スピッツは良いねえ
今日は、一日、大阪にいた。僕は、元来、晴れ男なのだが、今日は「おかしいなあ」。朝から雨。今日は、高校時代からの友人母娘と、茨木の山奥、忍頂寺ってところに遊びに行くところだったのだが、残念無念。高校時代から、ちょくちょく、行ったことがある懐かしい場所なので、楽しみにしていたのだけれど、ずっと雨。「誰が悪いんや?」。
といことで、行き先変更。雨の日、茨木市民なら「サティに行かなあかん」ということで、「マスター、茨木市民にならなあかん」諭されて、「ほな、茨木市民になろか」ではなくて、「そう言えば、JRから見るけど、行ったこと無いわ」ということで、3人でサティへ。これが、存外に楽しいところで、いやいや、いろいろと興味をひくモノがあって、買い物好きの僕にとっては「パラダイス」。なかなか楽しい一時だった。
さて、帰りの新幹線の中は、久しぶりにスピッツのCDを聴きながら、東京へ。バーチャル音楽喫茶『松和』の「懐かしの70年代館」の範疇から外れるんだが、僕は、スピッツがお気に入り。たまに、無性に聴きたくなる。
70年代のJポップは、演奏技術・録音技術はイマイチながら、歌詞・アレンジ・曲想は優れたモノが多く、今、聴き返してみても、粋で洒落たものが多かった。80年代は、デジタル録音全盛、バブル全盛で、歌詞・アレンジ・曲想は二の次、売れ筋・トレンド・打ち込みが主流になり、ポップな感覚は淘汰され、音楽的には停滞・マンネリに陥った。このままでは、90年代はどうなるのか、と思ったら、スピッツをはじめ、ミスチル・ゆず・ウルフルズなどが出てきて(どれも僕の好みのバンドばかりですけど・・・)、Jポップは生き返った。これらのバンドは、70年代のJポップの雰囲気を引き継ぎつつ、新しい音楽の要素をうまく取り入れ、70年代のJポップを凌駕した、レベルの高い楽曲を提供していて立派だ。
今日のスピッツは、「RECYCLE Greatest Hits of SPITZ」。「君が思い出になる前に」、「空も飛べるはず」、「ロビンソン」、「チェリー」など、珠玉の名曲がズラリ。僕は、特に、「ロビンソン」には、曲に溢れる「浮遊感」に強い思い入れがあって、大好きな曲だ。なんといっても、スピッツは歌詞が良い。そして、曲作りも個性ある曲作りで、その個性がクセになる。そして、時々、どうしても聴きたくなって、しょうがなくなるのだ。
今日は、スピッツで、心の洗濯が出来て、有意義な新幹線移動でした。
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こんにちは、また来ちゃいました。
私も洋楽志向ながらスピッツは大好きなもので。
以前、Voの草野クンがチープトリックのファンだと言っていたように、メロディーの良さには通じるところがあります。
特に「クリスピー」「空の飛び方」あたりのPOPなサウンドが好きですね。
最近では「三日月ロック」とか。
マスターのおっしゃるとおり、時々、無性に聴きたくなりますよね。
投稿: じんぺい | 2006年4月16日 (日曜日) 11時55分
じんべいさん、いらっしゃい。なんだか、じんべいさんとは、音楽の嗜好が合うみたいですね。心強いです(笑)。一度、バーチャル音楽喫茶『松和』の「懐かしの70年代館」にもお越し下さい。プロフィールのURLから入って頂くと、バナーが貼ってあります。私も、今度、じんべいさんのブログへ遊びに行きますね。
投稿: 松和のマスター | 2006年4月16日 (日曜日) 22時20分