東京への移動中の「音楽聴き込み三昧」
今日の朝は、名古屋から。昨日から、出張で名古屋にいたんだが、今日の名古屋は日本晴れ。しかも、日差しは強く、朝の9時で、既にちょっと蒸し暑い。今日は、名古屋の最高気温予想は29度と言ってたけど、どうなったかなあ。
しかし、最近、名古屋を訪れる度に思うんだが、新幹線の名古屋駅って、ほんとに狭くて使いにくい駅だ。トイレも少ないし、待合い室も狭くて席数も少ないし、ホームも狭くて、ラッシュの時間帯は列車を待つ人が邪魔で、歩きにくい。店も狭くて商品の数は少なくて、利用しにくい。新幹線の名古屋駅って、とても名古屋の玄関口とは思えない。もう少し、なんとかならないものか。
さて、帰りの新幹線の中は、いつもどおり、音楽鑑賞の時間。隣の席の若いサラリーマンが、新聞の読み方も知らず、大きく広げて読むのを肘で咎めつつ、途中、その若いのが、居眠りしだして、こちらにもたれかかってくるのを、背もたれの調整をするふりをして、その背もたれで、ガンガン、頭を叩いたりしながら、お気に入りの音楽を聴き込んでいく。しかし、若いサラリーマンよ、マナー悪すぎ。
今日は、ブルー・ミッチェルという、ジャズ・トランペッターを集中して聴く。ブルー・ミッチェルのトランペットって、そこはかとなく音が柔らかで、それでいて、しっかりと吹ききっていて、その音がいかにも「ブラスの響き」って感じで、加えて、ファンキーなジャズ・トランペットを吹かせたら「結構イケル」って感じの、ジャズ・トランペッターの中でも、僕にとっての、お気に入りトランペッターの一人。
彼のアルバムを3枚、聴くことができたのだが、その中でも「The Thing To Do」(上写真)というアルバムは、いつ聴いても良い。またまた、ノリノリになった。カリプソ調の楽しい曲あり、ファンキーで小粋な曲あり、踊り出したくなるようなダンサフルな曲あり、モダン・ジャズ全盛期の、内容の濃い、立派なアルバム。ブルー・ミッチェルも実に楽しそうに、トランペットを吹ききっていて、聴いていて気持ちが良い。ピアニストに、若き日のチック・コリアが参加しているのも見逃せない(僕は、チック・コリアが大好き)。さすがはブルーノート、良いアルバムだねえ。とにかく、聴いていてとても楽しいアルバム。
音楽は、ジャズは、聴いていて、まずは楽しくないとね。
最近のコメント