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2018年11月14日 (水曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・64

ジャズのアルバムって「出会い」だよな、と思うことがある。ジャズを聴き始めた頃は、ジャズ本紹介本やジャズ雑誌のジャズ盤紹介記事を頼りにアルバムを入手していくのだが、それにも限りが出てくる。今度はジャズ・レーベルのカタログを見渡しながら、そのパーソネルを吟味して「これは」という盤を入手する。これが当たったときは、思いっきり嬉しくなる。 James Clay『A Double Dose of Soul』...

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2018年11月13日 (火曜日)

今の時代の個性派な純ジャズ

以前から「ジャズは死んだ」とか「ジャズの進化は止まった」とか喧しいのだが、どうして、21世紀になっても、新しいジャズメンがどんどんとデビューしてくる。それも、旧来のジャズのコピーでは無く、今までに無い「新しい何か」を織り込んで、新しい雰囲気のジャズを聴かせてくれる。「ジャズは死んだ」なんてとんでもない(笑)。 Gerald Clayton『Tributary Tales』(写真左)。2017年の作...

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2018年11月12日 (月曜日)

ながら聴きのジャズも良い・34

1930年代から1940年代初めにかけて大流行した「スイング・ジャズ」という演奏スタイルがある。スイング・ジャズは、スウィングのリズムを含んだ軽快なダンス・ミュージックで、ジャズの根幹である「即興演奏」よりも、アレンジがメインのアンサンブルが重視された。グレン・ミラー楽団やベニー・グッドマン楽団が代表的存在。 1930年代から1940年代初めにかけて大流行した、というからには、スイング・ジャズは現...

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2018年11月11日 (日曜日)

ブレイク前夜のメッセンジャーズ

この金曜日の夜から急遽、里芋と柚の収穫に行ってきました。故に、金・土曜日の2日間、当ブログをお休みしました。今日から再開です。よろしくお願いします。  ジャズ盤の紹介本とかジャズの歴史本の記事を読んでいて、結構、誤解を招く表現があるよな、と昔から思っている。例えば、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズについては、ブレイキーとシルバーが袂を分かって以降、ベニー・ゴルソンが音楽監督に就いて、か...

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2018年11月 7日 (水曜日)

目立ちたがり屋が目立たない時

トランペットのフレディー・ハバード、根っからの「目立ちたがり屋」で、どんなセッションでも、とにかく目立ちたがる。大きな音で、テクニック豊かに吹きまくる、飛ばしまくる。それ故、グループ・サウンドのバランスが崩れることがほとんどで、1960年代のハバードのリーダー作は「いまいち」な感が強い。しかし、あるケースではそうはならずに、意外と好盤に仕上がっている盤もあるのだ。 Freddie Hubbard『...

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2018年11月 6日 (火曜日)

ジャズ喫茶で流したい・132

最近よく聴くお気に入りのギタリスト、カート・ローゼンウィンケルはサイドマンでのプレイにも光るものがある。基本的に彼のギターは純ジャズ志向なので、結構、他の純ジャズ・セッションに呼ばれることがあるようなのだ。ネットで調べてみたら出てくる出てくる。かなりの数、他流試合に出ているのだ。 Mark Turner『Yam Yam』(写真左)。1994年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Mark Turne...

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2018年11月 5日 (月曜日)

久々に「今日のスタート」受け

「クール・ジャズ(Cool Jazz)」というものがある。「クール・ジャズ」とは、ビバップの反動として1940年代後半に生まれた、白人寄りの傾向をもつジャズのジャンル(Wikipediaより)。洗練された控えめなテクニックとリズム。アンサンブルを始めとするアレンジの妙とそのアレンジを実現する楽器編成の妙。つまりは、喧噪に近い位に躍動的で、奔放なテクニックを旨とした「ビ・バップ」に対するアンチテーゼ...

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2018年11月 4日 (日曜日)

こんなアルバムあったんや・105

最近はジャズ・ギターもよく聴く様になった。もともとジャズ・ギターは苦手であった。レジェンド級の伝統的なジャズ・ギターは、どうにも僕の耳には音が細く感じて、演奏に乗りきれない。ジャズを聴き始めた頃、何度もチャレンジしたのがどうにもいけない。熟慮の上、他の楽器を優先して、ギターは後回しにした。ということで、本格的にジャズ・ギターのアルバムをしっかりと聴き始めたのは、ジャズを聴き初めて20年位経った、2...

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2018年11月 3日 (土曜日)

ローゼンウィンケルのデビュー盤

ジャズ・ギタリストの好みとしては、1950年代のハードバップ時代に大活躍した、伝統的なレジェンド級のギタリストよりは、1980年代以降にデビューした、正統派ジャズ・ギタリストの方が好みである。恐らく、1970年代以降、電気楽器としてのギターの環境は飛躍的に発展して、フロント楽器として、管楽器に引けを取らない音が出せるようになったからだろう。1950年代から60年代のジャズ・ギターについては、まだま...

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2018年11月 2日 (金曜日)

ウッディ・ショウを思い出した

ジャズを聴き始めた頃から、その名前は知っていた。しかし、そのジャズメンのリーダー作は日本ではほとんど見なかった。その後、ジャズ喫茶で、そのジャズメンのリーダー作を聴かせて貰った。テクニック優秀、流麗でブリリアント、吹きすぎず、吹かなさすぎず、丁度良い塩梅の手数のトランペット。そのトランペットの名前は「ウッディ・ショウ(Woody Shaw)」。 ウッディ・ショウは1944年生まれ。米国はニュージャ...

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2018年11月 1日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・132

最近、Dusko Goykovich(ダスコ・ゴイコヴィッチ)の新作を聴いて、無性に彼のトランペットが聴きたくなった。そう言えば、しばらく聴いてなかったんなや〜。好きなトランペッターなんですよ、ゴイコヴィッチって。初めて聴いたリーダー作が『After Hours』(1971年の録音)。ジャズを聴き初めて15年くらい経ってからかなあ。 ダスコ・ゴイコヴィッチは、旧ユーゴスラヴィア(現ボスニア・ヘルツ...

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2018年10月31日 (水曜日)

纐纈歩美のボサノバ・ジャズ

日本のジャズ・シーンについて、若手ミュージシャンについては「女高男低」。女性のジャズ・ミュージシャンは優れものがどんどん出てきたが、男性はさっぱりである。何故かなあ。もともと男尊女卑的な感覚は持ち合わせてはいないので、それでも良いかなあ、と最近は思う。何故ならこの10年にデビューした女性ジャズ・ミュージシャンの中で、今でもコンスタントにアルバムをリリースしている「現役」は、皆、優れた中堅として活躍...

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2018年10月30日 (火曜日)

再掲『ジム・ホールの想い出 』

ベーシストのリーダー作は、なかなかに聴き応えがあるものが多い。ベースのテクニックをメインにした盤は当たり前なんだが、ベースという楽器のポジションを活かした「グループ・サウンド」をプロデュースしコントロールした盤が良い。リーダーであるベーシストの音楽性がとりわけ良く判る。特にライヴ盤では、リーダーのベーシストのテクニックと音楽性の両方が良く判る盤が多く、ベーシストのリーダー作はライヴ盤だったら、迷わ...

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2018年10月29日 (月曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・74

ジャズメンの評価の中で「弾きすぎる」とか「吹きすぎる」というものがある。どうも我々日本人独特の評価みたいなんだが、日本人のジャズ者の方々は、ジャズ演奏の「間」とか「奥ゆかしさ」を尊ぶきらいがある。音数を厳選し、決して多すぎず、最低限の音数でアドリブを展開する「間」と「奥ゆかしさ」。これを全てのジャズ演奏に適用したら、スッカスカの演奏になるものもあるとは思うんだが・・・。 僕は「弾きすぎ」と「吹きす...

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2018年10月28日 (日曜日)

作り手と聴き手の評価が違う盤

音楽のアルバムって、作った本人の感覚と聴いた人との感覚とが全く異なることがある。おおよそ、作った本人が「失敗作」とした盤が、聴き手には「好盤」に感じるケースが多い。逆に作った本人が「好盤」と感じるのに、聴き手が「失敗作」というケースは少ないだろう。この場合は作った側が、客観的に自分の音楽的成果を評価出来ない場合に限るからだ。 実はパット・メセニーにも、そんな作り手と聴き手、それぞれの評価が乖離して...

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