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2006年5月 9日 (火曜日)

We're An American Band、見直したぜ

朝から、鬱陶しい霧雨で一日が始まる。まだ5月上旬なのに、梅雨のような空模様。しかも、ちょっと肌寒い。しかし、鬱陶しいといって塞ぎ込んでも始まらないので、なんとか気分を持ち上げようと考える。

そんな時は、やっぱり、ロックを聴くのが一番。しかもハードなヤツ。そう、ハードなロックで、ガツ〜ンと気合いをいれるのだ。ということで、今日の通勤音楽は、ハードロック。今、バーチャル音楽喫茶『松和』の「懐かしの70年代館」にアップ準備中の、グランド・ファンク・レイルロードだ。グランド・ファンク・レイルロードと言えば、まずは「アメリカン・バンド」だぜ。

Grand_funk

僕が高校の頃、グランド・ファンク・レイルロードといえば、馬力だけの体育会系バンド、とちょっと軽く見ていたところがあるんだが、今の耳で聴くとそうでは無い。確かに、演奏は適度にラフだし、歌詞は単純だし、馬力優先、体力勝負って感じはあるんだけど、それがアメリカン・ロックではないか。それが、アメリカン・ロックの個性ではないか。「アメリカン・バンド」いいねえ。

冒頭の1曲目、聴き慣れた、凄く印象的なリフ。このリフを聴くだけで、グランド・ファンク・レイルロードがやってきた〜、って感じが、どわーっと押し寄せてくる。後は、彼らの演奏に身を任せるだけ。ハードな曲あり、バラードあり。どの曲も、スタジオ録音って環境もあるんだろうが、良く練られている。きっちり、かっちりしていて、馬力もあり、良い意味でのでラフな感じも漂わせ、いやいや、今の耳で聴くと、このアルバム、アメリカン・ハード・ロックとして良くできた名盤です。

We're An American Band、いや〜、良いねえ。見直したぜ!

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