最近のトラックバック

2019年1月23日 (水曜日)

クロスオーバーなビッグバンド

この盤は典型的な1970年代の米国でのクロスオーバーなビッグバンドの音である。電気楽器を大々的に使用して、アレンジは仰々しいほどにダイナミックで、効き過ぎるほどメリハリが効いている。展開は大掛かりで派手なもの。加えてここに、ハイノート・ヒッター、ファーガソンのトランペットが加わるのだ。まことに米国らしいド派手な演奏である。 Maynard Ferguson『Primal Scream』(写真左)。...

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2019年1月22日 (火曜日)

こんなアルバムあったんや・108

今日は「ジャズの日」。JAZZの「JA」が「January(1月)」の先頭2文字であり「ZZ」が「22」に似ていることから、1月22日は「ジャズの日」。東京都内の老舗ジャズクラブ「バードランド」「サテンドール」「オールオブミークラブ」のオーナーらによって立ち上げられた「JAZZ DAY実行委員会」が制定した記念日だそうです。 そんな「ジャズの日」の話題。ジャズ喫茶で流すと面白い盤って、結構あるんで...

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2019年1月21日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・138

ジョニー・グリフィン(Johnny Griffin)は「玄人好み」のテナー・サックス奏者。小柄ながら豪快且つスピード感あふれる演奏をすることから「リトルジャイアント」と呼ばれている。音は大きくテクニックは一流、シャープでスケールの大きい歌心溢れるフレーズを吹き上げる。基本のスタイルは「ハードバップ」。 これだけの個性豊かで正統派なテナーであれば、人気は高いと思われるのだが、何故か日本では人気はイマ...

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2019年1月20日 (日曜日)

ドイツ・ジャズの歴史的な好盤

欧州ジャズは奥が深い。欧州ではジャズが意外と盛んである。それぞれの国毎に、それぞれ個性を持ったジャズが存在するので、欧州ジャズはバリエーションが豊か。しかし、そんなバリエーション豊かな欧州ジャズについては、その情報はなかなか我が国には届かなかった。欧州ジャズの情報が何とか我が国に届くようになったのは、ネットの普及の影響が大きくて、21世紀になってからでは無いか。 CDレーベルとしては「澤野工房」の...

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2019年1月19日 (土曜日)

カシオペア流ジャズ・ファンク

前作『Photographs』は従来のカシオペアの音の最初の「集大成」的な音作り。爽快感と疾走感溢れるバカテク・フュージョン集団という従来のカシオペアの音をしっかりと踏襲している。従来のカシオペアの音の最初の「集大成」的な音作りが堪らない。このアルバムのリリースから、我が国における「カシオペア人気」が高まっていった。 この『Photographs』というアルバムで、バンド結成から培ってきた音の集大...

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2019年1月18日 (金曜日)

西海岸のビッグバンドな好盤

米国西海岸ジャズの特徴のひとつは「優れたアレンジ」。ジャズを鑑賞音楽として捉えて、勢い任せの一過性の即興演奏では無く、しっかりとアレンジを施して、良質の鑑賞音楽としてのジャズを世に供給する。これが、1950年代、米国西海岸ジャズの大きな特徴である。事実、優れたアレンジが施された好盤が米国西海岸ジャズには沢山ある。 『Theme Music from "The James Dean Sto...

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2019年1月17日 (木曜日)

ECMレーベルらしい内容と響き

欧州ジャズ・レーベルの雄、ECMレーベル。お抱えのジャズメン、多々あれど、そう言えばトランペットが少ないなあ、という印象がある。ちょっと思い起こしてみると、ケニー・ホイーラー(Kenny Wheeler)が先ず浮かんで、あとは・・・。あれれ、他はいないのか。う〜ん。最近では、イスラエル出身のジャズ・トランペッター、アヴィシャイ・コーエンなんかが、ECMレーベルから好盤を出しているんですが。そう言え...

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2019年1月16日 (水曜日)

ECMの音の「てんこ盛り」です

ECMレーベルのアルバムの聴き直し。1970年代のECMレーベルには専属のジャズメンが多くいる。米国のジャズ盤には一切顔を出さない。とにかくECMレーベルオンリー。例えば、ギターのラルフ・タウナーやテリエ・リピダル、テナーのヤン・ガルバレク、ベースのエバーハルト・ウェーバーやパレ・ダニエルソン、ドラムのヤン・クリステンセン等々、挙げれば切りが無い。この辺が、ECMレーベルは欧州ジャズを代表するレー...

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2019年1月15日 (火曜日)

ボス・テナーのオールスター演奏

以前、我が国ではジャズ・ミュージシャンの扱いが偏っていた。おおよその評論家の方々は米国東海岸ジャズが絶対で、同じ米国でも西海岸ジャズは「白人が中心で、アレンジされたジャズ」ということで、東海岸ジャズから一段低く見られた。ましてや、欧州ジャズなど以ての外で、黒人がやらないジャズはジャズじゃない、という極論まであった。 米国東海岸ジャズの中でも扱いに偏りがあって、結構良い音を出しているのに、ジャズ盤紹...

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2019年1月14日 (月曜日)

チック者に納得のライブ盤です

我らがチック・コリア。2013年9月と2010年の東京から、2012年秋から冬にかけての欧州ツアーから、それぞれライブ音源をセレクトした結果、CD3枚組になってしまったという、かなりボリューミーなライブ盤をリリースした。Chick Corea『Trilogy』(左をクリック)である。全く濃い内容のピアノ・トリオ盤でライブ感も心地良く、とても良い内容だった。 当時73歳のチックがこれだけのピアノ・ト...

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2019年1月11日 (金曜日)

フラーの代表盤『Blues-ette』

昨日、カーティス・フラーのリーダー作第2弾のお話しをした。カーティス・フラー(Curtis Fuller)とは1934年12月生まれ、米国デトロイト出身のジャズ・トロンボーン奏者。同じジャズ・トロンボーンのレジェンド、J.J.ジョンソンの驚異的なテクニック溢れる奏法とは違い、フラーのトロンボーンは木訥としていて「ほんわか、ほのぼの」な音が個性。 味があるというかファンキーというか、丸くて暖かみがあ...

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2019年1月10日 (木曜日)

全く普通のハードバップな演奏

ジャズ盤紹介本には滅多にその名が挙がらないのだが、聴いてみると、どっぷりと「ハードバップ」していて、聴き進める内に思わず聴き入り、気がついたら結構なヘビロテ盤になっている盤がある。どうしてこんな盤がジャズ盤紹介本に取り上げられないのかが良く判らない。恐らく、CDでリイシューされる機会が少なかったのが災いしているのだろう。 『Curtis Fuller with Red Garland』(写真左)。...

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2019年1月 9日 (水曜日)

何時の時代も「ハードバップ」

1960年代後半から台頭してきたロック・ムーヴメント。旧来からのジャズを大衆音楽の片隅に追いやり始めた。そして、当のジャズは、ファンキー・ジャズやソウル・ジャズといったジャズの大衆化とフリー・ジャズの急速な進展によるカルト化という二曲化が進み、多様化が顕著になっていた。 それでも、そんな時代でも、ジャズの基本中の基本なスタイル「ハードバップ」はしっかりと根を下ろしていた。ロック・ムーヴメントが顕著...

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2019年1月 8日 (火曜日)

これは良いよ「ウラ名盤」・3

米国西海岸ジャズの中で、人気ナンバーワンのトランペッターと言えば「チェット・ベイカー(Chet Baker)」。但し、ジャズ盤紹介本ではボーカリスト(アンニュイで中性的な唄声が個性)としてのチェットをクローズアップしているものが大多数で、チェット・ベイカーと言えば「ボーカリスト」と認識しているジャズ者の方々も多いのではなかろうか。 加えて、麻薬漬けでジャズメン人生の半分以上を棒に振った破滅型のミュ...

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2019年1月 7日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・137

バリトン・サックス(略して「バリサク」)の音が大好きだ。サックスについては、自分でも中学時代、アルト・サックスを吹いていたので、親近感がある。そんな中、好きな順に挙げると、バリトン → アルト → テナー → ソプラノの順になる。バリサクの音は良い。魅力的に響く重低音、肉声に近い、歌心溢れる中高音。 肺活量がかなり必要で、普通の人では吹くのが一仕事のバリサクではあるが、出てくる音は一番サックスらし...

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    yuriko*さんのブログ。都内のジャズ喫茶への訪問記録。ジャズと言えば『ジャズ喫茶』。敷居が高くて、と思っている方々に是非読んで頂きたいブログ。実際の訪問記録ですから読んでいて楽しく、実際の訪問時の参考になります。
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