「小粋なジャズ」盤を求めて、色々と探索している。色々な切り口から「小粋なジャズ」盤の情報を収集しているのだが、Twitterのジャズ盤に関するツイートは貴重な情報源だったりする。時々、こんな盤があるのか、と感じて、音源を検索したりして「小粋なジャズ」盤をゲットしている。
Lawrence Brown『Slide Trombone』(写真左)。1955年1月26日と9月14日の2セッションの録音にな...
Charles Mingus(チャールズ・ミンガス)。モダン・ジャズにおける希有のベーシストである以上に、バンド・リーダーとして、アレンジャー&コンポーザーとしての実力が突出していると僕は感じる。何時の時代でも、ミンガス・バンドの構成力、演奏力、展開力は非常似高いレベルを維持しているのは立派だ。
Charles Mingus『The Clown』(写真左)。邦題『道化師』。1957年2月13日と3...
ジャズには「ジャケ買い」という言葉がある。ジャケットのデザインが優秀なジャズ盤に「外れ」は無い、という格言みたいなもの。僕の場合、ジャズを聴き始めて40数年、この「ジャケ買い」については、年平均10枚ほどあって、確かに、優れたジャケットのジャズ盤には「外れ」が無い、という確率はかなり高い。
今回のこのジャケットもそうだった。パッと見て『The Other Side of Benny Golson』...
僕にとって、ベスト3に入るトランペッター、アート・ファーマー。意外と、当ブログで記事にしたリーダー作が残っている。主要なリーダー作だけで十分満足出来るトランペッターで、なかなか、ディスコグラフィーに上がっている「小粋なリーダー作」や「隠れ名盤」の類に手が回っていない状況。これは「イカン」ということで、しっかり、ファーマーのリーダー作の「落ち穂拾い」をやっている。
Art Farmer & ...
酷暑の日が続く。午前中でも、用事があって外を歩いていると、5分も経たないうちに、被っている帽子の表面が暑くなってくるのが判る。10分も日なたを歩いていると、両腕の皮膚がジリジリ焼けてくるのを感じる。これは確かに「危険な暑さ」だ。こういう酷暑の日は、エアコンをつけた部屋でジッとしているのが良い。そして、ジャズを聴くのが良い。
Oz Noy, Ugonna Okegwo, Ray Marchica『R...
「小粋なジャズ」をピックアップしては聴いている。最近は酷暑の日々。フリー・ジャズはもとより、複雑なモード・ジャズなど、難しいジャズはいけない。暑苦しく感じて息が詰まる。「小粋なジャズ」の中でも「判り易くて爽快感のある」盤を探しては、涼を求めている毎日である。
Dave Mckenna『The Piano Scene of Dave Mckenna』(写真左)。1958年の録音。ちなみにパーソネルは...
ジャズ・ピアノについては、ジャズの基本楽器のひとつとして、粛々と伝統は引き継がれている。フュージョン・ジャズのブームの時も、電子ピアノやシンセなど、鍵盤楽器の系譜はしっかりと引き継がれている。1980年代半ばの純ジャズ復古のムーヴィメント以降は、堅調に若手ピアニストが出てきて、現代においても、ジャズ・ピアニストはコンスタントに活躍している。
Bill Charlap(ビル・チャーラップ)。1966...
2週間ほど前に、Roy Eldridge, Dizzy Gillespie, Harry Edison『Tour De Force』について語ったのだが、この盤、録音も良くて、難しいことを考える事無く、リラックスして聴ける、聴いて気持ちがスカッとなるジャズ盤。そういえば、ディジー・ガレスピーとロイ・エルドリッジが組んだ、同じ様なトランペット・バトルな盤があったなあ、と思い立った。
Roy Eldr...
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