、前半は観てしまう。気がつけば午前1時である。そして、これが白熱した好ゲームだったとする。すると、15分のハーフタイムの間に、各部屋の戸締まりと火の元を確認し、歯を磨いて、試合が終わったら、すぐ寝られる体勢を作って、後半45分に入っていく。そうすると、試合が終わって、解説とダイジェスト見て、寝床に着くのが午前2時。平日、朝起きるのが、午前6時15分だから、そりゃあ、寝不足になるわな。

Live_73しかし、凄い試合が続く。ドイツは強い。アルゼンチンは危なかった。さすがベッカム。オランダ惜しかった。そして、昨日の2試合は凄すぎる。イタリアは後半ロスタイム終了寸前にPK取って、きっちりトッティが決めた。スイスはPK戦で3人連続外した。W杯のPK戦で3人連続外したって、1972年からW杯を観てるけど記憶にない。特にイタリアは凄かった。後半5分以降、10人になったのに完封である。


これだけ、凄い試合を目の当たりにし続けると、どんどん気分が高揚して、精神的に戦闘モードになっていく。「益荒男、雄々しく、猛々しく」という気分になっていく。すると、毎日聴いている音楽の嗜好も、それにつられて、ガラッと変わるのだから不思議なもんだ(これって僕だけかなあ)。昨日から、iPodで聴く音楽が、男男してきた。

このところ、Jポップのジャンルでは、ユーミンなんかを良く聴いていたのが、今日は、ガラッと変わって「吉田拓郎」。もう気分は「バンカラ、硬派、男一匹」。今日も帰宅時、ひと駅前で降りて、30分弱歩いて帰ったのだが、今日のウォーキング・アルバムは、吉田拓郎の「ライブ'73」。拓郎がエレキに走った最初のアルバムである。

出だしの「春だったね」から、もう男の世界である。イントロの鋭いギターで、いきなり気合いが入る。ギターを弾いているのは高中正義。格好良い。2曲目の「マークII '73」以降、もう雄々しいフォーク・ロックのライブの洪水。ラスト前「ひらひら」で再度気合いを入れ直し、ラスト「望みを捨てろ」。もうこれはドップリ拓郎の世界。いいね〜。気合いが入るなあ。

しかしながら、である。拓郎を聴きながら、少しガニ股になって、少し肩で風を切りながら、鋭い目つきで周りを見回しながら歩いている自分に気がついて、我ながら呆れた。

2006年6月26日 (月曜日)

そうだよな、鶏口牛後だよな・・・

今日、自分の会社ではない、他社の先輩と飲んだ。その先輩、一部上場企業、中堅ベンダーの執行役員を務めた先輩なんだが、この度、その会社を出て、とあるITベンチャーに転籍した。もとより、今、僕はたいした仕事もなく、時間は余りあるほどあるので、陣中見舞いを兼ねて先輩を訪問した。

ホッとしたし、心強くも思ったのだが全然変わっていない。1年ぶりなんだが、全然、そんなブランクを感じさせない、いつものままの先輩だった。その先輩も食通なので期待して訪問したのだが、期待に違わず、ドイツビールの美味しいお店に連れて行ってもらった。

本場のドイツビールとソーセージを食いながら、サッカーの話や、会社の話、経営の話、いつもと同じように、大いに語り合った。先輩の話を聞いていて「鶏口牛後」という諺を思い出した。「鶏口牛後」って、「鶏口となるも、牛後となるなかれ」を縮めて、「鶏口牛後」というんだが、これは中国の故事成語。その成り立ちは以下のとおり。

小国の韓(かん)は、隣の大国の秦(しん)に降伏しそうになった。蘇秦(そしん)という人が、韓(かん)が降伏してはだめだと思って、韓の王さまにこう言った。「むしろ鶏口(けいこう)となるも、牛後(ぎゅうご)となるなかれ」。 つまり、鶏(にわとり)の頭《小国の王》となっても、牛の尻《大国の家臣》にはなるな、と。韓の王さまはこの演説を聞いて、秦に降伏するのをやめ、ほかの国と同盟を結んだことから、この「鶏口牛後」という故事成語ができた。

転じて、今のビジネス環境に照らし合わせると「大企業の一社員として働くよりも、企業家として小さな会社を経営する」って感じになるのかな。先輩の勇気には感心した。改めて、僕もその「鶏口牛後」の精神は、持ち続けたいと思った。

今日は、とても元気の出る飲み会だった。自分の「想いと志」を再確認できた。先輩に感謝である。また会って、飲んで語りあいたいものである。う〜ん、元気がでたぞ〜。

ということで、今日は音楽の話は無しです。適度に酔っぱらってますので、あしからず。

2006年6月25日 (日曜日)

改めて、渡辺貞夫は素晴らしい

今日は朝から曇り空。朝10時に予約しているので、隣町まで往復1時間歩いて整体へ。首の付け根あたりがちょっと凝っていたのと、背筋がちょっと硬くなっていたので、タイミングの良い整体だった。あちこち、ほぐして貰ったら、昼ご飯を食べたとたんに眠たくなったので、3時間ほど昼寝。夕方、ちょっと、お嬢の宿題を済ませて、今日の晩ご飯は僕の当番。ベーコンとキャベツの炒飯だったが、これがまた、旨くできた。まあ、今日は、取り立てて目立った出来事もなく、ノンビリした一日だった。

Bird_of_paradaise最近、ジャズの話題が少ないなあ、と自分でも思っている。ジャズもしっかりと聴いているんだが、ジャズの世界で、なかなか、ワクワクするようなトピックが無いよな。ジャズの有名盤を廉価盤で再発するキャンペーンが大流行で、どのレコード会社も、廉価盤・廉価盤のオンパレードである。まあ、今まで、2,200円程度したジャズの有名盤が、1,500円で手に入るのだから、ジャズ初心者の方々には、目出度いことではある。


でも、僕からすると、廉価盤のカタログのチェックをしてはみるんだが、どれも既に持っているものばかり。これだと、触手も伸びないよね。ちょっと触手が伸びるのは、ビクターの紙ジャケ廉価盤キャンペーンだけだなあ。う〜ん、これではマンネリだなあ。

そんな中で、ビクターから、70年代の渡辺貞夫のアルバムが、紙ジャケで再発された。その再発されたアルバムの中に「バード・オブ・パラダイス」があった。おお〜、これ、待っていたのよね。昔、大学時代、FMでエアチェックして大事に聴いていた、渡辺貞夫の純ジャズの名盤である。社会人になって、このエアチェックのカセットを紛失して、時代はあっという間に、LPからCDの時代になって、CDでは、なかなか再発されなくて、まだ出ないのかな〜、と思っていたら、紙ジャケで出た。待った甲斐があったというものだ。

改めて聴き直してみて、改めて「渡辺貞夫は素晴らしい」ということを再認識した次第。テクニック、歌心、エモーション、どれをとっても申し分ない。パーカーを目指して、決して、パーカーの物まねに終わらない、ナベサダさんのオリジナルがここにある。バックは当時の人気トリオ「グレート・ジャズ・トリオ」。ハンク・ジョーンズのピアノ、ロン・カーターのベース、トニー・ウイリアムスのドラムス。この素晴らしいメンバーをバックに、ナベサダさんが気持ち良くアルトを吹き上げていく。この「バード・オブ・パラダイス」と「アイム・オールド・ファッション」の2枚は、ナベサダさんの純ジャズの代表作として、自信を持ってお勧めできる名盤だ。

ノンビリした一日の中で、素晴らしいアルバムに耳を傾けるって、なんだか、ちょっと贅沢な気分です。

2006年6月24日 (土曜日)

今日は喪に服してます

川口、ヒデ、稲本以外の、昨日の日本代表の体たらくに、怒り心頭に発し、今の日本代表に失望し、今日は一日喪に服しています。とにかく、がっかりした。確かにブラジルは強い。でも、前半ロスタイムに1点返されてから、ガッカリして闘争心を失わなくても良いではないか。いつの間に、日本代表は慢心してしまったのか。ブラジルに対して、どれだけ点を取れるかであって、勝ち負けをどうこう言うチームだったのか。

1次リーグ敗退を受けて、日本人が駄目出しをされたようで、実に悔しい。でも、残念なのでは、テレビで見る限り、悔しい思いを全面に出しているのは、ヒデと川口と玉田くらいで、あとはプロとして失格。背番号10なんて、インタビューにまともにこたえられない、それでもプロか、と言いたくなるような体たらく。ジーコの言った「プロ意識の欠如」。時間が経つにつれ、報道から情報が入手できるにつれ、辛くその現実が目の前に突きつけられる。僕たちは、こんなに「プロ意識」が欠如した連中を応援していたのか。なんか、裏切られた気分だ。

そんな怒り心頭状態の中、次の日本代表監督はオシムが有力という情報が入ってきた。オシムだと、今のどうしようもなくなってしまった日本代表を変えてくれるかもしれない。オシムは、個人レベルでの「プロ意識の欠如」を改善してくれる、そんな期待を持てるだけの指導者である。

ただし、ジーコが悪いとは思っていない。ジーコの思想を大半の日本の選手はその意図をはき違えて、自分に有利かつ楽な選択肢を選択してしまっただけだと、僕は思っている。我々のビジネスと同様、個々の「プロ意識の欠如」と「戦う姿勢の欠如」とどう相対し、改善していくか。僕たちも自分たちのビジネスの場で、日本代表と同じく、戦って行かなくてはならない。

今日からはベスト16。僕の好きなサッカー・スタイルの、ドイツ、イングランド、アルゼンチンを応援しようと思っている。返す返す、ベスト16に日本がいないのは寂しい。でも、今日からは、純粋にW杯を楽しむモードに入るぞ〜。

2006年6月23日 (金曜日)

あぁ、1次リーグ敗退・・・

やはり、ブラジルには勝てなかったなあ。既に1次リーグ突破を決めていたブラジルは、主力を温存した1.5軍でやってきたが、そんなブラジルにも徹底的に叩きのめされた。1対4のスコアって、アマチュアとプロほどの差があるスコア。豪州戦の1対3もひどかったが、今回のスコアも負けずにひどい。ショックである。

どうして、こんなに弱いチームになってしまったのか。日本サッカー協会も、我々サポーターも、もちろん全ての意識あるサッカー選手も、今回の事実を言い訳なしに受け止めて、早々にその対策を講じなければならない。もう、それぞれの胸の内には本音として、代表が弱くなってしまった理由は判っていると思っている。問題はそれを表面化して、具体的な対応策を、如何に効果的に打っていくかだ。

Japan_away_1ジーコの言った「プロ意識の欠如」という一言は重い。それぞれのJリーグのプロ選手全てに突きつけられた重い課題である。僕も、エンジニアとして、その道のプロとして生活しているが、最近、会社でも往々に感じる「プロ意識の欠如」。言わせてもらうと、その傾向は20歳代後半〜30歳代前半の世代に集中する傾向にあるように感じる。これは、もう経験不足とかテクニック不足などという基本的な部分ではない。

それはもう、選手・コーチそれぞれのメンタルの問題である。しかも、チーム全体の問題ではない。個人の問題として「プロ意識の欠如」を指摘されているようで、この「プロ意識の欠如」という言葉が、よけいに辛く響く。

1次リーグ敗退。豪州戦の歴史的敗北を経験し、覚悟していたとはいえ、目の前に、1次リーグ敗退を突きつけられると、やっぱり激しい落胆の感情に襲われる。僕にとって、この落胆の感情は、好きな女の子につきあってくれ、と告白して、だめ出しを食らった時の同じような感じだ。この落胆の感情は失恋の感情に似ている。どうしようもない、対応のしようのない、もう明日が無いような、そんな落胆の感情だ。

よって、今日は休みだったのだが、昔、若かりし頃(高校時代が中心かなあ)、好きな女の子にふられるたびに、部屋にこもって聴いていた音楽が鳴り響いていた。曲名をあげると、井上陽水「太陽の町」、南こうせつとかぐや姫「眼を閉じて」「なごり雪」、中島みゆき「親愛なる者へ」「時代」「杏村から」「ほうせんか」、吉田拓郎「僕の唄はサヨナラだけ」「贈り物」、NSP「さよなら」、オフコース「秋の気配」「めぐる季節」などなど。あ〜、暗い、暗いぞ。落ち込むぞ。とことん、落ち込むぞ。でも今日一日は仕方がない。どっぷり落ち込んで、どっぷりと暗くなるのだ。しばらく、喪に服します。

日本代表が敗れたのだからな。日本人に駄目出しされたような気分になって、実に悔しい。

2006年6月22日 (木曜日)

さあ、W杯第3戦である・・・

さあ、今日というか、明日の朝4時からなのだが、W杯第3戦、対ブラジル戦である。まあ、相手はFIFAランク1位。我が代表は、豪州戦、クロアチア戦を観てると、とにかく勝利への執着心が薄く、仲良し状態のサッカーをやっていると感じているので(いつの間に、こんなに精神的に脆弱なチームになってしまったのか)、対ブラジル戦は、実は全く期待していない。

今の代表、点を取って勝てる感じがしないのだ。負けるにしたって、2点以上取られての無様な負け方はしてくれるなよ。負けるのなら0対1、勝つのなら2対0。勝つとしても、1対0、2対1は許せん。勝つのなら、万が一の可能性にのっかるような勝ち方をしてくれい。

Junko_yagamiさて、我が代表に対して、手厳しいことを言ってしまったが、まだまだ、これからだから悲観はしてはいない。W杯以降の新監督について、W杯終わって最初の代表戦のメンバー選定について、W杯以降の代表のイベントを考えるとワクワクする。4年後、南ア大会のアジア予選では、ハラハラせずに安心して観ながら、当然のようにW杯に出場するのだ。しかも、彗星の如く、凄いフォワードが現れて、バンバン得点するんだ。


さあ、代表頑張れ。頑張れということで、今日も、あの連想ゲーム「頑張れ日本代表→頑張れSamurai Blue→そう言えば代表の色は青→Blueの付く曲はないものか」で、景気づけに、またまた、Blueの付く曲はないか、探し始めた。ふと閃いたのが「八神純子」。

Mr.ブルー  作詞 山川啓介 作曲 八神純子

Oh Mr.Blue, I love you so 私の地球よ

生きることが辛いとき あなたの大きさが恋しくて
コバルトに燃える海 いつまでも一人 見つめるの

Oh Mr.Blue, I love you so
なんて青く美しい星 すべての生命が ここに生まれ
ここに生きてる

・・・(中略)・・・

Oh Mr.Blue, I love you so 私に力を


大学時代、意外と八神純子が気に入ってまして、「ポーラースター」「パープル・タウン」「想い出は美しすぎて」「夜間飛行」など、結構、ポップで良い曲があったんですよね。この曲も、曲自体、単純な曲なんですが、なかなか雰囲気が良くて、友人の車の中で、良く聴いてましたね。

最後の一節「Oh Mr.Blue, I love you so 私に力を」、そうだ、「Oh Mr.Blue, I love you so 代表に力を」だ。そんな感じで、この「Mr.ブルー」を聴いていたら、この曲が代表への応援歌に聴こえてきたぞ。

一分の可能性を信じて、行くぞ代表。ドルトムントの奇跡を起こせ!

2006年6月21日 (水曜日)

今日は久しぶりに酔っている

今日は久しぶりに酔っている。元部下と17時から飲み始めて、22時まで、約5時間も延々と飲んでいたことになる。次の新しい仕事の情報を仕入れかたがたの久しぶりの飲み会だったが、いや〜、久しぶりに飲んだなあ。

その元部下っていうのは、とある業界で歴史に残るであろうサービス会社の立ち上げ要員として、ビジネスの最前線で、パートナーとして、苦楽を共にした仲。久しぶりに一緒に飲んだんだが楽しかった。

Asia楽しい酒は悪酔いしない。結構、飲んだと思うんだが、実に気分が良い。その証拠に今こうして、ブログを書いている。そういうことなので、ひと駅前で降りてのテクテク歩きは今日はお休み。それでも、最寄りの駅から、ちょっと遠回りして帰ったので、ちょっとだけまとまった時間、音楽を聴きながらのウォーキング。今日のウォーキング・アルバムは、短めのアルバムということで、松任谷由実の「水の中のアジアへ」を選択。


その元部下と会って飲むと、なぜか、いつも、ユーミンを思い出すのだ。よって、今日は、昨日までの流れを引き継いで、ユーミン。この「水の中のアジアへ」、LPサイズのミニアルバムで収録されているのは、全4曲。「スラバヤ通りの妹へ」「HONG KONG NIGHT SIGHT」「大連慕情」「わき役でいいから」と、どれも素晴らしい、珠玉の名曲が並ぶ。

良い相手と良い酒飲んで、良いアルバム聴いて、家へ帰る。これにまさる幸せは無い。う〜ん、実に気分が良いし、実に気持ちが良い。

2006年6月20日 (火曜日)

時のないホテル〜5cmの向こう岸

今日も帰宅時、ひと駅前で降りて歩く。今日は、ちょっと蒸し暑いが、風が吹いていて歩いていて気持ちが良い。この1ヶ月で、3kgほど痩せたので、もう楽しくて仕方がない。しかも、歩く時間が約30分ほどあるので、帰宅時、電車の中と併せて、iPodでCDを2枚聴けるのが、これまた良い。

昨日から、ウォーキング・アルバムは、松任谷由実がトレンドになりつつある。今日は「時のないホテル」。このアルバム、1980年のリリースで、ユーミンのテンションが低い時に作られたアルバムなので、ファンの間では、おしなべて、「暗い」とか「ゆるい」とか言われて評判は芳しくないが、リアルタイムでユーミンを聴いてきた僕にとっては、このアルバムは結構、お気に入りのアルバムなのだ。

Tokinonai_hotel収録されている曲が良い。「セシルの週末」「5cmの向こう岸」「水の影」「ためらい」「よそゆき顔で」と隠れた名曲揃い。この頃のユーミンは歌詞が良い。私小説というか、若き日の日常というか、誰にでも思い当たる、誰にでも実体験がある、とにかく共感できる歌詞が並んでいる。このアルバムを聴くと、否が応でも、高校〜大学時代を思い出す。そして、あの頃を思い出して、甘酸っぱい雰囲気にドップリと浸れるのだ。


僕の一番印象的な曲は「5cmの向こう岸」。実は僕は背が低い。この歌を初めて聴いたときは、身につまされた。


5cmの向う岸   作詞 : 松任谷由実 作曲 : 松任谷由実

最初からわかってたのは パンプスは履けないってこと
歩きつつ彼と話すと 知らぬまに猫背になるの

七夕のパレードを見に 腕をくみ人ごみ泳げば
でくわしたクラスメイトが 次の朝みんなで笑う

彼は誰なの どこで見つけたの でもかわいいね
あなたより背が低い 並んだら 5cm も

それ以来 急に気になり 心もち離れて歩いた
人前で冷たくしたり わけもなく傷つけだした

僕もまえから おかしかったのさ やっぱり二人合わないよ
背がちがう 並んだら 5cmも

さよならは混んでたディスコ はじめてで最後のチークタイム
あのひとのおでこの上で いつまでも鼻をすすった

あの日のダンス本物だったね 今は似合いのTinyな女の子
つれてるときいたけど あんなダンスは二度とできないね
子供だったの 5cmの向う岸 二人とも渡れずに

若いころには人目が大事よ もっと大事なやさしさを失くしても
気づかないこともある ラララ………


この曲で登場する彼と彼女。何度、ハッピーエンドで終わって欲しいと思ったことか(歌詞の世界では、別れてしまうんだけどね・・・)。男の方が背が低くて何が問題なのか。若い頃は、この曲を聴く度に憤慨したもんだ。5cm彼女の方が背が高くて、何が問題なんだ。いや〜、実は、僕のカミさんは、僕より、7cmも背が高いのですよ。5cmなんて問題じゃない。

でも、この曲って、ハイティーンから二十歳あたりまでの、女の子の心の揺らぎを、実に見事に表現している。まあ、当たり前といえば当たり前な女の子の反応なんだけど、背の低い男の方からすると残酷だよな〜。大学時代、この曲を聴いて「え〜っ、それはないやろ」と思ったことを思い出しました。「若いころには人目が大事よ。もっと大事なやさしさを失くしても気づかないこともある」のくだりは、若さ故とはいえ、これは避けて欲しいなあ。やさしさよりも見た目かあ。でも、そうじゃないよな、と今は思う。

といったように「実にリアルな歌詞と、それにあった曲、優れたアレンジ」の揃いも揃った3拍子で、このアルバムは、私小説というか、若き日の日常というか、誰にでも思い当たる、誰にでも実体験がある、とにかく共感できる世界が広がっていて素敵だ。

2006年6月19日 (月曜日)

う〜ん、勝てんなあ・・・W杯第2戦

う〜ん、勝てんなあ。W杯第2戦、対クロアチア戦はスコアレス・ドロー。点が入らなければ勝てんのだが、まあ、これだけFWが活躍しない代表チームっていうのも無いんじゃないか。とにかく、FWが駄目。しかし、川口はよくPKを止めた。不用意な宮本のファールには怒り心頭だったが、ほんと、良く止めた。本来ならば、それからノって攻撃に転ずるはずなんだが、我が代表はそうではない。相手に合わせたメリハリのないサッカーをやってしまった(戦後のヒデのコメントは正しい)。ヒデは献身的によく走った。走らなければサッカーにならないってことを身をもって示した。川口、ヒデ、それから・・・・。後が続かん(涙)。

第2戦目のドローで、ベスト16進出はかなり厳しくなったんだが、個人的には、アウェーのW杯で、初の勝ち点1をとったということで、ちょっと満足している。仏大会以来、4連敗だったからな。世界を意識した日韓大会から数えると、2勝2敗2分。完全にイーブンなんだから、日本のサッカーはまだまだこれから。これから、もっと進化するさ。とりあえず、点の取れる強いFWと体格で負けない強いDF、相手に走り負けない強いMFの育成が急務やな。今の日本ならきっとやれる。今の10代後半から20代前半のサッカー野郎達なら、きっとやれる。

Last_waltz_box2昨晩は結局、サッカーで熱くなってしまい、すぐには寝られず、その余勢でバーボン片手に、ブラジル対豪州戦まで観てしまい、今日は完全に寝不足です。それでも、音楽は欠かさずに聴くのだから、たいしたもんだ。今日は、いよいよ、The Bandの最終アルバムである「ラスト・ワルツ(Last Waltz)」である。「ラスト・ワルツ」は、The Bandの解散コンサートを収録したライブ・アルバムであり、70年代ロック終焉の一大イベントの貴重な記録である。

このライブは、映画にもなって、日本でもロードショーがかかったのを覚えている。そう言えば、一人で観に行ったなあ。当時、高校3年生だったが、そもそも、The Bandのファンなんて、僕の周りにいなかったし、ましてや、The Bandが好きな女性なんか、今まで出会ったことがない。英米ロック界では、尊敬の対象であったThe Bandだが、日本ではマイナーなんだよな。

この「ラスト・ワルツ」は、もともとはLP3枚組で発売されたが、今では、CD4枚組の再構成ボックス・セットが出ている。この再構成ボックス・セットは、当初LP3枚組+未収録分の構成で、「ラスト・ワルツ」というライブ・イベントの、ほぼ全貌を追体験することが出来る。このボックス・セット、収録曲が「てんこ盛り」で、メリハリに欠けるという向きもあるが、僕はそうは思わない。主役であるThe Bandの演奏の未収録分が結構追加されているので、それだけでも、僕には嬉しいボックス・セットだ。

いつものことだが、このボックス・セットを聴き終えると、満足よりも「寂寞感」が襲ってくる。なんか、大切な何かが、終わってしまったような、大切な何かが、手に届かないところへ行ってしまったような、そんな寂しい想いに包まれる。それでも、この「ラスト・ワルツ」は、70年代ロックのマニアである僕にとっては、常に聴き続けなければならない、大切なライブ・アルバムなのだ。

2006年6月18日 (日曜日)

さあ、W杯第2戦だ・・・・

12日の豪州戦の辛い敗戦を受けて、さあ、今日は第2戦クロアチア戦である。豪州戦は我が日本代表は最悪だった。あんな最低の状態の代表は見たことがない。戦う姿勢に乏しかったし、集中に乏しく、ミスが凄く多かった。

まあ、サッカーが全てじゃないので、過度に入れ込むことはないのだが、もう少し、未来につながるようなパフォーマンスを見せて欲しい。例えば、フランス大会は全敗だったが、ジャマイカ戦のゴンの1ゴールが、未来につながったと思っている。あの1ゴールで、日本のサッカーの未来は、首の皮1枚でつながったと思う。今日の試合は勝敗はともかく、将来、記憶に残るパフォーマンスを期待したい。

Jolly_jive_omote1頑張れ日本代表、ということで、景気づけに何か、気合いの入る音楽は無いものか、と探し始めた。頑張れ日本代表→頑張れSamurai Blue→そう言えば代表の色は青→Blueの付く曲はないものか、という連想ゲームをベースに、Blueの付く曲はないか、探し始めた。しかも、湿っぽい曲はだめだ。先週月曜日の豪州戦を思い出す。景気の良い曲じゃないと意味がない。暗い気分を吹き飛ばす、思いっきりポジティヴな曲が良い。

もともと、Blueという色で連想する雰囲気って、音楽の世界でいうと、どうも「淋しい」とか「失恋」とか、あんまり明るい印象では無いんだよな。「Blueな気分」なんて言ったりするもんな。明るい感じで使われることって、あんまり無いんじゃないか。僕の好きな色って「青」なのに、なんだか不満だな。

あれやこれや調べていて、ジャズの世界では幾つかあるんだが、やっぱりここは、日本代表に関わるだけに、米国に頼る訳にはいかない(シドニーでの借りがある)。ロックの世界にも幾つかあるが、ブリティッシュ・ロックの範疇になるので、ここも英国に頼る訳にもいかない(イングランドは好きだけど・・・)。やっぱり、日本のロックでしょう、ということで探していたら「あった、あった」。

Blueのつく曲で、日本ロックで、僕のお気に入りと言えば、高中正義の「Jolly Jive」のA面の1曲目「Blue Lagoon」。出だしのシンセの音から、出だしのギターのフレーズからいきなり「明るい、爽快、疾走感」って感じで、この曲を聴くたびにポジティヴな気持ちになれる、僕にとっては、すごく大切な1曲。そうだよ、これこれ。これを忘れていたよ。とにかく、悲しい気分、淋しい気分を払拭するときは、いつもこの曲だったっけ。さあ、「Blue Lagoon」聴いて、勢いつけて、いやな想い出(豪州戦のこと)は忘れて、明るい気分になって、精神的にリフレッシュして、明日に目を向けようではないか。

さあさあ、今日もレプリカ・ユニフォーム着て、タオル・マフラー首に巻いて、しっかり観戦するぞ。

2006年6月17日 (土曜日)

The Bandの一気聴きもいよいよ大詰め

このところ、完全に「The Band」に首ったけである。もともと、30年前からThe Bandマニアなので、普段からちょくちょく聴いているのだが、この1週間は違う。The Bandを集中して聴いている。もう全てのオリジナル・アルバムを聴き返した。そして、今日は・・・。

さて、今日は朝から、まずまずの天気。昼前からは日が照り始めて、相当に蒸し暑い。うちのカミさんは会社時代の同期と久しぶりに会うとかで、昼前から出かけた。僕一人暇なので、応接間の片付けと掃除、そして、ベランダの網戸のサッシの修理をして過ごす。既に読んだ雑誌やパンフレットを整理していたら、結構、ゴミが出たので、1Fまでゴミを捨てに行ったり、読んだ新聞をまとめたり、結構忙しい。やっと、夕方の4時に終了。やっと、腰を落ち着けて、CDが聴ける。

A_musical_history今日は、The BandのCD5枚+DVD1枚の最新Box盤である「A Musical History」を一気聴きである。この最新Box盤は、The Bandのリーダーだったロビー・ロバートソン自らが監修した、ファン垂涎のBox盤である。1963年のRonnie Hawkins & Hawks時代の演奏から始まり(当初、彼はHawksと名乗っていた)、Bob Dylanのバックバンドを経て、1978年、伝説のライブ「Last Waltz」で解散するまでの歴史書的な演奏集である。


何が垂涎って、今までのアルバムに未収録のalternate takeや初出の演奏がてんこ盛りなのだ。しかも、それらの演奏のレベルが、おしなべて良いのだ。こんなに演奏レベルの高いテイクを、倉庫の中に眠らせておくなんて、これは一種の犯罪である。当時、LPは、表面裏面あわせて約45分程度しか、収録できなかったため、演奏の出来が良いのにもかかわらず、お蔵入りになったテイクが、結構、あったはずなんだよな。ジャズのジャンルでは、録音テープの保存について意識が高かった分、お蔵入りになったテイクが、CD時代になって、続々と日の目を見ている。ロックの世界では、録音テープの保存については、ちょっと疎かなのが残念。

このBox盤には、アルバムに収録されているオリジナル・テイクも収録されており、こればかりは、最初、うざったいなあ、と思ったんだが、Box盤収録のCDを聴いてみてビックリした。とにかく音が良く、雰囲気もLP時代に肉薄したリマスタリングで「快挙」と言われいる、The Bandの2001年リマスター盤を、遙かに凌駕する音の良さなのだ。このリマスターであれば、アルバムに収録されているオリジナル・テイクを再掲するだけの意味がある。とにかく、素晴らしいリマスタリングだ。2001年リマスターで、当時、凄く満足したにもかかわらず、録音技術の進歩とは罪作りなものだ。

これで、最新Box盤「A Musical History」を聴き終え、明日は、いよいよ「Last Waltz 完全盤」Boxである。これを聴き終えれば、このところ続いてきた、The Bandの一気聴きは終わる。The Bandは、この「Last Waltz」ライブで、オリジナル・メンバーでの活動を停止するのである。

2006年6月16日 (金曜日)

お気に入りの「音楽」を聴けば・・・

今日の朝は土砂降りの雨。昨日の午後から降り始めた雨は、全く止む気配を見せず、それどころか、今日の朝には更に強まっていた。駅まで歩いて約10分程度なんだが、ズボンの裾は、もうすっかり濡れてベトベト。電車の中は、凄く蒸し暑くて不快きわまりない。

加えて、本社あげてのレイアウト変更が、この土日にあるので、今日は、それぞれの自席の荷物を梱包したり、ロッカーの資料を梱包したり、午前中から、あちらこちらでドスンバダンしていて、全く、仕事にならない。もともと、荷物や資料の梱包は、午後4時からというスケジュールだったにも関わらずだ。それというのも、午前中から昼休みにドスンバダンしている奴らって、わざわざ、今日の午後、外出予定を入れたり、外部での打合せ予定を入れたりで、夕方、会社に不在になるからだ。1ヶ月も前に、全社的なレイアウト変更があるって判っているのに、うちの連中って、常識ってものが無いのか?

Rock_of_agesよって、今日は、一日、機嫌が悪かったなあ。特に、自分の周りの連中には、ちょっと正直、ほとほと呆れた。ただ、会社の行き帰りの通勤時間での「音楽タイム」は、ちょっと充実していて、この件については、気分が「すこぶる良い」。僕にとっては、やっぱり、気持ちの乗らない時、機嫌が悪い時の特効薬は「音楽」。それも、お気に入りの「音楽」が一番だ。さて、その今日の特効薬は、The Bandの「Rock of Ages」。


このアルバムは、1972年にリリースされたライヴ・アルバム。前年の大晦日に行われたコンサートを収録したもので、本作には、ニューオリンズの名手アラン・トゥーサン率いる5人編成のホーン・セクションが参加していて、ぶ厚いブラスの響きで、The Bandの演奏を強力にサポートしている。デジタル・リマスター化された、この2001年盤は、ディスク2をまるごと費やして未発表トラックを収録していて、そのおかげで、ボブ・ディランのゲスト出演している部分が聴けるようになった「優れもの」。

「ザ・バンドのライブは、アルバムの演奏と全く変わらない」と、ストーンズのミックに言わしめた、名演奏の数々。アルバムと同様、バンドのメンバーが、それぞれのパートを充実させつつ、相互に絡み合って、その相乗効果の上に、渋〜いボーカルが乗っかって、それはもう「いぶし銀」もしくは「古いスコッチ」のような、豊かで深みのある味わい。加えて「グルーブ感」抜群、ロックンロールとしての「ノリの良さ」抜群。ロックのライブ名盤の一つである。

良い「音楽」を聴けば、気持ちは晴れる。お気に入りの「音楽」を聴けば、気持ちも乗ってくる。そんな「音楽」に出会った幸せを、改めて、今日、感じましたね。

2006年6月15日 (木曜日)

JAZZ紙ジャケ十八番シリーズ

最近、ジャズCDに関する話題に乏しい。えっと驚くようなリイシューも無いし、思わず、うわ〜っと感嘆の声を上げてしまう待望のBOX盤の発売も無い。まあ、それだけ散財の機会が減るので、財布の中身は安泰なのだが、アルバム・コレクターの僕にとっては、何だか面白くない。

そんな中で、ビクターが今月から3ヶ月に渡って、「JAZZ紙ジャケ十八番シリーズ」と題して、「ビクターJAZZ名盤シリーズ、貴重な紙ジャケ・シリーズを新価格&生産限定」で発売するときた。そのふれこみたるや、「ビクターの誇るジャズの名盤の数々の紙ジャケット・シリーズ、ついに廉価盤で発売!」「JAZZをこよなく愛するマニアからJAZZを聴き始めた人まで幅広いユーザーにおすすめ!」「6,7,8月各100タイトル 合計300タイトル発売!」と、自信満々である。

The_wes_trioん、何、廉価盤だと。なんと、今回の限定盤再発、値段が1枚、1,800円也。なに〜、今までは、2,500円だったではないか〜。まあ、前といっても、紙ジャケ盤を研究するサイト「紙ジャケ探検隊」によると、最初の紙ジャケ盤は日本ビクターから、1994年に発売されたソニー・ロリンズのCDなのだそうだから、かれこれ、もう10年くらいも前になるから仕方ないか。まあ、安価に手にはいるようになることは良いことだ。


これで、ジャズ初心者の方々も、紙ジャケット仕様のCDに手を出しやすくなるでしょう。なんせ、今までは、ちょっと高かったからね(最近はメーカーさんの努力で、安くなってきてるけどね)。紙ジャケット仕様といえば、マニア御用達って感じがあったから、今度のビクターの「JAZZ紙ジャケ十八番シリーズ」、全300枚は快挙である。この300枚の中には、僕たち、マニアの購買意欲をくすぐるアルバムの多々存在するのが悩ましい。第1回発売の6月21日(水)、ウエス・モンゴメリーの「ザ・ウエス・モンゴメリー・トリオ+2」(上写真)は、絶対にゲットしなくてはならない。なんせ、ジャケット・デザインが素敵だし、オルガン付のウエスは是非聴きたい。

しかしながら、結局は「最近、ジャズCDに関する話題に乏しい」と嘆きながら、あれやこれや、レコード会社のキャンペーンやイベントに乗って、紙ジャケットを買い漁ってしまう。なんて、僕は節操がないのだろう(笑)。

2006年6月14日 (水曜日)

僕の一番好きなロック・バンド

今日は肝休日。このところ、朝、早起きして体操をしたり、夕方、帰宅時には、ひと駅歩いたりしているからか、晩ご飯が美味しい。美味しいついでに、芋焼酎を1〜2合いただいてたら、2週間、肝休日が無かった。しめしめと思っていたら、今日はさすがにカミさんにストップされた。今日は真鰺の刺身だったのに残念。

さて、このところ、バーチャル音楽喫茶『松和』の「懐かしの70年代館」の「My Favirite Rock」のコーナーで、「アメリカン・ロック」のアルバム紹介をスタートすべく、アメリカン・ロックを集中して聴いている。今日からは、いよいよ、お気に入り「The Band」シリーズ、である。

The_band誰かに「松和のマスターって、ロック・バンドで一番お気に入りのバンドは?」と訊かれたら、迷わず「The Band」と答える。ちなみに、2番目のお気に入りは「Steely Dan」、3番目は「Led zeppelin」と「King Crimson」だ。もともとは、高校生の頃から「プログレ」小僧なのだが、なぜか、1番手と2番手はアメリカン・ロックの、これまた、雰囲気が全くといっていい、正反対のバンドなんだよな〜。


しかも、根はブリティッシュ・ロック好きなのになあ。なぜか、The Bandは、高校3年生の秋以来、ずーっとお気に入りロック・バンドの第1位を走り続けている。写真は、セカンド・アルバム「The Band」のジャケットなのだが、バンドのメンバーの容貌を見ていただいても判るように、全くロックっぽくなく、何とも垢抜けない、田舎者丸出しの容貌である。とにかく、ルックスで売れるバンドではないし、当然、日本では、今まで女性のファンに出会ったことが無い。でも、エリック・クラプトンを始め、当時のロック・ミュージシャンに多大な影響を与えたバンドなのだ。(クラプトンなんて、このThe Bandのメンバーになりたくて仕方がなかったそうだ)。

しかし、である。このバンドの演奏からボーカルに至るまで、全てが良いのだ。初期のロックンロールやカントリー&ウエスタン、R&B、そして、ゴスペル、スワンプに至るまで、アメリカン・ルーツ・ミュージックを集約して、現代のロックに焼き直した、渋〜い渋〜い、素晴らしくアナログチックな音が「たまらない」。木の温もりを感じさせるようなウォームさが「たまらない」。そして、歩くようなテンポで、ゆったりと楽しそうに、ファミリーな雰囲気が「たまらない」。これぞ、アメリカン・ロックの代表的バンド。このバンドのアルバムを聴く度に、不思議と「北アメリカ大陸」を感じる。今のバンドに、この完全アナログな音は出せないだろう。

う〜ん、やっぱり決めた。バーチャル音楽喫茶『松和』の「懐かしの70年代館」の「My Favirite Rock」のコーナーで、「アメリカン・ロック」のアルバム紹介の第1弾は「The Band」じゃ〜。さあ、今週の週末から原稿を書き始めるぞ。

2006年6月13日 (火曜日)

W杯・・・辛いなあ・・・

う〜ん、日本代表のW杯初戦。辛い敗戦。僕にとっては、あの「ドーハの悲劇」に匹敵する辛い敗戦だった。やはり、体力に劣るということは決定的なことなのか。もともと、僕は、子供の頃から体格に恵まれないので、体力勝負のスポーツには、体格に恵まれた連中の3倍は頭を使った。それで、やっとこさ、体格に恵まれた連中と互角に渡り合った。何が言いたいかというと、「体格差」という言葉に実に敏感なのだ。しかし、今回の敗戦は「こたえた」。体格に恵まれた連中の相手の執拗なハイボールの攻撃、加えて、悪質でダーティーなファウルの数々、後半15分以降はバテバテで走れなくなった。あと15分が「普通」に出来なくなった。これがジャパンの限界なのだろうか。今日一日、暗〜い一日だった。

一言だけ言わせて貰いたい。あの試合の主審は最低だ。PKをレッドをイエローを勇気を持って出せない審判は、今後、フィールドに立たないでいただきたい。中村のゴールは柳沢のキーパーに対するファウルにとられても仕方がなかったし(逆だったら僕は激怒してただろう)、オーストラリアのケーヒルが駒野をペナルティエリア内で足をかけた(というかスパイクの裏を見せた危険なスライディング!!)プレイは、これは完全にPKだ。しかも、相手の日本選手の足に対する執拗なファウルに、イエローをほとんど出せない審判。目の前で相手を手で突き飛ばしている選手に対してレッドを出せない審判。FIFAに物申す。もっとレベルの高い審判を使って欲しい。選手になめられるような審判は出さないで欲しい。このままだと、近い将来、審判のジャッジが、各国にとっての大事な試合を左右しかねない。日韓大会でもその兆しはあったはずだ。これじゃあ、ファウルしたもん勝ちやないか。

Benisuzume
さて、暗〜い気持ちを引きずって、今日も、ひと駅前で電車を降りて、ひと駅分、約20分を歩いた。しかし、さすがに今日は気分が暗いままだ。ウォーキング・ミュージックにも、明るいメリハリの効いた曲は全く聴く気になれない。この2,3日、松任谷由実にはまっているので、松任谷由実のアルバムの中で一番地味で暗いと言われている「紅雀」を聴いて歩いて帰ることにした。


しかしながら、この「紅雀」というアルバム、確かに、ユーミンのアルバムの中では、一番、地味で暗いと評価されている向きもあるが、僕はそうは思わない。それどころか、結構、お気に入りのアルバムの1枚である。確かに、荒井由実時代のアルバムは、どれもがメリハリ効いてイケイケなところがあって、煌びやかでカラフルだったので、それに比べると「紅雀」は確かに「地味で暗い」。でも、「紅雀」だけ、先入観無く聴くと、どうしてどうして、なかなかに「しっとりとしていて、落ち着いていて、爽やか」なのだ。ユーミンのアルバムの中でも、その「しっとり感」は特筆に値すると僕は思っている。

曲それぞれを聴いてみても、「ハルジョオン・ヒメジョオン」「私なしでも」「LAUNDRY-GATEの想い出」などは絶品である。特に「ハルジョオン・ヒメジョオン」と「LAUNDRY-GATEの想い出」の詞の世界の情景は素晴らしいの一言。僕の大のお気に入りの歌詞の一つである。

「紅雀」を聴きながら、家まで歩いて、少し心も落ち着いてきた。日本代表は、まだまだこれからさ。「ドーハの悲劇」があって今がある。昨日の逆転劇も、きっと、これからのジャパンの成長の糧となるに違いない。さあ、元気を出して、晩ご飯を食べよう。

2006年6月12日 (月曜日)

日本代表とウォーキング・ミュージック

いよいよである。今日、W杯、日本代表は初戦、豪州戦を迎える。普通にやれば勝てるとは思うのだが、普通にやることが難しいのがW杯。でも、フランス大会以来、2大会を経験しているのだから、やれるはずだ。でも、何が起こるのか、判らないのがW杯。でも、普通にやれば勝てるはずだ。

Surf_snowあんまり、W杯の話を書くと、だんだん興奮してくるので、ここまでにしておく。何度も言うが、普通にやれば勝てるはずなんだ。さあ、22時までには風呂に入って、日本代表のレプリカ・ユニフォーム(もちろん、ブルーのホームレプリカさ)に身を包み、タオル・マフラーを首に巻き、日韓大会の時、日本が勝った時にしていた眼鏡をかけて、応援するのだ。「走るサッカー」をして欲しい。ヒデの言うように、走らないとサッカーにならない。

さて、W杯の話題はさておき、今日も帰宅途中、ひと駅前で降りて、ひと駅間を約30分歩く。空模様が怪しく、雨が降ってくるかと思ったが、運試しと思って歩くことにする。今日のウォーキング・ミュージックは、松任谷由実の「Surf&Snow」。昨日、「雨のステイション」にはまってからというもの、松任谷由実づいている。「彼から手をひいて」からはじまるリゾートをテーマにした名曲の数々。スローな曲もアップテンポな曲も、どれも歩くのにはテンポの良い曲ばかりで、満足満足。特に「まぶしい草野球」〜「ワゴンに乗ってでかけよう」〜「恋人がサンタクロース」のくだりは、ウォーキングにぴったり。爽やかで清々しい雰囲気に包まれて、結構、気分良く歩けたなあ。

先にも書いたが、空模様が怪しく、途中、雨に降られると思ったが、家に着くまで降られなかった。うんうん、ラッキーだぜ、ついているぜ。こりゃー幸先が良いぞ。なにが幸先良いって。そりゃー、あなた、W杯日本戦に決まってるじゃないですか。

2006年6月11日 (日曜日)

雨の日の、遠い日の記憶・・・

今日は朝から雨。朝のうちは結構強く降っていたが、昼過ぎには、蕭々と降る、ちょっと風情のある雨の降り方に変わった。蕭々と降る雨。子供の頃から雨の日が嫌いだったけど、唯一、この「蕭々と降る雨、そぼ降る雨、そして、雨に煙る風景」というのは精神的に少しは許せる、嫌いな雨の日の中でも、数少ないお気に入りの風景。

「蕭々と降る雨、そぼ降る雨、そして、雨に煙る風景」から回想する若き日の風景。蕭々と降る雨の中、校舎の窓から、好きな人の傘を、校門の外に消えるまで見送った高校時代。そぼ降る雨の中、古い図書館の窓から、あの人がここに来ないか、と薄水色のチェック模様の傘を、本を読むふりをして捜した大学時代。山にかかる低い雲と雨に煙る墨絵のような風景を見ながら、遠く、彼方の地に行ってしまった人の消息を思った浪人時代。雨の日にまつわる想い出というのは、結構、胸にジ〜ンとくるものばかりで、なんだか切なくなる。

Cobalt_hour歌の世界でいうと、雨を主題にした曲で、特に印象的なのは、荒井由実の「雨のステイション」。荒井由実3枚目のアルバム「コバルトアワー」のB面の4曲目である。この曲の舞台が、青梅線の西立川駅であることはファンの間では、昔から有名なお話。駅に歌碑があるもの結構知られている。しかも、今年の3月31日〜6月30日まで、西立川駅の発車メロディーになっているのには、はっきり言ってびっくりした。


雨のステイション   荒井由実 作詞・作曲

新しい誰かのために わたしなど 思い出さないで
声にさえもならなかった あのひとことを
季節は運んでく 時の彼方

6月は蒼く煙って なにもかもにじませている
    
雨のステイション あえる気がして
いくつ人影見送っただろう   【第1節引用】


う〜ん、なんて素敵な歌詞なんだろう。この歌を聴く度に、高校時代から大学時代の、青く若かった時代を思い出す。結構、友達同士の中では、まとめ役でワイワイやるタイプだったが、それでいて、気になる女性には、声さえかけれなかった時代である。それでも、下校する時、駅への通りで、駅のホームで、ぱったり会わないだろうかと、テレビドラマのような出会いを期待したり。「雨のステイション あえる気がして いくつ人影見送っただろう」の一節を聴く度に、そんな想い出が蘇る。う〜ん、赤面するぞ。

「6月は蒼く煙って なにもかもにじませている」のフレーズが口をついて出てくる、「蕭々と降る雨、そぼ降る雨、そして、雨に煙る風景」が心にしみる、梅雨の季節。雨の日も場合によっては良いもんだ、と思えるようになった今日この頃である。

2006年6月10日 (土曜日)

「ジャズの小径・6月号」をアップしました

バーチャル音楽喫茶『松和』の「ジャズの小径」のコーナー、6月号をアップしました。雨のシーズン、そんな鬱陶しい梅雨の季節、黙ってジッとしていたら、暗〜くなってしまいますよね。せめて、音楽だけでも明るくカラッと爽やかにいきたいものです。ということで、今月の「ジャズの小径」は、最近のフュージョンのアルバムの中から、明るくカラッと爽やかなアルバムを2枚ご紹介しています(バーチャル音楽喫茶『松和』のアドレスは、右のプロフィールをクリックしていただくと判ります)。

Diaryアルバム2枚とは、この日記の4月4日に予告した、小林香織の「Fine」と、トルクアート・マリアーノの「Dialy」(左写真)の2枚。小林香織は、今、売り出し中の、若手女性アルト・サックス奏者、トルクアート・マリアーノは、アルゼンチン生まれ、ブラジル在住のギタリストです。どちらも、フュージョンのに属する演奏で、爽やかで明るい演奏が中心で素敵です。詳しくは「ジャズの小径」のコーナーまでどうぞ。


さて、今日の千葉県北西部地方は、昨日の大雨とはうって変わって、夏の日差しが眩しい朝。日が高くなるにつれ、雲が多くなってきて、風はあるけど、ちょっと蒸し暑い一日。やっと、6月らしい天気になったということですね。体調も昨日よりは良くなったので、昼前から、いつものコース、谷津干潟までの往復をウォーキング。今日は、12:06が干潮なので、干潟は、すっかり水が引いて、干上がった状態。いつも思うんだが、潮の満ち引きって、神秘的だよなあ。

しかも、今日は「谷津干潟の日」とかで、谷津干潟自然観察センター前では屋台が出たり、様々なイベントが行われたりで、実に賑やか。また、ボランティアの人たちが干潟を掃除したりで、なかなかのイベントなんだが、このボランティアの一部の若手連中のマナーの悪さは目に余った。例えば、干潟の周回道路はちょっと狭いが、いろんな人がウォーキングしたり、ジョギングしたりする「憩いの道」。この「憩いの道」を横に広がって、大声で話しながら、ダラダラ歩いたり。それを注意したら、しばらくして、後ろの方でわざと聞こえる声で悪態をついたり・・・。

ボランティアの人たちって、奉仕の精神が普通の人よりある訳で、当然、公衆道徳は守れる人たちだと思っていたが、とんでもなかった。公衆道徳を守れない若者たちが、ボランティアで干潟を掃除する。変な世の中になったもんだ。ボランティアの若手の方々の全てが、そうではないのは理解しているが、残念な光景だったなあ。

ウォーキングの途中で、自然の凄さを体験したり、今の世の中を考えさせられたり、なんだか、のんびりするどころか、思考をあれこれ巡らすという面では、慌ただしい一日でした。

2006年6月 9日 (金曜日)

遂に、待望のW杯が始まる・・・・

遂に始まる。今日から1ヶ月間。さあ、サッカーを堪能するぞ。日本代表は、是非とも、予選突破してもらいたいのだが、今年のW杯は、全体的に見て、選手のレベルが高い。過去の日韓、フランス、米国大会に比べて、とにかく、各チームのレベルが高いと感じている。ということは、かなりレベルの高い、内容のある試合が沢山見られるということで、これは実に、めでたいことである。試合は、1日3試合。日本時間で、22時、夜中の1時、朝方の4時が、それぞれの試合開始時間。ああ、寝不足は必至だ。さあ、これから体力勝負になる。

Japan用意は万全である。日本代表のレプリカ・ユニフォームは、とうに入手した。ホーム・レプリカとアウェイ・レプリカの2種類を手に入れた。そして、日本代表のタオル・マフラーも手に入れた。今年も、日本代表の全試合は、レプリカ・ユニフォームに身を包み、タオル・マフラーを首に巻いて、テレビの前で応援である。応援の山は、予選最終戦となるブラジル戦。朝方4時の試合をどうやって観るかだ。


個人的には、W杯で大盛り上がりであるが、今日の千葉県北西部地方は、朝から大雨。雨の音で起きたくらいだから、土砂降りである。しかも寒い。このところ、関東地方は寒い。5月上旬の陽気とか。つい1週間前は、初夏の陽気だったのだから、温度差は5度以上ある。半袖では寒い。寒い寒いと思っていたら、昨日から風邪気味。今日は特に体調が悪い。加えて、自律神経失調症なので、このところの肌寒さは堪える。ちょっと眩暈もするし、ちょっと気をつけないといかんな。

今日は、一日休み。体調が優れないので、良い休養になった。平日の日中のテレビって、面白い番組が無いので、休養ついでに、CDを固め聴きする。この1ヶ月ほど、ミュージカル「ムーヴィング・アウト」の影響もあって、ビリー・ジョエルの全アルバムを固め聴きしてきたが、今日が最終回。

今日は「ストーム・フロント」「リヴァー・オブ・ドリームス」「ビリー・ザ・ベスト 3」。ここまで聴き込んでくると、もう「ストーム・フロント」に至っては、良い意味でマンネリ。ビリーの曲作りも手慣れていて、しっかりとビリー節も堪能できるし、当時の流行のアレンジもちゃんと入っている。「リヴァー・オブ・ドリームス」に至っては、良い意味で、もう終わってますな。このアルバム以降、ビリーがオリジナル・アルバムを作らない気持ちが良く判る。でも、全アルバムを聴き通して思う。ビリー・ジョエルのその才能は、希有なメロディー・メイカーとして、その名前は後世まで残るに違いない。

さあ、あと3時間半。ドイツ対コスタリカ戦から、ドイツW杯が始まる。頑張れ日本。頑張れ「SAMURAI BLUE」。俺も頑張って応援するで〜。

2006年6月 8日 (木曜日)

「カリフォルニア・シャワー」の想い出

歩いている。痩せるために歩いている。今週は仕事が暇なので、毎日歩いている。ウィーク・デーに、歩くコースは今のところ2つ。一つは、最寄り駅の一つ手前の駅で降りて1駅分歩く(所用時間35分)。もう一つは、最寄りの駅で降りるが、遠回りして歩いて帰る(所用時間20分)。今日は、後者の短い時間の方のコースで歩いて帰る。この短いコースでも、早歩きすると結構汗をかく。なかなかの運動である。おかげで、最近、ちょっと痩せてきた感じがする。

さて、前の日記にも書いたが、歩くときは、iPodで音楽を聴きながら歩く。今日のウォーキング・ミュージックは、渡辺貞夫の「カリフォルニア・シャワー」である。爽やかで、軽快で楽しく、ウォームな上質のフュージョンである。特に、アルバム・タイトルとなっている「カリフォルニア・シャワー」は名曲名演。今まで何回聴いたかしれない。大好きである。

California_showerこのアルバムは、僕が大学時代に、フュージョンの深い森の中に、ズブズブとのめり込んでいった切っ掛けとなったアルバムのひとつである。その頃、ちょうど、純ジャズとフュージョンを聴き始めた頃で、渡辺貞夫さんなんて、当然のことながら、全く知らなかった。まず、大学時代、ジャズを聴き始めた当初は、日本人が世界に通用するジャズを演奏するなんて、あんまり知らなかった、まだまだ駆け出しの頃である。


このアルバムを初めて聴いたのは、ひとみちゃんの家(本人が見たら、こんな呼び方やめて!、と言われそうなのだが、いつもの呼び方にすると、匿名じゃなくなってしまうので、本人の了解を得ないまま、バーチャル音楽喫茶『松和』では、親しみを込めて、こう呼ばせていただく)。確か、大学でパッタリ会って、ポール・マッカートニー&ウイングスのUSAツアーのビデオが手に入ったとかで(もちろん、まだ日本に出回っていなかった)、「観に来ない?」と誘われて、ルンルンで彼女の家へ遊びに行った時のことである。

「最近、ジャズ・フュージョンを聴き始めたんだ」ということを話したら、まずはこの「カリフォルニア・シャワー」をかけてくれた。この「カリフォルニア・シャワー」の前奏の部分。軽やかで爽やかなキーボードの音色。そして、満を持して、ズバッと入ってくるナベサダのアルト・サックス。初めて聴いたとき、なんて爽やかで、軽快で楽しく、ウォームな演奏なんだろう、と、単純に感動したのを、昨日の事のように覚えている。

それからというもの、バイトで稼いだ金をつぎ込んで、フュージョン一直線。フュージョンの合間に、勉強するかのように、純ジャズを聴いていたあの頃。大学入ってから2年くらいは、フュージョン三昧だったなあ。純ジャズをしっかりと聴き始めるのは、大学3年生になってからかな。

ひとみちゃん、あなたの聴かせてくれた「カリフォルニア・シャワー」のお陰で、今では、バーチャル音楽喫茶『松和』で、ジャズ・フュージョン館を運営するほど、立派に成長しましたぜ〜。

2006年6月 7日 (水曜日)

サッカーがモチーフのアルバムって・・・・

いよいよ、あと2日で、サッカーの祭典、ワールドカップである。日韓大会から早4年。待ちに待ったドイツW杯である。思い起こせば、ドーハで激しい悲嘆に暮れ、しばらく立ち直れず、ジョホールバルで歓喜の雄叫びを上げ、フランス大会で予選全敗。捲土重来を誓い、日韓大会でベスト16、万感の思いに胸が熱くなった。そして、今年、あと2日で、ドイツW杯。さて、各チーム、どんな試合を、パフォーマンスを見せてくれるか。もう、期待で胸が一杯である。絶対に寝不足になること請け合いである。もうこれから1ヶ月、体力勝負である。

Foot_looseさて、僕はジャズ、そして、70年代ロック・Jポップが大好きなんだが、サッカーをモチーフにしたジャズのアルバム、アルバム・ジャケットが思い浮かばない。いやいや、サッカーをモチーフにした70年代ロック・Jポップのアルバム、アルバム・ジャケットが思い浮かばない。そうなんですよね。今回、ちょっと真剣に探してみたんですが、なかなか、無いんですよ。


ジャズについては、もともとジャズは米国が発祥の地。米国は、野球やバスケットボールがメインで、サッカーはまだまだマイナー。だから、仕方がないとしても、70年代ロックについては、一番盛んだった国は英国なので、サッカーをモチーフとしたアルバムやアルバム・ジャケットがあってもいいもんだが、これがほとんど無い。う〜ん、何故なんだろうなあ。

唯一、思い出したのが、ロッド・スチュワート。彼のフットボール好きは、昔から有名。ライブのステージで、サッカーボールを蹴るパフォーマンスがあるくらい、彼はサッカー好きである。彼の1977年のアルバム「FOOT LOOSE & FANCY FREE」、邦題が、おお〜、なんと、やっと出ました、「明日へのキックオフ」。ジャケットは何の変哲もないロッドの顔写真だけの単純なジャケット、「FOOT LOOSE & FANCY FREE」を直訳しても、どうしてもそういう訳にはならないんだけど「明日へのキックオフ」。この邦題をつけた人、エライ。

昨晩から、ず〜っと思いを巡らしていたんだけど、サッカーをモチーフしたアルバム、このロッドのアルバムしか浮かびませんでした。あしからず・・・・。

2006年6月 6日 (火曜日)

英語でしゃべらナイトに、ジェイミー・カラム

最近、英会話をなんとかしようと思い出した。昨年、ビジネスで中国を6回ほど訪問したのだが、英会話がもう少し出来れば、もうちょっと現地の人たちと交流できたのにと、とても残念に思った。実は、高校時代から英語は苦手である。が、苦手だったのは、英文法や英作文だった。英会話は好きだったのを、昨年の暮れ、思い出した次第。

ということで、NHKの英会話の番組をせっせと見て、勉強しているのだが、特にお気に入りの番組のひとつが「英語でしゃべらナイト」。パックン英検など、楽しみながら英会話の雰囲気、感覚を学べる趣向がいろいろあって、見ていてとても楽しい。金曜日夜11時が楽しみである。

English2ヶ月ほど前に(2006年4月21日だったそうです)、この「英語でしゃべらナイト」を見ていて、なんと「UK若手天才ジャズ・ミュージシャンがみるJ-POPシーン」という特集で、なんと、ジェイミー・カラムが出ていた。お相手役は、日本のアルト・サックスの姫、矢野沙織。う〜ん、通やねえ、粋やねえ、NHKさん。

ジェイミー・カラムって、最近、人気急上昇中の英国ジャズ・ボーカリスト&ピアニスト。1年前までは、日本では、知る人ぞ知る、将来有望な若手ジャズ・ミュージシャンだったジェイミー。いやいや、英会話の番組とはいえ、NHKに出演するとはね。NHKえらい。しかも、ジェイミー、結構、格好良かったぞ。ひとつひとつの発言に、なかなかに含蓄があった。感心したぞ。その放映された会話の内容が、「英語でしゃべらナイト」のテキスト6月号に掲載されているのを発見(上写真)。この記事って、英会話のテキストとして参考になるし、他の記事も面白い。このテキストって、最近、僕はお買い得だと思っている。

ジェイミー・カラムって誰って、言う人は、バーチャル音楽喫茶『松和』の「ジャズ・フュージョン館」に来て、「ジャズの小径・2005年4月」をご覧下さい。かく言う私も、実は、大阪のお嬢に教えて貰ったんだけどな。いやいや、なかなかの若手ミュージシャンを教えて貰った。感謝している。この「ジャズ界のベッカム」と呼ばれるジェイミー・カラム。まだお聴きでない方は、一度、お聴きになることをお勧めします。要チェックの若手有望株ですぞ。

しかし、お気に入りの若手有望株のジャズ・ミュージシャンが、「英語でしゃべらナイト」に出演してくるとは思わなかった。しかも、テキストに、そのインタビュー記事が掲載されるなんて思わなかった。

2006年6月 5日 (月曜日)

帰宅時のウォーキングには、ドゥービーが合う

最近、コレステロールの値が高いので、とにかく痩せろ、と医者に言われている。まずは、朝食から炭水化物を追放した。それでも効果がないので、昼食から炭水化物を追放した。それでも効果はまだまだなので、平日も歩数を稼いで、今までより歩くことにした。万歩計の電池も入れ替えて、準備は万全である。

Minute_by_minute今日の千葉県北西部は、相変わらず肌寒い。しかも、今日も、仕事は暇ときてるので、早々に仕事をあがって、今日は、いつも降りる最寄りの駅より一つ手前の駅で降りて、一駅分、歩いて帰ることにした。主要時間は約40分。土日のウォーキングと違って、鞄をしょっているので、その分、歩き甲斐がある。6月にしては、かなり涼しい天気なんだけど、20分も歩いていると、じんわりと汗ばんでくる。

今日の帰宅ウォーキング中、聴いた音楽は、ドゥービー・ブラザース。一昨日より、ウエストコースト・ロックづいているんだが、歩く歩調にあった爽やかなロックはなんだ、と帰宅途中、電車の中で考えていたら、ピンと閃いた。「ドゥービー・ブラザースのミニット・バイ・ミニット」。かのウエストコースト・ロックの雄、ドゥービー・ブラザースが、マイケル・マクドナルドのおかげで、突如としてAORに走った、硬派のドゥービー・ファンからは、いたって評判の悪いアルバム。それでも、'80年、このアルバムでグラミー賞4部門を獲得したんだけどね。

このアルバム、リズム的にメリハリが効いてタイトなドゥービーが、AORな演奏を繰り広げるんだが、リズムのテンポが歩くテンポにピッタリの曲が多く収録されているのが嬉しい。とにかく、このアルバム、歩きやすいことこの上ない。ちょっと肌寒い夕暮れ時、テクテク歩きながら、マクドナルド・ドゥービーを聴く。これ、結構、爽やかで、テンポが良くて、心地良いですぞ。一度、お試しあれ。

これから、帰宅時、なんとか歩数を稼いで、痩せるぞ〜。気持ち良く歩けるように、ウォーキングにあったロックやフュージョンのアルバムを選定しておかないとな。うん。

2006年6月 4日 (日曜日)

ウエストコースト・ロックな一日・その2

昨日、「アサイラム・レコードとその時代」というガイドブックのご紹介をしたが、この本のおかげで、もう頭の中は、ウエストコースト・ロック一色である。昨日から、イーグルスのアルバムは聴き漁りはじめ、「ファースト」「呪われた夜」を、ハシゴした。

今日は、肌寒いのは相変わらずだが、天気はまあまあ、薄日のさす天気なので、今日は、海を見にウォーキングと洒落込む。ららぽーとから船橋漁港を経由して、船橋駅前から自宅までの約8キロのコース。約2時間、約12,000歩のウォーキングである。このコースは、途中、海を見ながら、港を見ながら、船を見ながらのコースで、ウエストコーストってほどではないが、天気が良ければ、海風に吹かれながら、海に浮かぶ船を眺めながらの、実に爽やかな海沿いのコースである。

Funabashi_fish_portこのコースを歩くと、なかなか爽やかで気分が良い。ちょっと印象は違うものの、潮風に吹かれた爽やかさという点では、ウエストコースト・ロックの舞台であるウエストコーストと同じ雰囲気ではないかと思っている(言い過ぎか?)。海から吹き込む潮風、柔らかな初夏の日差し。今日は、湿度も低く、爽やかな感じが心地よい。

途中、漁船が多く停泊し、なかなかの風景を提供してくれる、船橋漁港(上写真)を横切り、船橋へ。こんな爽やかな一日、そんな雰囲気の中で、イメージされるのは、やっぱり、ウエストコースト・ロック。今日、イメージとして浮かぶ曲は、まずは、J.D.サウザーの「ユア・オンリー・ロンリー」。あの印象的な感傷的なイントロ「ツン・タタ・ツ・タッ、ツン・タタ・ツ・タッ」から、あのちょっと鼻にかかったJ.D.サウザーのボーカル。ああ、ウエストコーストやな〜、って、個人的に凄く感じるアルバム。ついでに、青春真っ只中、大学時代を思い出すな〜。

爽やかな一日。海沿いを歩いて、ウエストコースト・ロックを懐かしく思い出す。しかも、昨日の例のガイドブックでしょ。しばらく、ウエストコースト・ロックが気になり続けるなあ〜。イタリアン・プログレも聴きこんでいる最中だし、グランド・ファンク・レイルロードも聴きこんでいる最中だし、向井滋春さんのアルバム紹介もまとめなあかんし、忙しいことこの上ない、最近の僕の音楽ライフである。

2006年6月 3日 (土曜日)

ウエストコースト・ロックな一日

気象庁の予報って、本当にあてにならなくなった。6月1日の週間予報では、関東地方は、この週末は概ね晴れるとのことだったのだが、昨日になって、週末は天気が悪いと、180度の方向転換。しかも、肌寒いとのこと。ええかげんにしてほしいなあ。自然相手の予報なんで、外れることもあるやろうけど、このところ、外れる確率が以前に比べて高くなってきているのではないか。

天気予報への愚痴はこれくらいにして、今日は、朝からどんより曇り空。しかも、冷たい東風が強く吹いて、半袖はとても過ごせない肌寒さ。思わず、長袖を着込む。昨日も少し冷たい風が吹いていたけど、今日の風はそれどころでは無い。4月の陽気に逆戻りって感じ。そんな天気なので、今日は、家でゴロゴロすることに決める。とはいえ、買い物に行かないと、今日の昼ご飯以降の材料が無くなるので、午前中、車に乗って買い物へ。

Asylum_book車に乗っての買い物なので、重い物中心の買い物になるのだが、当然、本屋とCDショップは必ず見回る。特に、今日は、本屋で大きな収穫があった。まずは、 CDジャーナル編集部が出した「アサイラム・レコードとその時代」である。これは、凄いガイドブックだ。アサイラム・レコードといえば、イーグルスやジャクソン・ブラウン、ジョニ・ミッチェル、リンダ・ロシュタットといった70年代のロックを代表するアーティストが多数在籍し、ウェストコースト・ロックの代名詞的レーベルとして脚光を浴びたレーベル。僕は、ウエストコースト・ロックも、大のお気に入りのジャンルなんだよな。


こんなガイドブックを出してくれて、本当にありがとう、って感じ。見つけた瞬間、「なんやこれ、なんやこの本・・・」って思ったもんね。このガイドブックの凄いところは、アサイラム・レコード入手可能な173枚をカタログ的にまとめて、それぞれのアルバム紹介をしていること。たまりません。

最近、70年代ロックについては、CDコレクションの面で、目標感を失いつつあった矢先の、この素晴らしいガイドブックの入手。これで、70年代ロックでの、今後の新しいCDコレクションの目標が見つかった。アサイラム・レコードのアルバムを全て集めるぞ〜。

あとは「大人のロック第7号」が出ていて、即ゲット。それから「ダ・ヴィンチ・コード」の映画のガイド本を購入。「ダ・ヴィンチ・コード」は、小説はもう既に2回読んだので、あとは映画を観るだけ。「ダ・ヴィンチ・コード」の映画のガイド本を読んでいて思ったんだが、「ダ・ヴィンチ・コード」って、小説を読んで、映画を観て、と両方体験して、その楽しみは倍増って感じやな。加えて、キリスト教の歴史などに触手を伸ばすと、もっと面白くなりそう。

大阪のお嬢も「ダ・ヴィンチ・コード」の映画を観た、とのことなので、まずは映画やな。

2006年6月 2日 (金曜日)

散歩途中で「貝塚」発見し、ビリーに思いを馳せる

今日は、お仕事はお休み。とにかく、新しい仕事が決まらないので、もう今までの仕事の引継ぎも既に終わってしまって、もう本当に何もすることが無い。何もすることが無い、それでは会社に行っても仕方が無いだろう、ということで今日は有休。家でノンビリ過ごすことにした。まあ、それでもちゃんと給料は貰えるのだから、問題無い(笑)。

フッフッフッ、天気もまずまずだし、手始めに、お決まりのコースにて、ウォーキングへ。谷津干潟は、今日は満潮から干潮へ、潮が引き始めた状態。干潟の周りを歩いていると、どんどん潮が引いて、干潟の底が少しずつ現れてくるのが判る。地球の潮の満ち引きの不思議を実体験する。今日は、さすが平日だけあって、干潟の周回散歩道も空いていて、快適なウォーキング。気分も上々。

Kaizuka_13干潟から津田沼へ向かう途中、道の土手が白い破片みたいなもので、覆われている。なんだろうと思って見たら、その白いものは「貝」であった。ということは、これは貝塚か? そう、ここは貝塚。左の写真をクリックして、拡大してみていただくと良く判るが、土の上の白いものは、全て「貝」です。

久しぶりにちょっと「掘りたくなった」ので、ゴソゴソしていたら、貝の中に古い茶碗の破片も見つけた。古い茶碗の破片に書かれた文字から、平安時代〜鎌倉時代の貝塚だと当たりをつけた(これでも、私は博物館学芸員です)。帰って、調べてみたら、その一帯を「谷津貝塚」と呼んでいるらしく、やはり、平安時代の貝塚らしい。いや〜、ウォーキングの途中に、個人的な大発見ですわ。久しぶりに、博物館学芸員、考古学専門の血が騒いだ一瞬でした(笑)。

とまあ、音楽にまったく関係ない話で盛り上がったわけだが、今日は、このところ、通し聴きしているビリー・ジョエルの「コンツェルト 〜 Live in U.S.S.R. 〜」を聴いた。ビリーのライヴ・アルバムの第1のオススメはといえば、「ソングス・イン・ジ・アティック」なんだが、その次がコレ。ビリーの最近の曲がお気に入りの人には、このアルバムの方が良いかも。アルバムの位置付けから見ると、このライヴ盤は「ザ・ブリッジ」発表後のライヴになるため、若干、80年代の寄りの選曲という偏りはあるが、それぞれの演奏は良いモノばかり。80年代のビリー・ジョエルを再認識できる、なかなかのライブ盤です。

また、このライブ盤は、「〜 Live in U.S.S.R. 〜」と副題がついているように、87年当時の、ソビエト連邦(現ロシア共和国)でのライブなんですよね。ペレストロイカが推し進められ、一気に、西洋の音楽文化が、ソビエト連邦に流れ込んだ時代。このビリーのライブ・ツアーって、そんな時期のエポック・メイキングな出来事でした。それから、冷戦が終結し、ソビエト連邦は崩壊し、ベルリンの壁は打ち壊され、時代は急激に変わりました。そういう観点から見て、ビリーって歴史的なアーティストの一人だと思います。恐らく、ペレストロイカという激変の時代、ソビエト連邦でのライブ・ツアーは、いくばくかの身の危険を感じる場面もあったと思うんですよね。

とまあ、今日は、充実したウォーキング、貝塚の発見、ビリーのソビエト連邦でのライブを通じて、当時の歴史に思いを馳せてみたり、結構、充実した一日でした。

2006年6月 1日 (木曜日)

うららかな天気にピッタリのフュージョン

早や6月。今日の東京は、うららかな天気。このところ、晴れの日が続き、初夏の気候を満喫できる貴重な季節。僕は、この初夏の陽気が大好きで、この気候が1年中続く土地に住みたいくらいだ。来週からは梅雨の気配濃厚。よくよく振り返ってみると、日本では、今のような、過ごしやすく気候の良い季節は、かなり短いんだよな、う〜ん、残念。

さて、今日は、一昨日〜昨日の出張で、ちょっと疲れが出てきたので、午前休。午前中は、ちょっと寝坊して、家でゆっくりして、午後から出社するつもり。心身共に疲れが見えたときは、早めに休んでケアすることが大事な事は、長年の経験上判っているので、即実行。

Fine「仕事一途って、当の本人にとっては格好良さそうに見えて、実は、単なる自己満足に過ぎず、自分が思っているほど、周りは自分を気にしていない」ということが、50過ぎると判るよと、仲の良い他社の先輩の方々は言う。だから、個人の生活も、家庭を含めて、ちゃんとしておいた方が良い、会社一辺倒の生活は駄目、と言う。確かに、自分の会社の先輩を見てると思う。人間的魅力に欠けた人、人間性に欠けた人が多い。


そうだよな、と、10年前に納得して、今は、プライベートの生活も徐々に充実してきて、目の前に見えてきた50歳台の生活が楽しみになってきた。ちょっと、真面目な話になってしまったなあ。閑話休題。

さて、このところの、うららかな初夏の気候の中では、やっぱり、爽やか系のフュージョンが聴きたくなる。そうそう、最近、ヘビー・ローテーションとなっているのが、小林香織の「Fine」(上写真)。ジャケット写真を見てもらえば判るんだけど、ビジュアル系で、こんな娘がサックス吹けるんかい、って感じ。でも、先入観無く、聴いてみて下さいよ。しっかりとサックスを吹いていて、いい音出してる。サックスの音を出していて好感が持てる。しかも、バックが凄くて、笹路正徳(kbds)、村上“ポンタ”秀一(ds)、野村義男(g)、土方隆行(g)、日野賢二(b)、岡沢章(b)、カルロス菅野(perc)などなど。特に、村上“ポンタ”秀一と日野賢二、岡沢章のリズムセクションが強力。バックがしっかり強力にサポートしてくれるので、小林香織は、とても気持ちよさそうに、サックスを吹いている。

この季節にピッタリのお勧めは、1曲目の「キラキラ」です。リフ・フレーズ共に、歌いたくなるような感じで、爽やかです。

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    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
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