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2018年12月10日 (月曜日)

テテの初期の傑作ライブ盤

テテ・モントリューは、スペインのカタロニア出身のジャズ・ピアニスト。生まれた時から盲目であったが、彼のプレイを聴くと判るが、とても盲目のピアニストとは思えない、速弾きで多弁なフレーズが得意中の得意。彼が盲目と知ったのは、彼のプレイに出会ってから15年も経った後だったが、盲目と知った時は思わず「絶句」した。1933年生まれなので、生きていれば85歳。しかしながら、1997年、64歳で鬼籍に入っている...

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2018年12月 9日 (日曜日)

38回目のジョンの命日である

忘れもしない。1980年12月8日 (月) 22:50 (EST)、1980年(昭和55年)12月9日(火) 12:50 (JST)、ジョン・レノンは凶弾に倒れた。パトカーの後部に乗せられて、ルーズベルト病院へ搬送。そして、失血性ショックにより死去。享年40歳。あれから今年で38年が経ったことになる。ジョンが生きていれば78歳。どんな翁になっていたんだろう。見てみたかったなあ。 当時、僕は22歳。...

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2018年12月 8日 (土曜日)

伝説のハイノート・ヒッター

アメリカンなビッグバンドは基本的に白人中心。一聴すると直ぐに判る。明るくメリハリが効いていてダイナミック、その展開やソロについてはキャッチャーで「ウケてなんぼ」的。ショー的な要素も見え隠れする。ファンクネスは希薄で、都会的で洗練されたアレンジ。1970年代には電気楽器を率先して導入。流行に節操なく追従する「脳天気」さも見え隠れ。そんな「あっけらかん」としたアメリカンなビッグバンドは聴き応え満点であ...

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2018年12月 7日 (金曜日)

WRのビッグバンド・アレンジ

唐突ではあるが、僕は「Weather Report」(以降WRと略す)というバンドが大好きである。ジャズを聴く切っ掛けを作ってくれた大学時代の友人宅で、『Heavy Weather』を聴かせて貰って「おったまげた」。それまでロック一辺倒だった僕が、まずはフュージョン・ジャズに目覚めた瞬間であった。演奏テクニックといい、演奏の迫力といい、これは凄いぞ、と思った。 そのWRのリーダーは「ジョー・ザヴィ...

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2018年12月 6日 (木曜日)

硬質でグルーヴィーなヴァイブ

先週の土曜日だったか、ウォルト・ディッカーソンをご紹介した。ジャズ・ヴァイブの二枚看板、ミルト・ジャクソンとゲイリー・バートン。ミルトはジャジーでファンキーな正統派ジャズのヴァイブ、バートンはニュー・ジャズな響きが個性のヴァイブ。ウォルト・ディッカーソンは、この代表的なヴァイブ奏者2人とは全く異なる個性の持ち主であった。 もう一人、代表的なヴァイブ奏者2人とは全く異なる個性の持ち主が存在する。デイ...

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2018年12月 5日 (水曜日)

ビッグバンド・ジャズは楽し・46

日本のジャズ者の方々は硬派な方が多い。「ジャズはかくあるべし」とか「テナーはこうでないと」とか「ビッグバンドは侘び寂びがないと」とか、いろいろと自分なりの基準を持って、様々なジャンル、トレンドのジャズをバッサリと一刀両断。好みのジャズは思い切り聴くが、それ以外はまず聴く耳を持たない、という、竹で割ったような方々が多い。 これって、意外と日本人のジャズ者、共通の傾向っぽい。僕みたいにジャズの好みにつ...

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2018年12月 3日 (月曜日)

SteepleChaseのコルトレーン

最近、SteepleChaseレーベルの盤をあれこれ聴いている。SteepleChaseレーベルは、マイルス・コレクターとして有名な、デンマークのニルス・ウインターが、1972年立ち上げたジャズ・レーベル。1970〜80年代を中心に、ジャズ史に残る名盤を数多く生み出した欧州ジャズ・レーベルの老舗である。 SteepleChaseレーベルは、欧州のレーベルとしては比較的、米国系のレーベルに近い演奏の...

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2018年12月 2日 (日曜日)

こんなアルバムあったんや・107

デクスター・ゴードン(Dexter Gordon・愛称「デックス」)のテナーは、僕にとっては「永遠のお気に入り」。彼の大らかで朗々と鳴るテナーは、ジャズを聴き始めた頃、『Our Man in Paris』を聴いて痺れて以来、折に触れて親しみを持って聴き続けてきた「永遠のお気に入り」である。意外と日本のジャズ者の方々の中ではちょっとマイナーな扱いであるが、マニアなジャズ者の方々には結構受けているみた...

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2018年12月 1日 (土曜日)

唯一無二な「モード・ヴァイブ」

僕がジャズを聴き始めた頃、今を去ること40年前。ジャズ・ヴァイブについては、ミルト・ジャクソン、以上、だった。しかし、当時、チック・コリアとのデュオで人気の出た、ゲイリー・バートンのヴァイブの方が僕は好きだった。でも、ミルトは別格だったなあ。きっと今でも、ジャズ・ヴァイブの代表的ジャズメンは誰か、と問えば、ミルト・ジャクソンとゲイリー・バートンの二人に落ち着くんだろうなあ。 ジャズを聴き進めて行く...

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2018年11月30日 (金曜日)

スピリチュアル・ジャズの先駆者

現代のスピリチュアル・ジャズを興味深く聴いていると、昔のスピリチュアル・ジャズやフリー・ジャズを振り返ってみたくなる。1960年代後半から1970年代までの間のスピリチュアル・ジャズ。最初は「オーネット・コールマン」。そして、続くのは「ジョン・コルトレーン」。このコルトレーンが当時のスピリチュアル・ジャズ、フリー・ジャズを牽引する。 このコルトレーンが亡き後、雨後の竹の子の様にスピリチュアル・ジャ...

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2018年11月29日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・135

21世紀も既に20年が経とうとしている。21世紀に入ってもジャズは深化している。そして、最近ではスピリチュアル・ジャズが気になっている。昔はフリー・ジャズとスピリチュアル・ジャズはイコールだと思っていた。しかし、今は違う。最低限の決め事の中で、感情とテクニックの赴くままに吹きまくるのがフリー・ジャズ。フレーズに印象的なものは「まず無い」。 スピリチュアル・ジャズはしっかりとした決め事に則って、限り...

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2018年11月28日 (水曜日)

ジャズ大衆化のアンチテーゼ

確かにこの人のテナーはユニークやなあ、と思う。良い音をさせて正統なテナーを吹く。しかもフルートはクラシックの教育を正式に受けている。しかし、ジャジーではあるがファンクネスは希薄。フレーズのそこかしこに中近東のオリエンタルなフレーズが顔を見せ、エキゾチックな雰囲気を漂わせる。欧州から中央アジアまでのフレーズをごちゃ混ぜにしたジャズ。 Yusef Lateef『The Centaur and the ...

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2018年11月27日 (火曜日)

楽器が鳴るということは重要

ジャズにおいて「楽器が鳴る」ということは重要なことである。「楽器が良く鳴る」ということは、フレーズが乱れること無く、割れること無く、揺らぐこと無く、しっかりスッと通る。ストレートにフレーズのニュアンスが伝わる。加えて「楽器が鳴る」ということは、それだけの優れたテクニックがあるということだ。 Charles Sullivan『Re-Entry』(写真左)。1976年8月17日の録音。ちなみにパーソネ...

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2018年11月26日 (月曜日)

マクブライドの「新しいジャズ」

このところ、新しいタイプのスピリチュアル・ジャズが流行っている。今までのスピリチュアル・ジャズの印象は、感情のおもむくままに楽器を吹き鳴らし、精神性の部分を強調したフリー・ジャズのバリエーション、ということ。その激しいアブストラクトな吹奏は、時に「馬の嘶き」にも匹敵し、音楽鑑賞という行為の中では、かなりの苦行を強いられる。つまり、一般的に敬遠されがちなジャンルではあった。 しかし、最近、そのスピリ...

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2018年11月23日 (金曜日)

ジャズ喫茶で流したい・134

ジャズ・ヴァイブのレジェンドと言えば、まずは「ミルト・ジャクソン(Milt Jackson)」。ジャジーでブルージーなヴァイブが身上で、テクニックは優秀、ファンクネス溢れるアドリブ・フレーズが最大の個性。伝説のカルテット、Modern Jazz Quartet(MJQ)の一員でも有名で、アーティステックでブルージーなヴァイブはMJQ、ファンクネス溢れる流麗なヴァイブはソロで、というのが定番。どちら...

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    ホームページを一新しました。「ジャズ・フュージョン館」と「懐かしの70年代館」の入り口を一本化し、内容的には、当ブログの記事のアーカイブを基本としています。  
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